青森で創業・経営革新フォーラム
県内の商工三団体でつくる県中小企業団体連携元気塾実行委員会は十八日、青森市の青森国際ホテルで「創業・経営革新フォーラム」を開いた。講演や大学生によるビジネスプランコンテスト、個別相談会が行われ、約百二十人の参加者たちが地域経済に活力をもたらす方法を探った。
僕が参加したのは、(株)タンク代表取締役増田紀彦氏の基調講演が終わった後のビジネスプランコンテストからだったのですが、講演から参加していた人によると、この講演が非常に「面白い」講演だったらしく、失敗したなぁ、とか思ったりして。ちなみにこの講演、盛り上がりすぎて20分程押し気味でした(笑)。
で、ビジネスプランコンテスト。弘大生による6チーム、青森公立大による2チームが、青森県黒石市、五所川原市の両市におけるビジネスモデル(創業プラン)を発表するというものだったのですが、学生の経験の差がそのまま結果に表れてしまったのかな…(笑)。
弘大生は講義の一環として、青森公立大生はゼミの一環としてそれぞれ発表したため、青森公立大生に分があり、最優秀賞を獲得したのは青森公立大のチームによる、五所川原市の男性若年層(10?20年代)をターゲットにした男性ファッション服販売のビジネスプラン。個人的には、地産地消や県内雇用、観光までをイメージしたもう一方の公立大チームの喫茶店プランが、非常に興味深い内容でした。その他入賞したのはこの公立大チームと、弘大の2チームでした。
さすがに不慣れなのか、拙い箇所(地鶏を「ちどり」と読んだり、完全に舞い上がり、何を言いたいのかよくわからなかったり)も多々ありましたが、所詮学生さんの発表と割り切ってしまえば、その辺割り引いても全く問題なし。
むしろ、聞いていて「なるほど」と頷くことも多く、参加していた関係各方面の皆さんには、是非学生さんのアイディアのような柔軟な取組をお願いしたいところです。
しかし…発表する学生さんの姿を見る僕を見ながら、ああやって学生を謳歌したのも15年以上も前のことだと我に返った時、自分が物凄く年を取ってしまったことに改めて気がつきました。
いやはや、急に老け込んだ気分になりました。