日別アーカイブ: 2015-09-14

自分を鼓舞するための、言葉

NHKで放映されている「プロフェッショナル 仕事の流儀」が好きでよく観ています。そこに登場した方々の珠玉の言葉を1冊にまとめた本が、これまで4冊発刊されています。そのうち、最新刊を除く3冊を先週図書館から借りて読んでいます。この中(といっても3冊ではなく2冊)からプロフェッショナルの言葉をいくつかピックアップ、自分への励ましの言葉として整理しました。(自分への励まし、というところがミソです。)

読みながら、頭の中ではすっかりあの音楽と、ジングルと、そしてナレーションが響いていました。
目次に書かれている言葉を拾うだけでも、充分読み応えがあります。
巻頭には、「気になった言葉から読み進めてください」みたいなことが書かれてありました。が、順を追って読まずにはいられませんでした。

どの言葉も、ものすごくズシンと、胸に、心に、そしてお腹に響くものばかりでした。言葉を越えた…いや、言霊といってもいいかも知れないです。そしてその中から、ジャンルも世代も異なる二人の方がお話ししていた言葉を、一つのセンテンスとして自分用にチョイスし、まとめてみました。というか、偶然にもうまくまとまりました。
今の僕にはこれぐらいのハッパが必要。思い切りポジティヴになってやろうじゃないの、やってやろうじゃないの、と。

・人は変えられないが、自分は変えられる。人を変えたいのなら、まず、自分が変わることだ。

前述のとおりこの言葉、前者と後者それぞれ違う方がおっしゃっていた言葉なんですが、何という偶然でしょう。一見すると二律背反のように思えますが、裏を返せばそれは、自分が変わらなければ人も変わらない、ということなのだろうと思います。

・何ごとかをなし遂げるのは、強みによってである。できることは、あきらめないこと。

強くなりたいと思います。その思いの先にあるのは、何かを成し遂げたいという願いがあるからです。でも、それができるかどうかは自分にかかっています。まさに今の自分が求めている言葉。慌てず、焦らず、あきらめない。その先には、きっと成就が待っているはずです。後半の言葉だけでも、ズシンと響きました。

・しんどいなあと思うけど、勉強と努力をやめた瞬間、終わるだけ。静かに、終わるだけ。なんとかなるよ。

前の言葉からも繋がってきますが、勉強や努力をやめた瞬間、つまりあきらめた瞬間、終わるんです。そしてそれは、これまでの努力を水泡に帰することになるわけです。しんどいなあ、辛いなあと思っても、やめなければなんとかなるものなのです。そう、なんとかなる、きっと。

・人生はやるか、やらないしかない。一番大事なことは、腹をくくっていること。

やるというのも覚悟。やらないというのも覚悟。自分自身腹をくくっていると思っていても、実は全然腹をくくれていなかったことが、これまで何度も何度もありました。つまり、覚悟していないんですね。生きていくのも覚悟が必要です。

・何ができるかより、ほんとうにやりたいことは何か。苦労、困難をして得られたものにこそ価値がある。

自分の手の届く範囲でしかない「できること」だけをやっているようでは、そこから成長はありません。ほんとうにやりたいことがあるならば、苦労も困難も厭わない。あるいは、ちょっとした苦労、ちょっとした困難の積み重ねにより、劇的な化学反応が生まれ、それが価値を見出すかも知れません。
今の地位や場所に安住して楽をするんじゃなく、苦労や困難を経験することによって、人間は進化を遂げるのでしょうね。