今日は地元の鉄道体系の話をしたいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、私は電車通勤をしています。利用している路線は、JR奥羽本線(弘前−青森)です。
青森県には人口15万人以上の都市が3つ点在し(青森、八戸、弘前)、それぞれがその地域の要所となっていることから、交通体系の比較的組みやすい県ではないかと思っています。
青森県では現在、東北新幹線(八戸・新青森間)の建設工事が進められており、2010年頃の開業を予定しています。新青森というのは、奥羽本線にある駅なのですが、実はこの奥羽本線、弘前から二つ隣の川部という駅を過ぎると、あとは青森までずっと単線なのです。新青森駅は、将来的には東北新幹線の接続駅として設置されたのですが、単線にホームが一本、小屋のような待合室がポツンとあるだけの、非常に寂しい無人駅です。
この区間の複線化を望む声は、相当以前からありましたが、県やJR(国鉄)からは「前向きな検討」や「利用者の御理解を」といった、いかにも行政用語じみた、期待するには程遠い回答ばかりが繰り返されています。
劣悪なる交通事情(JR編)
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