日別アーカイブ: 2021-07-05

バリウム排出大作戦

【タイトル通り、今回はちょっとアレな話ですので、お食事中の閲覧は控えてくださいませ。】

昨年の7月、職場の定期健康診断を受診した時のこと。

最後に胃の検査があり、バリウムを飲んだ。

検査後、下剤を服用したが、どうやらその量が足りなかったらしく、うまく排出できぬまま、2日後には夜も眠れぬほどの腹痛を発症、七転八倒の末に病院へ駆け込んだという苦い経験をしている。

僕は腸に「憩室」を持っている。憩室とは、腸の内側にできるポリープとは逆に、腸の外側にできる小さな袋のようなもの。この中に入った消化の悪いものが炎症を起こし、悶絶しながら病院に駆け込む、ということをこれまでも何度か経験している。

前回のバリウム検査で排出しそびれたバリウムは、どうやら憩室の中に収まってしまったらしく、腹部のレントゲンを撮影したところ、腹に散弾銃でも撃ち込まれたかのごとく、白い点が無数に広がっていた。それが、憩室に残ったままのバリウムだった。

そして、診察してくださったかかりつけ医からは、「何かの拍子に排出されることはあるかもしれないが、恐らくバリウムは残ったままになる」と言われてしまった。一生、バリウムを体内に残したまま過ごすことになるのかも知れない。(手術で憩室を除去する人もいるらしいが、そのために開腹手術するのはさすがにちょっと…。)

30代前半。じわりじわりと顔の輪郭がなくなり始めた頃。ある意味健康的な色艶を放っている。

今年は50歳を迎えたこともあり、(抽選で選ばれたら)人間ドックを受診することにしていた。

その結果、7月3日に弘前市内で人間ドックを受診することが決定し、前日22時前に食事を済ませ、当日に備えた。ちなみに6日間にわたり、無駄な抵抗、無意味な調整と思いつつ、断酒も敢行。体調をそれなりに整えたつもりだった。

ちなみに検査メニューにはバリウム検査も含まれていた。妻からは「やめた方がいいんじゃない?」と何度も念押しされたが、昨年の検査をトラウマにするわけにはいかない。今後も繰り返されるであろうこの検査を乗り越えなければ、健康体は損なわれる可能性がある。

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