日別アーカイブ: 2016-05-23

ケガとランシャツと私


昨日の優駿牝馬(オークス)、軸2頭は鉄板だろうと思い、3着の穴馬入線に期待しながら3連複総流しで馬券を購入したのですが、結局波乱は起きぬまま、1,600円の購入額に対し払戻金は2,070円。収支はたった470円のプラスで、生ビール一杯も飲めないような結果に終わりました。(久しぶりにスポットで予想を立てている春のGIはこれで2勝2敗、現時点では辛うじて収支プラス)

競馬もパチンコもそうですが、勝った時の話は聞くけれど、負けた時の話はほとんど聞いたことがありません。以前、ラーメン屋で隣に座った若者同士が「パチンコの負け金額自慢」をしていましたが、その桁の違いに、聞くに堪えがたい内容でした。

マラソンでも似たようなことがあります。
自分の術中にはまったレース展開でゴールできた時、好タイムが出た時はこぞって雄弁に語りたがる傾向にありますが、逆に失敗レースに終わった時や平凡な記録で終わった時は、あまり積極的に口外しようとはしません。(まあ、どちらも口外したところでどうなるものでもないんですけれどね。)

そして、もう一つあまり話したがらないのが、負傷、怪我をした時のこと。
少しでも強くなりたい、少しでも速くなりたいと突き詰めていくと、練習内容もハードになっていきます。当然そこは未知の世界ですから、常に負傷や怪我の危険性が伴います。

僕も自称「ケガの小売店」を標榜していますが、春先にペースを上げることで、何かしらの怪我や負傷を負ってしまい、結果的に秋口まで練習の質を上げられずにシーズン・インする、ということを毎年のように繰り返しています。

ケガをした時によく言われるのは、「ストレッチ」のことです。
定例となっている土曜日早朝の練習の場において、以前は走る前、走った後に肩の関節を柔らかくする等のストレッチをみんなでやっていた記憶があるのですが、最近はストレッチを施している人があまりいなくなりました。
確かに僕自身も、「どうせ走りながら身体を温めるのだから、ストレッチの必要はない」という先入観をいつの頃からか抱くようになっていました。
ランニングクラブの中で僕は、3本の指に入るほど(というかダントツといって良いぐらい)身体に柔軟性がありません。だからこそ、走る前後のケアはとても重要になってきます。その一つがストレッチ、というワケです。

たまたま僕が気づいていないだけなのかも知れませんが、例えば走る前後のストレッチの方法や、ケガをした時の対処方法(病院に行け、といわれればそれまで)について、少なくとも僕の周りではあまり情報共有されていないような気がします。
ストレッチも静的・動的色々ありますので、やり方一つ間違えると、逆に筋肉や靱帯を痛め、ケガに繋がってしまう(ケガを悪化させる)ことにもなりかねません。なので、こういった必要最低限の情報は、何らかの形で共有した方が良いのかな、と、考えている次第です。

ちなみに僕が経験した負傷をざっと挙げてみると…
足底筋膜炎、ランナー膝(腸脛靭帯炎)、種子骨炎、アキレス腱周囲炎、ふくらはぎ肉離れ(軽度)、シンスプリント、ハムストリングス痛、股関節痛、腰痛、等々。更にこの他に五十肩なんていうのもありました。

このうち、アキレス腱周囲炎と種子骨炎は一度、ランナー仲間でもある整形外科の先生の診察を受け、投薬や注射などを処方していただきましたが、未だに引きずっている感じです。多分根本的な治療をしない限りは、治癒しないのかな、と思っています。

ん?だったら根本的な治療をすればいいじゃないですか?そうですよね。まさに御意。
でも、そこまで踏み込めない自分の弱さが、更に状況を悪くしているのかも知れません。

その弱さを露呈しているのは、自分自身に対する「焦り」が相当影響していると思います。
Nike+やJogNoteなど、自分だけではなく仲間が練習に取り組んでいる様子がつぶさにわかるウェブサイトがあります。オレが休んでいる間、みんなは走っている…。自分も走らないと!という「焦り」。
この「焦り」こそが、怪我からの治癒を遅らせる最大の要因と言ってもいいでしょう。

他人は他人、自分は自分。こういう時こそ、平常心で「吾(われ)」を見失わない心構えが必要になってきます。そういう心構えを有することが、やがて「悟る」ことに繋がっていくのだと思います。

実は今も、右脚ふくらはぎが軽い肉離れを起こしているらしく、今週は一切走らないつもりです。練習をしないということは、それだけストレスにもなります。仲間の皆さんが走っているのも、気になります。が、それを気にして練習を再開すると、かえって状態を悪化させるだけだということは、自分自身がよく分かっています。だからこそ、平常心で今の状態を受け入れる必要があるのだと思っています。今はですね、こうやって脚の快復を待つことを口実に休んでいることが、ラッキーだと思っているぐらいで。
敢えて自分から積極的に茨の道を進む必要はないですからね、遠回りこそが最大の近道だと言い聞かせています。

次の日曜日、ハーフマラソンの大会がありますので、まずはそれまでに脚の状態を戻すことに専念したいと思います。(3戦連続のDNSは、さすがにゴメンです。)

ということで今季2戦目となる次の大会はガチンコではなく、様子を見ながら軽めに行きますからね、皆さんくれぐれも煽らないで下さいね!

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