日別アーカイブ: 2011-09-12

土曜日の飲み会のこと

年に数回開催している、小・中・高校の頃からずっと仲良くしている親友たちとの飲み会。僕は独りで勝手に「定例会」と呼んでいて、ここ最近は年末年始のいずれかとGW前後、そして夏から秋にかけて開催するようになった。

これまでこのブログにも幾度となく登場したメンバーは、僕を入れると全部で6人。
単なる偶然か類は友を呼ぶ、なのかは知らないが、なぜか教員そして公務員が大半という構成。

彼らとはこれから先、この世に別れを告げる時まで、ずっと付き合い続けることになると確信している。いや、できればあの世に行ってからも、三途の川で一緒に釣りをしていたい、そういう顔ぶれだ。

6人の共通点は中学校の同期生。うち5人は同じ高校に進むこととなったが、その頃からみんな仲が良かった、というわけではなかった。

高校生の頃、今は津軽地方の某小学校で教鞭を執るZ先生の自宅に遊びに行ったときに何人かが居合わせ、やがてZ先生宅と我が家が集合場所となり、そこから少しずつ繋がりができていった。

全員が同じクラスになったということは一度もないし、中には同じ学年ではあったけどクラスが一度も一緒になったことがない、というメンバーもいる。それでも小中高大と、各自が何らかの繋がりを持ち続けていたので、今となってはみんな家族を持っているが、奥さんが知らないいろんな過去をそれぞれ握っている、というのも事実だ。

例えば…。

いや、やめておこう。

まあ、いずれにせよそれだけ深い絆で結ばれているということだ。

この飲み会は、ほぼ僕の呼びかけで始まる。彼らの顔を無性に見たくなる時は、大体決まっているのだけれど。

今回は呼びかけした僕の都合もあって開催日が二転三転することとなり、結果、6名のうち4名で飲むことになった。

何を話題にして飲むのかというと、難しい話とか面倒くさそうな話は一切抜きで、これがまた実に下らない(それも公にできないような)内容。
まさに気の置けない仲間とはこのことを言うのだろう、風貌はすっかりオッサンだが、彼らと飲むときは、高校、いや学生時代の気分に戻ることができる。
僕にとって彼らは、数少ない誇れる財産だと思っている。

彼らとはこれまで一体何度飲んだかわからないが、今回も実に気分良く美味しい酒を飲むことができた。

一次会は弘前市百石町にある「かだれ横丁」で、ここには今回のメンバーのおばさんが経営している店があり、そこでじっくり腰を据えて3名で約2時間半。その後鍛冶町へ移動し、某店で美味い刺身(鰹に鯨の赤身、ツブ貝、そして何と鮎の刺身!)に舌鼓を打ち、2時間半。締めは四十路男には御法度の炭水化物(中華そば)というフルコースで、家に帰宅したのが0時過ぎ。

溜まっていたモヤモヤ、鬱積していたものを一気に吐き出し、しばらくはまた気分良く過ごせそうだ。

次回こそは是非6人で。