日別アーカイブ: 2015-08-18

もはや故障と上手く付き合うしかない。

14日の金曜日、弘前・白神アップルマラソンの試走ということで、フルマラソンの折り返し地点である西目屋村までの往復ランを敢行してきました。クラブの仲間30名以上が集まったこの試走会、自分自身としてはそれほどペースを上げることもなく、途中何度も休憩を挟んだため、35キロ以降は多少苦しさがあったものの、無事に完走(ただし実走距離は41.6キロ)、翌日15日の定例の朝練でも、疲労抜きと言いながら約10キロを結構いいペースで走りきりました。お盆休みの最終日16日は、当初朝のうちに走ろうかと思っていたのですが、思った以上に疲労感が残っていたため、夕方に近い時間帯にゆっくりと弘前市内をジョグ。途中ひまわり畑やりんご公園、禅林街の中を走り、最後は五重塔の横を通って帰宅。

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夕方に近いとはいえかなり暑さが残っていたこともあって、疲労困憊に近い状態でジョグを終了。シャワーで汗を流しながら、右足首辺りに違和感があるのを察知しました。

…ああ、またしてもアキレス腱周囲炎が再発したな、と確信。
患部を冷やしてみたものの、時間の経過とともに、またじんわりとした鈍い痛み。安静にしているときは全く感じませんが、少し足を動かすと、ズンと痛みが走る、そんな感じでした。
先月今月と無理しない程度を若干越えるぐらいの程度で頑張ってきましたが、そういう無理の積み重ねが災いしたようです。大体普段の月間走行距離が110~150キロ程度だったランナーが、いきなり200キロをオーバーするぐらいのペースで走ったところで、怪我のリスクが多くなるだけ。まさにそれを実証してしまったわけです。
取りあえず冷感湿布を足首のサポーターで固定したところ、右脚の痛みはかなり緩和されました。
ただ、右脚だけならともなく左脚にも多少の違和感。実はこちらの方が怖いのであります…。

クラブに参加して走り始めた最初の頃はふくらはぎの軽い肉離れ、脛や膝の痛みを経て、右足裏の種子骨炎、そして追い打ちを掛けるようにやってきた左の四十肩、更に右脚のアキレス腱周囲炎…。これまでの経過をたどるとよくもまあ次から次へと、といった感じです。舞の海が「技のデパート」と呼ばれるならば、私は「怪我のコンビニ」といったところでしょうか。足の指の爪は両足ともほぼ全てが一度剥がれ落ち、爪としての原形をほとんどとどめていないという…。それも、右脚に痛みを発する頻度が高いということは、多分走るときのバランスや姿勢が悪いということなのでしょう。

2015年はこの先、ほぼ毎月1レース、計4レースのフルマラソンを予定しているところです。しかし、この調子で果たして全て無事に走りきることができるのか、ちょっと不安になってきました。振り返ってみると今年はまだハーフマラソンしか走っていませんが、自己ベストを更新したレースと全く歯が立たなかったレースがハッキリしています。でも、これまで怪我が理由で大会に出場できなかったのは一度だけ、あとはリタイアもなく何とか無事に完走しているわけでして、ハイ。
せっかく生涯付き合えるような趣味、愉しみに出会えたのですから、ここは無理せず慎重に行こうと思います。

ちなみに、今年はバランスディスク一つで体幹を鍛えるという無謀な挑戦をしています。職場の椅子の上にバランスディスクを敷き、背もたれに絶対に寄りかからないと決めてデスクワークに取り組んでいます。少なくとも、腰痛はかなり解消されたような感じ。走っているときも、何となく腹部に疲れを感じなくなったような…。まあ、効果があるのかどうかは、間もなくシーズンインすることで明らかになることでしょう。

フルマラソンを走りきるって、一朝一夕でどうにかなるものじゃないし、まして急に付け刃的な練習をしたところで完走できるかどうかも怪しい。そう考えると、これまでの積み重ねが実を結ぶのが、まさにこれからなんだと信じたいところです。
まあでも、これまでで全てやりきった、とは言い切れないし、そう考えると、マラソンって本当に奥が深いスポーツです。