月別アーカイブ: 2004年8月

【試食】mobi モビハバネロの種

台風は思ったほど強力ではなく、あっという間に青森県をかすめて行きました。午前中は、しばし台風情報とにらめっこです。取りあえず被害は少なそうですが、吹き返しの風があるので油断は禁物です。ふと見ると、猛スピードで流れる雲の合間から青空もちらほらと。明日は暑くなりそうだな。
台風情報を見ながら、こんなもの喰ってました。

サッカーの中田英寿がチーフ・ブランディング・オフィサー(ブランド刷新主任といったところか?しかし、何で東ハトなのかが、未だに疑問…)に就任したあたりから、斬新なイメージを生み出す「東ハト」。看板商品であるキャラメルコーンのパッケージ一新など、結構頑張ってます。
そんな東ハトから登場し、激辛ブームを巻き起こした「暴君ハバネロ」。その続編として7月頃に登場したのが、「モビハバネロの種」。東京への出張時に、あちこちの駅の改札にステッカーが貼られているのを目撃、コンビニに立ち寄って購入しようと思ったのですが、結局発見できず断念。ところが先日、近所のスーパーのレジの脇にぶら下がっているのを発見、迷わず手にしました。



この「モビ」シリーズ、かつての東ハトではあり得なかった商品ですが、このあたりにも「中田効果」が表れているのでしょうか。いわばポケットサイズのスナック菓子で、男女がイチゴやエビ、パイナップルなどを頭に載せた絵が、何だか不思議で斬新です(しかも、一人一人名前が付いているらしい)。しかも、結構人気もあるらしいです。で、そのシリーズから登場した「モビハバネロの種」、黒いパッケージに赤い目をした男性が、頭に大量の赤唐辛子を載せています。それだけ辛い、というイメージなのでしょう。
ハバネロの種というくらいですので、簡単に言えば柿の種にハバネロを加えたものですが、その他に七味唐辛子に隠し味のカレーを加えているそうです。柿の種より辛い種ということなのでしょう。ただ、あちらこちらの評判を見ると、「美味い」という評価は多いのですが、辛さに関しては「あんまり辛くない」という声も見かけられます。
それでは、早速食べてみましょう。
なるほど美味い、というのが納得できる味。でも、子供には刺激が強いかも知れませんね。辛さは…それなりに辛いです。舌や唇が若干ヒリヒリします。というかこれだと、辛さが苦手な人は火を噴く可能性もあるでしょう。要注意です。カレーを隠し味に、ということなのですが、そんなにカレーの味はしないかなぁ。カレーより辛さが先行しているような気もするんだが…。
うーん、何か辛くないって見聞きしたけど、結構辛いと思うんだけどなぁ…。
まぁ、このあたりは人それぞれの味覚によるものなので、辛さの感じ方も違うんでしょうね。

(と、ここでおもむろにお茶をすする)

.!!!!?

辛い!
失敗した!これ、やっぱり辛いです!!汗が噴き出てきました。シャレにならんぞこれぇ(と、タオルで顔から吹き出た汗を拭う)。カレーを食った後に熱いスープを飲んで汗が噴き出るのと同じ原理だ。唐辛子系と熱い飲み物との組み合わせ、ある意味「反則技」でした。
これ、お茶菓子で口にする時はホント要注意です。あくまでお茶菓子だというのであれば、タオルを用意した方がいいと思います。正直、しばらく汗がひきませんでした。
このモビハバネロの種、まさに旨辛いという表現がピッタリです。好みの味だ。暴君ハバネロよりクセになりそう。ピーナッツなどの豆類と、ビールとの組み合わせが理想的と見た。
他の種類もそのうち試してみようと思います。
旨い度 ★★★★☆
辛い度 ★★★★☆
反復度 ★★★★★
※注意。あくまで私見ですので、他の方のいろんな声を見てみたいという方は、『ハバネロの種』で検索してみて下さい。

