そういえば、昨日久しぶりに馬券を購入した(日本ダービー)。
5頭ボックスの3連複で購入、不良馬場ということで多少の荒れはあるのかな、と思ったが、それほどでもなかった。強いていえば、1番人気の馬が馬群に沈んだことぐらいか。
しかし、入線した馬を見て僕は愕然とした。なんと僕は、1,2,4,5着の馬を購入していたのだ(3着の馬はハッキリ言ってノーマークだった)。審議のランプがつかないか期待したが、入線通り確定。
あともう少し蛯名騎手が差していれば、万馬券だったのに…。
さて、全くもって去年から、忽然と人や物が姿を消したり、消えたと思ったら突然また出てきたり。
そんな中、今年5月の「母の日」に、うちの母にあげた盆栽が消えていることがわかった。
我が家は、路面から奥まった場所にあることもあって、結構(いや、相当)無防備なところがある。
実際、玄関前の庭には山野草の鉢植えが多数置かれている。
確か以前も、鉢植えがなくなったという話になったのだが、結局何の鉢植えがなくなったのかよくわからない、というオチがあった。
しかし、今回は明らかである。
どうやら手癖の悪い輩が、留守の間に鉢植えを頂いていったらしい。
数多くの鉢植えの中にあって、僕が母にあげた鉢植えは異彩を放っていた。このままここに放置したら、盗まれちゃうかも知れないな、そう思っていた。気がついたらその場からなくなっていたので、てっきり母がどこかに置き場所を変えたとばかり思っていたら…。
犯人が誰なのかはわからない。しかし、今年の母の日は我が家にとって、例年とは違う、特別な意味を持つ母の日だったのだ。母は、日当たりのよい屋外に僕からもらった盆栽を放置しておいたことを悔やんでいるようだった。
僕は今、烈火のごとく怒りに満ちている。
値段にすればたかだか5,000円程度。そんなに目くじらを立てなくても…といわれるかもしれないが、これに関しては、値段の問題ではない。
他人の庭から無断で盗むという行為がどうしても許せないのだ。残念ながら犯人の目星が立たないのが癪である。
考えると、家までわざわざやってくるといえば宅配便、あとは…。まぁ多分、以前からこの鉢植えに目をつけていた人なのかも知れない。
そんなところに置いておく人が悪い、という声もあるかもしれない。確かにごもっともだ。でも、だからといって、わざわざ人の敷地から物をちゃっかりいただいていく行為を黙認していいのだろうか。
妹からは、「被害届を出した方がいい」というアドバイスもあったが、周囲で物盗りの被害に遭ったという声を聞いていないので、多分我が家の、それも鉢植えだけをいつかいただきたいと思っていたのだろう。
それにしても本当に腹立たしい。母がどれだけ心を苦しめているのか、その盆栽にどういう思いが込められているか、そんなこともつゆ知らず、他人の家から頂いてきた盆栽を見て、犯人は悦に入るのだろうか。
犯人を見つけたら、ちょうどいい具合に伸びた山椒の枝で、顔を思い切り叩いてやりたいものだ。