自堕落男の憂鬱


久し振りにランニングの話を。

いつの頃からか、2月が28日(閏年は29日)しかないことが恨めしくなってきた。1年365日のうち11か月は30日か31日なのに、なんで2月だけ28日なんだ?と。
とりわけ年度末を迎える3月が繁忙になればなるほど、2月の28日間に他の月から2日を足してこられないものなのかと、どうすることもできない失望感に襲われるようになった。

もうすぐ役目を終える平成。来年からは天皇誕生日が2月になる。今年の天皇誕生日は「平成の天皇誕生日」として祝日のままのようだが、来年からは2月の祝日が2日(建国記念の日と天皇誕生日)になるということを考えると、2月がますますあっという間の1か月になりそうな気がする。

毎年のことだが、2月は1年で最も走る距離が短い。決して2月そのものが短いからではない、と思いたい。その中でも今年は、ここ数年で特に短い走行距離に終わりそうだ。国内に目を向けると、マラソンシーズンもそろそろ佳境と言われる時期に差し掛かり、今週末には日本最大のマラソン大会と言っていいであろう東京マラソンが開催を控えている。

そんな中にあってもシーズンオフよろしく、すっかり走ることから離れ、仕事して飲んで喰って寝てのローテーションが、まるで作業工程表のごとく毎日組み込まれている。そのローテーションを変える気にもならないぐらい自堕落な日々を過ごしている、ということなのだろう。

一方で、今の置かれている立場や仕事の内容を鑑みると、平日に走ることは現状ほとんど無理となっている。
決して時間がないわけではない。寸暇を惜しんで走る時間を作ればいいだけの話だし、早朝や夜間に走るという方法もあるのかも知れないが、氷点下の中、暗闇の路面凍結した道路を走るというのは、なかなか難儀なことである。もちろんそれをこなしている人もたくさん知っているが、僕はそこまで走ることに固執している訳ではない。

だからこの時期は、作業工程上のローテーションの合間になると何をすることもなく、まさにRAMBLING状態に陥る。

そしてもう一つ、降雪量の増えるこの時期、朝晩の雪片付けがトレーニングなのだと言い訳をしながら日々を過ごしているのだが、今年はその雪片付けの回数もそれほど多いわけではなかった。

(でも、小屋から落ちてきた屋根雪の量はハンパじゃなかった)

その一方で、連日あれやこれや仕事に私事にと追われることとなり、走る気力はどんどん削がれていった。まだ走る準備が整っていないと言い訳しながら、自らにリミッターを取り付け、なるべく走らないようにしていた、そんな感じだ。

更に2月は、ほぼ毎週のように繰り広げられた飲み会(2月だけで7回!)が追い打ちをかけることとなり、ますます走ることから足が遠のいていた。

そして、とどめの一撃に見舞われることに。

何と、軽いギックリ腰を発症してしまったのだ。これで完全に走ろうという気持ちがキレた。
走るどころか歩くことすら辛くなり、せっかくの週末の晴天を、他人事のように(かつ恨めしげに)眺める、そんな感じだった。

走った距離は裏切らないとは言うものの、中身も大事、とこれまでは嘯いてきた。しかし、走った距離云々を語れるような状況でもなくなってしまった。

こうなると、走るという「行為」から完全に離脱してしまった感じだ。大したことのない過去の記録にばかり縋るヘッポコランナーここにあり!なのだ。

しかし残念ながら時間は待ってはくれない。逆に、置き去りにされるのは自分だ。
そう考えたら今度は、焦燥感が生まれてきた。何せ4月5月と、既に出場予定の大会が決まっているからだ。

ここで腐りきって落ちぶれるのも自分だし、這い上がる機会を掴むのも自分。

…いよいよ居ても立ってもいられなくなってきた。
ちょうどギックリ腰を発症したころから、一気に気温が緩み始めた。道路に残っていた雪も大分減り、ランニングシューズで歩道を走れるぐらいの状態になっていた。

まだ腰が完治していたわけではないが、おとなしくしているのもバカらしくなり、2月最後の日曜日には、一念発起とばかり鼻歌混じりで外を走ってみた。

走り出さなきゃ始まらない
そんなペースじゃ意味がない
YOU’RE JUST A RAMBLING MAN
やりたいようにやれよ

たかがお前のことなんて
世の中誰も知りやしない
YOU’RE JUST A RAMBLING MAN
思い知らせてやれよ

本当は完治するまで走っちゃならないということは百も承知。でも、初春を感じさせるような陽気の誘いを断るわけにはいかなかった。雲一つない青空の下を走るのは、やはり気持ちが良かった。腰の痛みを忘れるぐらい、気持ち良かった。ただしその一方で、花粉が飛散し始めていることを感じる結果にもなった。

ここ最近出場した大会の前に十分な練習を積むことができなかったのも事実だが、これは言い訳にもならない。

いい加減そろそろ学習能力を高めなければならないし、ギックリ腰に負けていられないのだ。

しかし、弱り目に祟り目。

ギックリ腰の次にやって来たのは、花粉症に見せかけた風邪だった。
この時期は花粉症なのかインフルエンザなのか風邪なのか、素人判断ではホントにわからない。

出勤直後から悪寒に見舞われるという悲劇。慌てて早退し病院に走ったが、その頃には悪寒も治まり、グロッキー状態から脱していたんだからワケがわからない。結局、風邪薬5日分を処方してもらった。

そんな七転八倒の日々を過ごしているうちに、気がついたら2月最終日となっていた。やっぱり時間は待ってくれないのね。

しかし、一体いつになったらリミッターを解除する日がやって来るのだろう。
いい加減この負のスパイラルから抜け出さないと。

※今月何と、54kmしか走ってねえし。


投稿者: のんべ

1971(昭和46)年 青森県生まれ。弘前市在住の青森県職員。 プリンスとビールと豆腐とラーメンを愛する。安いカメラでいかに安っぽくない写真を撮影するかに興味あり。 ブログの内容の多くは、いつの間にか趣味となった「走ること」がメインです。