Monthly Archives: 4月 2004

GWの過ごし方…

黄金週間が始まり、我が家でも昨日、千葉県在住の妹が帰省しました。7連休だそうです。羨ましいといえば羨ましいのですが、特段用事のない私としては、実はあまり魅力のないGWでもあります。実際私の場合、今日は別に休暇を取っても何の問題もなさそうだったのですが、こういうみんなが休暇を取る日(ちなみに、約2割程が年次休暇で不在)こそ落ち着いて仕事ができる機会ではないか、そう思って通常出勤。よって、暦通りの休暇となるのですが、先に申し上げたとおり明日から5日間にも及ぶこの休みを、どのように過ごすか頭を悩ませております。
予定らしい予定といえば、明晩釣りに行くといったくらいで、あとは全くの空白。GWになると、取りあえずどこかに行かなきゃ…とまるで強迫観念のように出かける人もいるようですが、まぁそれはそれでいいと思います。ただ、だいたいこの時期はどこの観光地に行っても混雑必至で、渋滞にはまってストレスが溜まったり、満喫できないこと請け合い。よって、どこかに行こうという気すら起きないのです。妻が「どこかに行きたい」ということもなく、近々予定されている資格試験に向けて勉強しなきゃ、と嘯いているくらいですから…。
どうやらこのGWは、部屋に散在するいろんなものの整理に明け暮れて終わりそうな予感です…。

高校時代の恩師と…

昨晩はたっぷり飲みました。青森市古川は「六兵衛」というお店。フリーで訪ねても座れた記憶がほとんどなく、いつも「お断り」だったので、今回は事前に予約しておきました。その日お薦めの刺身、納豆オムレツも美味しいのですが、揚げ物が絶品です。ちなみに『田酒』が置いてある店です。地下にあるため携帯が通じにくい、小上がりがとても窮屈だというのが難点ですが…。
閑話休題。
僕を含めた高校時代の同級生3人+恩師の4名で飲んでいたんですが、まぁいろんな話が出ましたね。そのうち一人は民間に勤務しており、最後は民の官に対する不平不満をタラタラ聞かされて終わった…という感じです。いや、彼としては建設的な話に持って行きたいんだろうけれど、どうも彼自身の視点から見た「一部の官」が「全ての官」に通じているような見方をされていることが、あんまり承服できなかったんですが。
象徴的だったのが、僕が「職場に復帰して最初にやった仕事が、親交会の規約改正だったんだよ…」と笑いながら話したら、ムッとした顔で「お役所だもんなぁ」と言い放ったんですね。一度彼とは激論バトルを繰り広げているし、恩師も同席している手前そこはサラッと流していました。だって、そんなことあるわけないし(笑)。冗談と本気をはき違えると恐ろしいなぁ、と思いつつ、また彼とは飲む機会があると思うので、敢えてそこでは否定しなかったんです。
何というか、そういう個人の鬱積した思いを晴らすために設けた席ではなかったし。
まぁ、それぞれ生活環境も違えば嗜好も異なるので、いろんな意見があって然り。ただ今回、いつになく冷静に話を聞いていた僕自身を客観的に見たときに、ちょっとだけ大学院で培ったものが生きているのかも知れない、と思ってしまいました。それまでは、気に入らない話には耳を貸さなかった僕が、人の意見を聞き入れる姿勢にあった、ということにちょっとだけ驚いた飲み会でした。
あ、そうそう。イカの下足(ゲソ)揚げがとてつもなく旨かった。

