日別アーカイブ: 2009-01-06

郵便での戸籍謄本請求

父方の祖母の戸籍謄本を請求する必要が生じたので、祖母の結婚前の本籍地であった某市のウェブサイトを見て、どういった方法で申請すればいいのかを調べてみた。
今では、かなり多くの役所が遠方に住む人たちのために、郵送での戸籍謄本や証明書の発行を行ってくれる。
インターネットでそのような情報が公開されているということも、飛躍的に利便性を高めた。

さて、ここで一つ問題なのが、今回請求しようと思っているのが、祖母が生まれてから除籍するまで(祖父と婚姻するまで)の間の、全ての戸籍謄本なのだ。

ご存じの方も多いかもしれないが、戸籍謄本はたびたび改製が行われており、その都度新しい戸籍謄本が作られる。最近であれば、電子化による戸籍謄本の改製があった(地域によって導入していないところもアリ)。そして、現在「生きている」戸籍謄本以外は、改製原戸籍ということになる(=証明手数料が高くなる)。
恐らく祖母が生まれてから何度か戸籍の改製が行われている可能性があるのだが、それが一体何度行われているのかわからない。つまり、何通の戸籍を請求すべきかわからないのだ。

某市とそのたびに戸籍謄本の請求、送付のやりとりをするのも馬鹿馬鹿しいし、ハッキリ言って時間の無駄である。
さらに、某市のウェブサイトを見ると、証明手数料については次のような表記があった。

定額小為替により送付してください。切手、収入印紙は使えません。
※同封する交付手数料は、お釣りのないようにお願いします。

請求するのは古い戸籍なので、交付手数料は間違いなく1通750円である。しかし、それが750円で済むのか、1,500円になるのか、あるいはそれを超えるものなのかわからない。
そこで僕は事前に、申請書に必要事項を記載したもの(要するに本籍や誰の分の請求なのかわかるもの)と、今回請求に当たっての事情、祖母が生まれてから除籍するまでのすべての戸籍を請求したいこと、金額、部数についていくらになるかわからないので、電話で連絡を頂ければ改めて請求の申請書と交付手数料を送付する旨の手紙を添えて、既に役所が年末年始の休みに突入した12月27日に郵送した。

1月5日午後3時過ぎ。たまたま外に出ていた時に、携帯電話が鳴った。
某市役所からだった。

「こちら、××市役所市民課の△△と申します。今回お手紙で申請のありました件についてお電話させていただきました。今日から新年の業務を開始しておりますが、手紙が休みの間に届いたようですので、ご連絡が遅くなりました。」(知ってるよ、そんなこと)
「他の役所はわからないのですが、××市では本来、このような電話でのサービスを行っておりません。が、手紙の内容を拝見しまして、とりあえず「○○(←祖母の名前)手数料不足分」というメモを添えて、2,250円の為替を送ってください。」(は!?手数料不足って、まだ正式な申請書も送ってませんけど!?)

本来、こういう電話でのサービスは行っておりませんが(しつこいな、こいつ)、○○さんの戸籍は全部で3通になります。ただ、1通の枚数が相当ありますので、封筒は大きめの方がよろしいかと思います。」

頭の中に沸々と疑問が。そしてはらわたが生煮え状態に。

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