またしても台風ですか…。

オリンピックが終わりました。室伏選手のことも含め、ここで改めて、と行きたいところですが、それどころではありません。またまた台風上陸です。今夏の傾向として、陸地が猛暑であったように海水温も高いため、台風の勢力が落ちないで北上するんだとか。この間の台風15号は、強い勢力を保ったまま青森県を直撃したものの、台風の目にスッポリと入ったため、思ったほどの被害ではありませんでした(それでも8億超ですが…)。
今回の台風16号は、15号を遙かに凌ぐ勢力です。大雨と暴風をもたらしながら九州地方を縦断(被災された方には謹んでお見舞い申し上げます)、その後スピードを上げながら日本海を北上するということで、明日の昼頃には青森県に最も接近するようです。
通常、陸地に上がる台風は勢力が弱まるものですが、予想を見ると、勢力はあまり落ちていないと言ってもいいでしょう。しかも、下手をするとまたしても青森県直撃の可能性もあるみたいです。これ、シャレにならんぞ…。
しかし今年は、日本列島が猛暑に苦しんだわけですが、台風の発生頻度も異常ともいえそうなペースです。現在日本を襲っている台風16号の後を追うように、18号も近づいています。釣りをしていても(といってもここ3週間ほどご無沙汰してますが)、海水温の変化からか「この時期この魚は釣れないだろう…」という獲物が釣れたこともありました。異常気象だ地球温暖化だと騒がれて久しいわけですが、まんざら嘘っぱちではないようです。このままだと、この時期日本に近づく低気圧=台風という図式ができかねません。一体どうなっているんでしょう。
以下私事ですが、個人的には、来月中旬が一番心配です…。
私ども夫婦、ホントに台風やら梅雨やら、国内旅行となるといろんな雨絡みのトラブルに巻き込まれるわけですが、今年も懲りずに沖縄地方への渡航を試みます。しかしこれは、敢えて狙っているわけでも何でもなく、台風見学に行きたいというわけでもありません(沖縄の台風は経験済みですから…)。時期を選べばいい、という話もありましたが、こればかりは実際蓋を開けてみないとどうなるかはわからないのです。ちなみにこれまでの沖縄方面への渡航、1度目は到着したその日に梅雨入り帰路の飛行機で燦々と輝く太陽を恨めしげに眺め、2度目は台風直撃で到着した日から最終日までホテルに軟禁、3度目(昨年)は初の久米島が再び台風直撃で渡航そのものを断念、と漫画にでも書いたような散々な結果に終わっていますが、4度目となる今回、果たしてどうなるかは全く不明です。ただ、こうなると意地といいましょうか、行けるまで行ってやる、という気にもなっており、「飽くなき挑戦」ということになりそうです。よって、今から渡航中止になることは考えません(といいつつ妻は、渡航中止後どこにいくか真面目に考えています)。でも、この挑戦も今回限りにしたい。
というわけで私ども、9月15日から久米島に行ってきますっ。いや、行きたいんですっ!!!!!!!
どうか皆さん、我々が無事に南の海で戯れることができることを念じて下さい。
何だか話があっちこっちに飛んでいますが、台風16号、ホント要注意です。

結局vaioは…

明日から長期入院ということになりました。遂にはドライバも認識してくれない状態に、もっと早く決断すればよかったとちょっと後悔しています。ハードディスク交換の可能性もあるのですが、どっちにしろこれまで入っていたデータやソフトは全て消去されることに。痛い出費になりそうです。でも、もっと痛いのは、やはりハードディスクに入っていたデータが消えてしまうということでしょうか…(涙)。

口にした訛りを文字にする

最近訛りが強くなったとみんなから指摘され、いかに綺麗で滑舌のよい津軽弁を発するかに気を遣っているnonveyです。といいつつ、実は相当ショックなんです…。
私が青森に降り立ち、毎朝職場へ向かう道は、市場がすぐそばにあり、道端で早朝から野菜などを売るお婆ちゃんの姿が見受けられます。今朝はそんなお婆ちゃんの、手書きの値札をみて面食らいました。
「地ものスソの葉100円」「地もの白ブンド150円」…。何のことだかおわかりいただけますでしょうか。
答:スソの葉→シソの葉、白ブンド→白ブドウ。
ちょっと強烈でした。でも、決して間違いではない。彼ら彼女たちの日常会話で、ごくごく当たり前に登場する言葉なのですから。以前も、田舎の無人販売コーナーに「取れたてペーマンあります」や「土付きジャガエモ」というのを見たことがあります。「ナシ」と書かれた籠の上に「茄子」が置かれていたことも…。「梨(ナシ)」と「茄子(ナシ)」、こちらでは微妙にアクセントが異なるので、これもあながち間違い、とはいえない。
ただ、誤解して頂きたくないのは、青森県民全員がこういう訛りの強い言葉を使っているわけではない、ということ。これだけは断言します。
といいながら、実は私の言葉も「さしすせそ」ではなく「さすすせそ」、「あいうえお」ではなく「あえいいお」になっているのかも知れません。そう考えると、もの凄く陰鬱な気分になります…。

