月別アーカイブ: 2016年1月

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●初めて自分のお金で買ったレコード
渡辺美里「Lovin’ You」
中学生の頃に聴いたラジオで渡辺美里という名前を知り、その歌声に惚れました。eyesというアルバムが発売されたことを知りました。お金がありませんでした。レンタルレコードで初めて彼女の音楽に触れました。直後に「My Revolution」が大ヒット。そして発表されたアルバムは、なんと2枚組。なんか、ブレイクしたからこのアルバムを買いました!みたいに思われるのは本意じゃないなあ、と思いましたが、居てもたってもいられず初めて自分のお金で買ったアルバムです。

●初めて衝撃を受けたCD
岡村靖幸「DATE」
山下達郎がプロデュースした鈴木雅之のアルバムが発売されるというので、浩さんのお店へ。しかし、店から出てきた時に手にしていたのは、なぜかこのCDでした。岡村靖幸なんて別に好きじゃないのにな…。このアルバムを購入した伏線は、先の渡辺美里に提供した「19才の秘かな欲望」のカバーが収録されているという、それだけのこと。ちょうどこの前にプリンスで度肝を抜かれ、「和製プリンス」を自称する彼がどんなものなのだろう、と買ってしまった、というのが実のところ。家に帰って正座して聴きました。高校で、拡散しまくりましたよ。「このアルバム、凄い!」ってね。

●初めて自分のお金で買ったCD
TM NETWORK「humansystem」
これも渡辺美里つながり、そして同じEpicレコードの所属というつながりで聴き始めたTM NETWORK。お金を貯めてDENONのCDプレーヤーを購入、それに合わせて購入したCD、というかたまたまそのタイミングで発売されたアルバムがTMのアルバムだったんですね。「KISS YOU」の別アレンジが衝撃的でした。

●初めて買った輸入レコード
Anita Baker「Rapture」
高校生の頃、浩さんのお店にはお金もないのにホントによく足を運んでいて、レコードのジャケットを見るのが楽しくて仕方ありませんでした。ちょうどその頃お店には輸入盤も並んでいて、欲しいなあ、と思ったレコードが何枚かありました。その中で手にしたのがAnita Baker。普通ならね、ロックンロールだなんだとはしゃぐお年頃のはずなのに、初めて買った輸入レコードがこれですよ。
おませなクソガキだったことを匂わせる片鱗です。

●初めて聴いたプリンス
Prince and the Revorution「Parade」
中学~高校の頃はFMのタイムスケジュールが載った雑誌が普通に販売されていて、僕もFM Stationという雑誌を毎号購入してエアチェックしていました。大嫌いだったプリンスを初めて聴いたのは、クロスオーバーイレブンというNHKFMで23時から放送されていた番組で流れた、「America」という曲の22分を超える音源。単なるループなんですが、こいつ、面白いことする奴だなあ、と。そして「Kiss」が発表され、衝撃を受けました。何?これ!と。この曲が収録されたアルバムを貸してくれたのは盟友ダッチ。これも部屋で正座して聴いたなあ。ここから僕のプリンスはスタートしています。実は遅まきなのです。

●初めてエロいと思ったCD
George Michael「FAITH」
Wham!を解散してソロ活動を本格化させたGeorge Michael。この頃は飛ぶ鳥を落とす勢いでした。「I WANT YOUR SEX」という楽曲のタイトル、そしてPV。エロくておしゃれなアルバム、今でも古さを感じさせないアルバム。同名タイトルのVHSビデオ(PV集)も購入しましたが、なんといってもこのアルバムに収録されていた「Monkey」がシングルカットされる際に、Jam & Lewisの手によってメッチャクチャ恰好いいサウンドにアレンジされたことに、感動しました。

●初めて涙が出た音楽
Luther Vandross「Best of」
これもクロスオーバーイレブンで初めて聴いたのですが、Luther Vandrossの「Here and Now」という曲を聴いたとき、琴線に触れてしまったのかなぜかポロポロと涙が…。音楽聴いて泣くなんて…と思いましたが、ちょうど大人になりかけたころに聴いたこの曲に、深い感銘を覚えました。この曲が収録されているアルバムは、なんだ?と血眼で探しました。またしても2枚組でした。でも、買ってよかったです。この後も、彼のベストアルバムは何枚発売になったかわかりませんが…。
しかし今となっては本当に惜しい人を早くに失いましたね。

●初めてオシャレだと思った音楽
佐野元春「Cafe Bohemia」
これは畏友ザワ先生の家で聴いたのが初めてだったかな。佐野元春はVISITORSとこのCafe Bohemiaで、アルバムに収録された曲から12インチシングルをリカットするということもやっていて、いろんな意味で聴きごたえがありました。
全体的に統率が取れていて、最初から最後までオシャレだな、と思ったアルバム。
このアルバムと角松敏生の「T’s 12inches」は今でも本当に好き。