死の壁

お久しぶりです。つい最近立て続けにネクタイが短いということを指摘されてカッとなり、ネクタイの長さと気の短さの相関関係について調査研究を進めようかと考えているnonveyです(嘘)。
最近、一冊の本を手にしました。養老孟司の「死の壁」。タイトル通り「壁」シリーズ第2弾です。実は冒頭しか読んでいないのですが(爆)、電車の中ですっかりはまってしまったのでご報告。
文芸書然り音楽然りで、作品が大きく売れると、二匹目のドジョウを狙って同じようなモノを求めてみたりするのが人の性。ところが、二番煎じとばかりに似たようなモノが出てきて、結果「一発屋」と称されるのが多いのですが、今回養老先生(敢えて先生と呼ばせて頂きます)は、人間にとって避けては通ることのできない、どちらかと言えばこれまでタブーとされてきた「死」という難しいテーマを取り上げています。
前作「バカの壁」を読んだ時は、結局何がどうなるのだろうという疑問を抱くという、どうも後味の悪さが感想として残ったのですが、実はこの「死の壁」の冒頭では、その後味の悪さこそが「壁」であり、そこから考えることが必要なんだということを説いています。こうなると完全に、続編ですね。「『バカの壁』の向こう側」、「なぜ人を殺してはいけないのか」、「死と人事異動」、「テロ・戦争・大学紛争」など、章のタイトルを見ただけでくすぐられるモノがあるのですが、如何せんまだ読んでいません。でも、冒頭を読んだだけで何となくお勧めしたくなりました。「なぜ人を殺してはいけないのか」という章を読んだ時、目から鱗が落ちたというか溜飲を下げたというか、そうだよそういうことなんだよ、と頭の中では分かりきっていながらなかなか活字にできないことを簡潔に活字にしています。さすが先生恐るべし。
無邪気な子供なんかが「ねぇ、どうして人は死ぬの?」とか「ねぇ、どうして人を殺しちゃいけないの?」と聞かれた時に、ひょっとしたら的確に答えることができるかも知れません。いや、多分ですけど。立ち読みでも結構、是非書店で見かけたら手にしてみて下さい。
ひょっとしたら「何か」くすぐられるかも知れません。

ちょっと自慢

ここに、ある結婚披露宴の席次表があります。父が出席したものです。パッと開いてみると、物凄い数の出席者。しかも、全ての方に何らかの肩書きが付されています。
拝見したことのある方の名前もあります。花田勝治さんに二子山満さん、旭鷲山昇さんに式守錦太夫さん、貴乃花光司さんに令夫人なんて名前も…。これ、昨日新高輪プリンスホテルで行われた、関脇若の里関の結婚披露宴なんです。父は、彼が実力をつける前から後援会に入会していまして、一時は後援会の会計担当まで仰せつかったことがあるんです。
で、若の里と僕とは何の接点もないんですが、ご媒酌人が我々と一緒。大したことではないんだけどこれ、ちょっとだけ自慢できるかな。でもなぁ、関取と一緒だっていうのもなぁ…(笑)。

嗚呼ドタバタ巨人軍…

来季から、巨人の試合は5回まで、内野は6人までOK、5点取ったら試合終了…と規約改正されるのではないかと冷や冷やしているnonveyです。巨人ナインではなく、気が付いたら巨人イレブン。FWが10人でMF、DFは0人。キーパー阿部慎之助が頼みの綱ですな。
で、その巨人軍。元木放出の報が出たと思ったら、今度は球団代表が全面否定。非常に対応が早いです。記事を掲載した複数のスポーツ紙に対して、事実関係の説明と善後策を講じることを求める方針だそうですが、出てしまったモノは引っ込まないし、また新たな火種が生じてしまったのかな、という気がします。
というか、そもそもこういう話が出ること自体がおかしいわけで。
で、ここからは推測。元木放出の噂は以前から燻っていましたし、今の巨人の投手事情、そして近鉄の打撃事情を考えると、多分、話は決まりかけていたんだと思います。ローズが巨人に移籍した、というのも伏線にあったのではないか、と。ところが、話がまとまってから発表しようと思ったのに、その前に出てしまったものだから打ち消しに躍起になっている、という風に見えるのです。あー…以前もありましたねそういえば。入来の日ハム移籍問題。あれと非常に状況が似ています。
恐らく、しばらくすれば今回の話が正式発表されるのではないかな、と僕は踏んでいます。
問題は、元木が移籍するかしないかということではなく、何故こういう機密情報が漏れるのか、ということです。
そして巨人にとって最も憂いたる問題。他球団から大物をどんどん集めながら、なぜ生え抜きの選手を放出するのか、ということ。確かにここ最近の元木は出番が少ないわけですが、内外野全て守ることが出来る様な選手は、他にいないと思うんですよね。元木の代わりは、誰も出来ないですよ。生え抜きの選手が頼りにならないんだったら、選手を「外部委託」すればいいんです。他球団から選りすぐりの選手を集めて、新巨人軍を結成してみる。選手は、とことんヒールに徹しなければならないのが玉に瑕ですが。
シーズン初めに噴出したこの問題、シーズン終盤まで尾を引きそうな気がします。ま、最初から「ありえない」とは思ってましたが、どうやらこれで巨人の優勝はホントになさそうですね…。