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球技で金メダルを取れないのはなぜだ。

もういい加減オリンピックの話も飽きたかも知れませんが、お付き合いを。
金メダルを至上命題としてアテネ五輪に臨んだ長嶋JAPAN。結局銅メダルに終わりました。監督代行の中畑ヘッドコーチは、「全て私の責任。責任を取りたい。」と言ったようですが、所詮各球団からメンバーを選出して作られたプロ選抜チーム、帰国すれば解散となるだけに、一体どんな形で責任を取るのかワケわからん、といった気もしなくもないですが…。あるコラムでも読んだのですが、コーチも選手もマスメディアも、「長嶋JAPAN」に固執しすぎていた、という気もします。「長嶋」の看板だけで金メダルを取れるほど甘くはないっていうことでしょう。少なくとも、予選リーグは1位だった。キューバにも歴史的勝利を収めた。でも終わってみると「銅」だった。「銅」でよかったね、という風潮が蔓延っているのが非常に気にくわないのは、彼らが「プロ」だから。野球でメシを喰っているわけですよ。いわば、商売道具なわけですよ。確かに他の国でもマイナーリーグの選手はいました。でも、全員プロで固めたのは日本チームだけではなかったでしたっけ?そんなわけで、僕は帰国した彼らが何と発言するか、ちょっと注目したいと思います。「最後に銅が取れてよかった」なんて言ってる選手もいるようですが、言語道断。ペナントレースでAクラス目指すのとは事情が違うんだよ!「勝てなければ球界から身を引く」…それくらいの気負いを持って臨んでもよかったんじゃないか、という気がしてなりません。
もっとも、球技に関しては、ことごとく期待を裏切ったというか、何か大したことないなぁ、という印象を抱いたのは僕だけではないはず。今回の野球然り、女子ソフト然りで、金メダルを取りに行くという気負いが強すぎたのかも知れません。ただ、その理由を考えてみると、これは一目瞭然。野球で言えばキューバ、ソフトで言えば米国と、強いチームに勝つことばかりを考え、自分たちも追われている立場にあるということを忘れていたんではないかと思われます。野球もソフトも同じ国(豪州)と2度対戦し、2度とも敗れました。要するに、上ばかりを見ていたので足下を掬われた、というのが適切な表現ではないかと思われます。実のところ、相手チームから研究され尽くした感も否めない。まぁ、もっと視野を広めて戦術を考える、勝てるチームには必ず勝つ戦術を、これからの課題となるでしょうね。もっとも、他の球技に関してもパッとしなかった。
男女のサッカー。女子は及第点かも知れないけど、男子はいくら強豪揃いのブロックとはいえ、ボロッボロ。相当惨めでした。
メダルが取れる可能性なんてほとんどないに等しいのに、テレビだけがはしゃぎすぎた女子バレー。ある日たまたま試合を見ていたら、「どうも実力が発揮されませんね」という解説がありましたが、実はアテネ五輪での戦いこそが本当の実力であって、逆に日本で行われた最終予選は、単なる勢いとフロックで勝っただけではないか、そんな気さえしてきます。それだけ萎縮していたし、覇気がなかった。
バスケ、ホッケーは…まぁ、今回参加することに意義があるということで。ホッケーなんて、得点が入っただけで大騒ぎでしたしね。
こんなところで何を言ってもしょうがないワケですが、フィジカルや筋肉トレーニングも大いに結構ですが、肝心な「玉」をもっといじりなさい、と言ってあげたい。
いよいよ佳境を迎える五輪、水泳然り柔道然りレスリング然りで、身体一つでメダル獲得、というのが多いです。反面、道具(器具)を使う競技は、確かにそれなりの成績は残してはいますが、期待に沿ったものではないと思うのです。
開催日数も残りわずかとなり、焦点は、日本があといくつメダルをメダルを取るか、ということに向けられているようですが、僕個人としては、どんな意外な選手がメダルを取るか、というところに注目してみたいと思います。