日別アーカイブ: 2017-04-29

フォーム修正のこと


ジョギングからマラソンへと移行して5シーズン目となった今年、先日「イーハトーブ花巻ハーフマラソン」に出場したことは先日のブログでもお伝えしたとおり。

1月に出場した「勝田全国マラソン」の前後からでしょうか、ちょっとしたフォームの矯正というか修正に取り組んでおり、今回はそれを試す機会でもありました。

走っている時の僕のフォームを見た人からよく言われるのは、
・肩が上がっている
・脇が甘い
・姿勢が直立過ぎる
という3点。

柔軟性がないことは自他共に認めるところですが、多分、上半身の動きがぎこちないとか、力んでいるとか、そういうことなんだと思います。
そして、肘の角度が甘すぎて、コンパクトに腕を折りたためていないんじゃないか、と。
ランニングの際に理想とされる肘の角度は、90度。だけど僕の場合、多分120度ぐらいの状態で走っていると思います。これを解消すべく、肘を折りたたんで走るということをまず意識付けました。そしてもう一つは、手の甲を下向きにし、手のひらを上向きにして走る、ということ。何かを抱えて走るような、そんなイメージです。甘いと言われる脇を締め、コンパクトに、スマートに。そんな走りを目指してみたのです。

トレットミルでこのフォームを身につけるべく試行錯誤を続けた結果、走り出しの際には自然と、この「抱えるフォーム」が身につくようになってきました。
先日の大会の際にオールスポーツさんが撮影したスタート時の写真を見ると、フォームが明らかに変わっていて、自分で言うのも変ですが、「綺麗な走り方」になっているんですね。

僕の場合、このブログで以前も打ち明けたことのある話、小学校3年の時に高さ3mぐらいのところから落下して背骨を圧迫骨折し、1ヶ月半以上入院したことがあります。ちょっと打ちどころが悪かったら下半身不随になっていたという結構な重傷だったのですが、その際の影響で、今でも脊柱1個がちょっとだけ歪んでいます。普段の生活には全く支障がない(というか、もしも支障があったらそもそも走っていない)ので、あまり気にすることもないのでしょうけれど、左右のフォームに多少歪みがある、シューズの底の減り方は右脚が早い、というのもその「後遺症」の一つ。
抜本的にこの問題を解決するとなると、背中にメスを入れるとかそんな話になってしまうので、全く考えたことはありませんが、そういうことも多少意識しながら走っているのも事実なのです。だから、直立不動というかやたらと背筋を伸ばして走っているのは、この歪んだ部位を中心に疲労や痛みが溜まらないように用心しているからなのです。
…まあ、脇が甘いことと関係ないとは思うんですけど。

しかしながら、スタートしてから数キロはこの意識付けができていたのですが、時間の経過とともにフォームが崩れていることにハッと気付くわけですよ。気付くたびに腕の振りを戻して、また崩れて、また気付いて…の繰り返し。僕はストライド走法ではなくどちらかと言えばピッチ走法なので、腕をコンパクトに折りたたむ→腕の振りが早くなる→連動する足の回転が速くなる、というごく当たり前で単純な話なのですが、これがまたうまくできないのであります。
結果、だんだんどのフォームが正しいのかよくわからなくなってきて、最後は昔のフォームに近い形で走っていたみたいです。


(笑顔でゴールしているはずが、あまりにも酷い顔で目隠ししています。しかし、すごい皺だわ…。)

もう一つ気になっているのが、身体のブレ。まず、自分の走り方を後ろから自撮りしたもの。

まるで「人」の字を描いているような、振り子のような動き。下半身がちょっとだけ左右にブレているので、それに合わせて頭も左右にブレているような…。
一方、正面から撮影したのを見てみると…

これは、この間の花巻の時も気になったのですが、右腕を前に振り出すとき(無理に振り出しているわけではありません)に、胸と肩も一緒に前に出て行っているんです。軽いショルダーアタックをぶちかましているというか、そんな動き。左側はそんな動きはしていないのに。肩胛骨が固まっているのか、肩を回すとゴリゴリ音がすることと、全く関係がないはずがありません。

とはいえ一朝一夕ではどうにもならない、ということは頭の中でわかっているつもりでも、長年染みついたクセを直すって、大変ですよね。いや、実際その染みついているクセが本当にダメなのかといわれると、わからないところもあるし。
典型的だったのは、ベアフットとフォアフットの論争じゃないでしょうか。着地の時にかかとから足を地面につけるのか、つま先の方から地面につけるのか。
どうも僕は最初の頃、つま先の方から地面につけるような走り方をしていたみたいなんですけれど、これだって少しずつ修正をしていって現在に至っているわけで。その結果、足裏の怪我がほとんどなくなったということは、つま先走りでのペースアップや鍛錬は、僕には向いていなかった、という結論に自ずと達します。

これは敢えて僕が言うまでもないことですが、結局のところ「このフォームが絶対正しい」という理想型は、あってないようなものなんじゃないかな。ランニングにまつわる色んな書籍が出ている中、真逆のことを書いている書籍もあるわけでして、そう考えると何が正解なのかはわからないし、むしろどれが自分に合うか、どの形が一番しっくりくるかを取り入れるべきなのだと思います。
だって、学校では「こういう風に歩きなさい」って、誰も教えてくれなかったでしょ。強いて言えば、手足を同じ方向に出すな(いわゆる「ナンバ歩き」はするな)、というぐらいでしょうか?走り方も、多分それと一緒。

だから、無理して矯正する必要はないのかな…という、結局のところ何だかよくわからない今日の結論でした。試行錯誤はまだまだ続くよ。
…といいながら最近読んでいる書籍。