●初めてハマったBabyface
Babyface「Ternder Lover」
秋田にTower Recordsがあって、当時輸入盤をなかなか手にすることのできなかった僕は、従姉に購入をお願いするということまでやっていました。その従姉にお願いをして購入してもらったこのアルバム、先に開封して聴いた従姉が絶賛。このアルバムは確か先にNHKFMで全曲オンエアされたのを聴いたんだったかな?これも初めて聴いて一目ぼれならぬ一聴ぼれしたアルバムでした。


岡村靖幸「幸福」


覚せい剤取締法違反による3度の逮捕歴。ファンであれば、この事実を受け入れざるを得ません。普通の社会であれば、完全に「アウト」。社会的地位も名誉も失い、路頭に迷った挙げ句、再犯を繰り返す…。
さすがに3度目の逮捕の知らせを耳にしたときは、そんな暗澹とした青写真を想像したファンの方も、多かったのではないかと思います。いや、少なくとも僕はそうでした。心底呆れ、こんなファンを「不幸」にするヤツなんて、見限ってやる!ってね。

でも…結局見限ることができませんでした。

そして、刑期を終えて出所した2010年以降、彼の名前を再び目にするようになりました。
まるで何事もなかったかのようにライブハウスでのツアーを再開、ネット上で「パラシュート★ガール」のデモ音源や「ぶーしゃかLoop」なる過去に発表した楽曲の歌詞を繋ぎ合わせたサンプリングのような音源を発表するなど、じわりじわりと活動のペースを上げはじめ、2枚のリアレンジアルバム「エチケット」の発売、更にはシングル曲の発表と続いていきました。

シングル曲は、どちらかといえばポップでキャッチーなナンバーで、他のアーティストともコラボレーションするなど、最初から最後までセルフワークで作品を生み出すという独創的なイメージを払拭するような取組が続きました。
やがてライブハウスでのツアーだけではなく全国ツアーも始まり、かくいう僕も2014年に行われた全国ツアー「むこうみずで いじらしくて」の最終公演を観る機会を得ました。
こうなると否応なしにアルバムへの期待が高まっていたわけですが、それはそれは本当に突然の発表でした。
2015年11月15日付け朝日新聞の全面広告で、1月27日に「幸福」というタイトルのアルバムが、何と11年ぶりに発表されること、そして、オフィシャル通販の限定商品として、完全受注生産のデラックスエディションが発売されるという内容、更には春から全国ツアーが始まることが掲載されました。

しかし、それ以降アルバムに関する情報は一切なし。昨年12月に公式サイト上でツアーチケットの先行販売が行われ、いよいよ2016年1月となっても、全く情報が出てきません。
私事ながら自分の誕生日の2日前が発売予定日なので、勝手に自分自身への誕生日プレゼントと決めていたのですが、さては発売延期か?と半ば諦めていたら、1月25日に「発送のお知らせ」メールを受信。
それでもなお、一切情報はなし。アルバムに収録される楽曲のタイトルはもちろん、何曲収録されるのかも不明。それは、実際に作品を手にしてみなければ分からない、ということに。
しかも、今回のアルバムに関しては今のところデジタル音源での発売を予定していないとのことで、もしもiTunesをはじめとするデジタル音源の発売を待っている人がいるのならば、しばらくは待っても無駄みたいよ、ということだけ一応お知らせしておこうと思います。

さて、配達日厳守で届けられたそれほど大きくないダンボール箱に収められていたのは、白いボックスに赤字で「幸福」と書かれた限定ボックス。当然の話ですが11月15日の新聞広告に掲載されていたものと全く同じものに、CDと写真集(台北日記)とDVD(平熱大陸)が収められていました。(完全受注生産なので、当然のことながら一般の販売はされていません。オークションでは既に3万円超もあるらしく…)

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写真集とDVDの内容は敢えて割愛し(そのうちレビューするかも知れませんが)、ここではCDに特化したお話しを。
まあ、シングルが既に4枚も発売されている状況下でのアルバムだし、これまで発売されたアルバムのことを考えても、収録曲数、時間はそれほど期待はできないんだろうな、と思っていました。
事実、蓋を開けてみたら収録曲は9曲、うち何と6曲が既に発表されている曲(シングル4曲、カップリング1曲、そしてなぜか「ぶーしゃかLoop」まで収録されているという…)で、ホントの意味での新曲は3曲のみ。
正直言って、あちゃあ…これはきっと評価下げるなあ、と思って聴いてみたところ、これがまたどうしてどうして、といった感じでして、一枚のアルバムとしてちゃんと仕上がっているんですね。というかむしろ、かなり好きかも知れません。
デビューして数作続いたちょっとエロ路線の楽曲は鳴りを潜めてしまったものの、全体的に統率感があるといえばいいんでしょうか、かなりオシャレな感じです。まさに、このアルバム一枚だけでかなりの幸福感を味わうことができます。

