今更なのだが、予定時間を2時間も超過した検査を終え、更に検査会場から1時間もかけてたどり着いた温泉旅館で出された夕食。21時近くになってこれを口にすることが出来たのだが、こんな豪華な夕食を目の前に、検査後の激しい動揺と憔悴が続いていて、ほとんど味を覚えていないのだ…。
ちなみにここの温泉旅館の泉質は硫黄泉。寝ていると時々強烈な硫黄臭が鼻を突くことがあるのが、玉に瑕だ。ちなみにこの日は、横になった後も動揺が激しく、2人で大瓶2本のビールと冷酒2本を空にしても酔えぬまま、寝ては目が覚め、寝ては目が覚めの連続で、まともに睡眠できなかった。そしてこの日以降、まさに地獄のような1週間を過ごす羽目になるだろうということは、容易に想像することができたのであった。
余談ではあるが、朝食に出されたのはイカの刺身に鮭の切り身、タラコに梅干しに温泉玉子と、一体何杯飯を食えばいいんだ?というものだった。とはいえ、2日目の検査に戦々恐々とするあまり、朝食もまともに喉を通らなかったワケで…。