月別アーカイブ: 2013年3月

久しぶりのロックンロールアルバム。


佐野元春の15作目となるオリジナルアルバムが、彼の57歳の誕生日に発売された。タイトルは、「ZOOEY」。
The Heartland、The Hobo King Bandと、熟練したメンバーや気心知れた顔ぶれで編成されたこれまでのバンドとは異なり、若手のミュージシャンで編成されたTHE COYOTE BANDが今回のアルバムで初めてクレジットされた。

「ZOOEY」ってどんな意味なんだろう…と思ったら、彼から直接解説されているテキストコンテンツがあった。

「ZOOEY」とは、ギリシャ語の「ZOE(ゾーエー)=いのち」を語源とする。この「ZOE(ゾーエー)」は生物学的な命ではない。生物学的な命が終わっても、決して消え去ることなく輝き続ける命を指している。
「アルバム『ZOOEY』について」より。)

一聴してまず思ったのが、その勢い。1曲目から「あれ?これってアンジェリーナの録り直し?」かと思ったら一転、そこから繰り広げられるTHE COYOTE BANDと彼との掛け合いに一気に引き込まれた。ここ最近の彼のアルバム、特に長い間所属していたレコード会社を離れ、新たなレーベルを立ち上げた後は、年相応の佇まいといえばいいのか、どこか落ち着いてしまったところがあったというか、それでいてメッセージ性を秘めた曲が多くなったというか、そういう片鱗を端々に感じることがあったのだが、今回のアルバムは、その落ち着き具合をいい意味で裏切っている。

そして、何よりも強く感じたのは、アルバム全体に広がる「愛」だった。ライナーノーツにも記述されていたように、このアルバムの楽曲の多くに登場する「愛」というフレーズ。そして、その「愛」を後押しする疾走感。佐野元春の新作で、こんなにはしゃげるとは思わなかった。

若いバンドメンバーに触発されたのか、あるいはまだまだそんな落ち着いている場合じゃないぜ、と開眼したのかは定かではないが、とにかく今作は、何か格好いいんだな。

いや、57歳のオヤジ、ホント凄いわ。

久しぶりに聴いた、佐野元春渾身のロックンロールアルバム。最近何か最近の音楽はつまらないなぁ…と思っている40代の皆さんも!すっかり落ち着いてしまっている50代の皆さんも!!是非聴いてみて下さい!!!


「日展」のこと


青森県内で発行されている東奥日報の創刊125周年を記念して、第44回日展青森展が今年の6月15日から7月7日まで弘前市の青森県武道館で開催されることを今日の朝刊で知った。

青森県ではこれまでも日展の巡回展が何度か開催されているが、初めて県内で日展が開催されたのは今からちょうど10年前、平成15年に開催された「第34回日展弘前展」だった。
この日展の巡回展を初めて本県で開催するに当たり尽力したのは、亡父だった。
そして、この日展を無事に終えることができたのは、紛れもなく亡父の功績によるものだと、僕は今でも確信している。

折しも父の母校であり、僕の母校でもある弘前高等学校の創立120周年記念事業として、父は同窓会が主体となってこの日展を開催したい、とぶちまけたという。それまで日展といえば、今回のように新聞社が主催するか、あるいは日展自らが主催するかが主流であり、同窓会単位で開催したことなどなかったそうだ。

青森県での初開催、しかも会場は美術館や文化施設ではなく武道館、更に主催者が一高校の同窓会という初物づくし、日展サイドでも同窓会サイドでも、少なからぬ異論や反対の声があったらしい。

ところが、そんな不安の声をかき消すかのように、いざ始まってみると平日休日問わず県内各地から大勢の方が訪れ、中には秋田県からわざわざ足を運んで下さった方がいたことを覚えている。

父の片棒を担いだわけではないが、僕もボランティアの一人として会場内の巡回をお手伝いさせて頂きつつ、会場内に並べられたたくさんの作品を何度も何度も堪能させてもらった。
34nitten.jpgのサムネイル画像

その成功を足がかりとして、日展巡回展は、その後も幾度となく青森県武道館を会場として開催されている。平成18年開催の際も、日展サイドから父に打診があり、この時も父は家業を顧みることなく日展の開催に心血を注いだ。それぐらい父の日展開催に懸けた思いは、半端ではなかった。

だから、今もこうやって青森県で日展巡回展が開催されるたびに、僕は父のことを思い出す。

もちろん今回の巡回展についても、開催された暁には、亡父の思いと一緒に県武道館に足を運ぶつもりだ。


さあ、走るぞ!