シングル曲が明るくポップな曲調だったので、アルバムの最初を飾る新曲「できるだけ純情でいたい」のミディアムスローな切なさが、妙に響きます。この1曲を聴けただけでも、ああ、アルバムが発売されて本当に良かったな、と思ってしまいました。続く新曲「新時代思想」は、岡村節炸裂と言えばいいのでしょうか、前作(というか個人的にはものすごく忌々しい記憶しか残っていない)「Me-imi」に収録された「ア・チ・チ・チ」にも似たラップ調で、相変わらず独特な歌詞が面白いです。シングルで発売された「ラブメッセージ」を挟んだ4曲目の「揺れるお年頃」も新曲。もうね、タイトルだけで相変わらず青春しているんだなあ、と。でも、今年51歳なんですよ岡村ちゃんも。51歳のオッサンが「揺れるお年頃」って、出るところ間違えれば捕まりますよ…いや、もう捕まることだけは勘弁して欲しいんですが。
で、新曲は1,2,4曲目のみで、5曲目以降は既にシングルとして発売された曲などが続きます…が、なぜか飽きない。全く飽きない。多分、これからもずーっと飽きない。
最後に収録された「ぶーしゃかLoop」、確かにライブでも披露していましたが、ハッキリ言ってこれはアルバムに収録する楽曲じゃないでしょ…と思ったら、何と手を加えていました。それも、かなりのアレンジ。これは聴いてみてのお楽しみ、ということで。まあ、岡村ちゃんファンなら皆さん御存知なので敢えて触れる必要はないのかも知れませんが、公式サイトからはオリジナルのバージョンと言いましょうか、フルとショートの二種類の「ぶーしゃかLoop」をダウンロードすることができます。

岡村靖幸 | YASUYUKI OKAMURA

1 できるだけ純情でいたい
2 新時代思想
3 ラブメッセージ
4 揺れるお年頃
5 愛はおしゃれじゃない
6 ヘアー
7 ビバナミダ
8 彼氏になって優しくなって
9 ぶーしゃかLOOP

途中色々あったとはいえ、この20年間で発表されたオリジナルアルバムが2枚。これはこれである意味凄いと思うし、もうデビューから25年以上経ってもなお色褪せない「純情で青春しちゃう讃歌」は、彼にしかできない芸当のような気がします。
5月の全国ツアーでは、このアルバムを引っさげて再び青森にやって来ます。僕にとっては2年越しとなる岡村ちゃんとのDATE、今から5月が待ち遠しいです。


45歳、初日。


不惑といわれる世代に突入して早5年。45歳の誕生日。四捨五入すると50歳。
正直、自分が45歳の誕生日を迎えることを想像したことがなかった。

他人事のように、客観的に見た45歳のイメージ。
中年。オヤジ。オジさん。オッさん。
…まだオジーさんじゃないだけヨシとするか。

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(オジーさんといえばこの人、オジー・オズボーン)

昭和46年1月29日、僕はこの世に逆子で生まれてきた。どうやら生まれた時からひねくれていたらしい。
母によると、臍の緒が首に絡まっていたため、全身真っ黒の仮死状態で生まれ、尻を叩かれてようやく堰を切ったように泣いたそうだ。
程なく、母方の祖父が僕の斜頸を見抜いた。治療のため、しばらく病院通いが続いた。無理繰り首を引っ張られて泣き叫ぶ姿を、母は見ていられなかったという。ちなみに、写真を撮影すると、今でも多少その名残があることを、今だから明かそう。

生まれてこれまで、何か大きな足跡を残したことはないし、記録に残るような大層なこともしていない。でも、それでいいと思う。日本人はやたらと平均とかを気にして自分と周りを比較したがるけど、そんな枠ばかり気にするつまらない生き方だけはしたくない。

記録より記憶に残るような人間、それが僕の目指す理想の人物像。
最後は、みんなから感謝されながら、ありがとうと言われながら黄泉へと旅立つのが、最大の夢。
だから、自尊心だけではなく、他尊心も大事にしたい。

幸いにして僕は、本当に家族や友人、仲間に恵まれた。
僕を生み、育ててくれた親に、ありがとう。
色々苦楽を一緒に見てきた妹に、ありがとう。
気がついたら20年、付き合い始めてから4半世紀以上も側にいる妻にも、ありがとう。
見守ってくれた爺ちゃん婆ちゃん親戚の皆さんにも、ありがとう。
これまで切磋琢磨してきた友だちに、ありがとう。
骨を拾い上げるまで心友で居続けるであろういつものメンバーに、ありがとう。
それぞれの目標のために高みを目指す仲間に、ありがとう。
それぞれの地域のために頑張り続ける同志に、ありがとう。

45歳。さすがにもう人生は折り返しちゃったかな。

他人から後ろ指を指されるようなことをしないよう、謙虚に生きていこうと思います。
でも、どうせなら他人が羨むような、格好いい年の取り方をしたいと思います。

皆さん本当にありがとうございます。
45歳になっても少年マカナエの心持ちは何も変わりません。

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