日別アーカイブ: 2018-11-03

「ジョンガルナイト vol.2」の夜

もともとアラフィフの4人が集まって始まった「ジョンガルナイト」。
発端は、僕の誕生日の際に、同い年で来年年男、更に同業でもある平川市の怪童NZM氏が寄せてきたコメントだった。

「近々飲むぞ。」「OK、やろう。」

このやり取りに加わってきたのが、平川市の孤高のグルメこと桃尻男爵NRK氏。
「ワもカデデ(加えて)。」
「もちろん!」
更にもう一人、弘前のファッション界を長年にわたり見守り続けてきたカメラ番長HNM氏からも、「オラも混ぜで!」と。

それぞれ繋がり方に濃淡はあったけれど、職業も趣味も年齢も微妙に異なる4人が一堂に会したら、化学反応的な何か面白いことが起こるんじゃないかな、と朧気ながら思った。単なる異業種交流会では終わらない、何かがあるに違いない、と。
鉄は熱いうちに打て、ということで、2月に入り早速日程調整を開始。ところが、なかなか日程の都合が合わない中、例の小川原湖の事案が発生するなど、更にズルズルと開催は伸びていった。

雪が解け、芽吹き始めた頃にようやく開催が決まったその集まりは、なぜかいつの間にか「ジョンガルナイト」と名付けられていた。
…さて、ひょっとしたらこの投稿をご覧になっている多くの方は、「ジョンガル」が何を意味するのか分からないと思う。広辞苑にも載ってないから。

ジョンガル【じょん・がる】(動ラ変)勃起すること。津軽の一部の地方のみで使われるスラング。転じて、いきり立つこと。奮い立つこと。

今の世代の子たちは、この言葉を使うのだろうか。僕らの世代でも、せいぜい中学生ぐらいまでしか使わなかったし、いい年を扱いた大人がこの言葉を使っている光景に出会ったことはなかった。

しかし、四十路を過ぎたあたりから、僕らの周りでこの言葉を再び耳にする機会が増えた。いや、自ら発し始めたのかも知れない。
一つのきっかけは、NZM氏の地元でもある平川市碇ヶ関地区で開催される「たけのこマラソン」に挑むことを、「ジョンガル」というようになったことからだった。その前後から、僕とNZM氏の間では普通に「ジョンガル」という言葉を使っていたし、それは決してスラングのような使い方ではなく、あくまでも「頑張る、奮い立つ」という本来からはかけ離れた意味で使うようになっていた。

ということで、4月27日、ついにこの4人が揃い、第1回の「ジョンガルナイト」が開催された。
詳細は、カメラ番長HNM氏の投稿をご覧いただこう。
FEROKIE BLOG【ジョンガルナイト】

第1回ということで、あまり深いところまでの話には及ばなかったと記憶しているが、心も体もおなか一杯にして帰ったことを覚えている。

それから半年以上が経ち、そろそろ第2回目を開催してみようかと思い立ち、声を掛けてみた。
自分で言うのもおかしな話だけれど、役人二人が結構疲弊しているな、と思ったのも一つの要因だった。カンフル剤を注入しなければ。

日程調整は、今回はすんなりと決まった。
場所も、弘前駅前にあるお店で開催することに。ただ一つ違ったのは、アラフォーの1人が加わったことだった。
餌食となったのは、僕の義妹の旦那であり、弘前市や青森市に農産物や総菜を中心とした店舗を構える「アナール」…いや、ボヌールTKHSくん。
親戚関係にあるTKHSくんを、さも怪しげかついかがわしい香り漂う「ジョンガルナイト」に誘うことはちょっと抵抗があったが、誘ってみたら誰よりも気持ちをジョンガラせて参戦してきた。

ちなみに。「津軽じょんがら節」という民謡があるが、「じょんがら節」と「ジョンガル」は全く別物であり、「ジョンガル節」もこの世には存在しないのでご留意願いたい。…いや、「ジョンガル、節」は存在するのかも知れないが。

話を元に戻そう。
というより、この日の模様もカメラ番長HNM氏が非常にわかりやすくまとめて下さっているので、そちらをご覧いただきたい。
FEROKIE BLOG【ジョンガルナイト Vol.2】
…となると、僕が大変手抜きをしているように見られてしまうので、記事で触れられていない内容を補完したい。


(この日食べたあん肝)

(県産魚のお造りは津軽塗に載せられ。)

(オッサンも撮影に萌えるのである。)

(NRK男爵はカメラから違う。)

1.シケベな話は酒が進んでから。

(ジョンがったキュウリ。)

2.話の範囲は多岐にわたる。でも、仕事の話はあまりしない。

(HNM番長に睨まれる。ボヌールTKHSくんと怪童NZM氏は、NRK男爵に叱られているわけではありません。)

3.みんなが考えていることは結構似て非なる。でも、思いは近い。
4.結局のところ、地元を少しでも良くしたい、という思いは一緒。
(「まちづくり」もあれだけど、「まちそだて」も大事だよね。)

(エロ話そっちのけで、真剣に議論しています。)

…って、十分手抜きですね。すいません。
さて、次回以降の展開が楽しみになってきた。ジョンガリアンは増幅していくことになるのか、それとも…。
※ネーミングはさておき、決して男性だけで楽しもうという会ではありませんので、しつこいですが念のため。