先月の今頃はまだ連日凄い雪が降っていたのに、3月の訪れとともに、あっという間に積雪量が減り始め、すっかり雪に覆われていた歩道もあっという間に顔を出し始めた。

2月に一度だけ外走りをしたんだけれど、明日あたりからいよいよ本格的に自主トレ開始、といきましょうかね。

まず取り急ぎ目指すは4月29日の大館市で行われるハーフマラソン。ハーフマラソンなんてこれまで1回しか走ったことがないのに、いきなり4月でエントリーするのは、ちょっと無謀だったかも知れない。僕の中ではシーズンが始まったばかりなので、まずはタイムにとらわれることなく、歩かずにゴールすることだけを目指したい。…とはいえヘタレだけは勘弁願いたいので、急造ではあるけれど、何とか4月下旬までに「走れる」勘を取り戻さないと。

続いて6月16日には弘前公園の中を駆け回り、そして恐らくその翌週は平川市碇ヶ関でたけのこ汁を貪り、夏季の早朝トレーニングを経て、いよいよ10月にはアップルマラソン…という計画。これまで絶対に無理だ、と決めつけていたフルマラソンも、ひょっとしたらその頃までには走る気になるのかも知れない(笑)。

実は妻には「将来、12月のNAHAマラソンに出場してみたいものだねぇ。」と伝えており、沖縄好きの妻からも「そういえば12月に沖縄なんて行くことないもんね。」とまんざらでもないような好反応。
ひょっとすればひょっとするとなのだが、どうせ今年の夏もあちらに行くことになるんだろうから、こればかりはどうなるかわからない。

さて、僕が参加させていただいている「弘前公園ランニングクラブ(弘前公園RC)」。
初心者からベテランまで非常に幅広い方々が集まり、土曜日の早朝5時から弘前市役所をスタートして、約10キロをみんなで楽しく(時には本気で)ランニングしている。
今だと、早朝5時に走るにはあまりにも寒すぎるし、歩道にも雪があるのでまだ活動は再開されていないけれど、恐らく桜が咲く前には活動が始まるのではないだろうか。

弘前公園ランニングクラブ

初めて練習に参加させてもらった8月の当初はホントおっかなびっくりで、何かいかにも「走ってます!」というメンバーの中に、僕みたいな素人に毛が生えたようなにわかランナーが混じっても、ついていけるのかな?大丈夫かいな?と思ったけど、全然大丈夫だった。皆さん、ホント気さくでいい人ばかりだし。

すごく和気藹々とした雰囲気なので、興味のある方は是非一度覗いてみては?

…まぁ、朝5時スタートなので、覗いてみる=一緒に走る、ということになるんでしょうけどね(笑)。ホントに来る者拒まずなので、弘前に旅行に来たついでに走りたい!という方も大歓迎だそうです。

さて、そんな中、弘前公園を舞台に新たな大会が行われることとなった。前述の、6月16日に弘前公園の中を駆け回る、というヤツである。

第1回 弘前城リレーマラソン

もちろん僕も参加する気満々なのだけど、弘前公園RCの一員としてではなく、ひょっとしたら中学校時代の仲間と一緒に走ることになるかも知れない。それはそれで凄く楽しみだけど、年甲斐もなく、とにかく何が何でも出たい、出なきゃならない…という思いばかりが募っている。いてもたってもいられない、とはこういうことを言うのだろう。

個人的には、この大会を機に、弘前市全体におけるマラソンやジョギングに対する熱が高まればいいと思っているし、市民の方々の健康増進や体力増強のためにも、「ワンツカ(ちょっと)走る」文化が根付けばいいな、と思っている。