日別アーカイブ: 2004-10-16

BADDESTとRHYTHM NATION

札幌で2晩とも暇な僕につきあってくれたのが友人D君。中学校から同学年だったのですが、この頃はただの知り合い(ちなみにこのD君、非常に頭脳明記で、学年のテストでは常にトップ、高校入学時もトップだったらしい。僕ですか?最高位は3番、高校入学時は360人中200番でした…)で、高校1年で同じクラスになってからすっかり仲のいいお友達となり、洋楽系特にPrinceの良さを僕に教えてくれたヤツです。あ、そういえば確かGeorge Michaelも彼から借りた記憶が…(汗)。
で、彼は大学に関しては迷いもなく北海道・札幌に行ってしまった(僕は地元に残らざるを得ない状況に)わけですが、電話や手紙でしばらくやりとりしていたものの、徐々に疎遠となっていきました。とはいえ二度のPrinceライブを一緒に観に行った仲、30になる前に無性に会いたくなり、実家に連絡して居場所を掴み、それからまたちょこちょこ連絡を取るようになりました。ちなみにその後彼は大学を退学し、ススキノへと歩を進め、現在は、ソムリエの資格を得て札幌市内の飲食店に勤務中。
そんな彼との懐かしい話の中で出てきたのが、久保田利伸「the BADDEST」の話。というのも、このCDに関しては二人ともほぼ同時に購入したのですが、当時彼から、困惑した様子で電話があったのです。
「おかしい。何かおかしい。これ、久保田じゃない。誰だ?これ。」と言う彼。電話越しにその音を聴かせてもらったのですが、数曲進んでからようやく誰の曲か判明。そのアルバムは、外見は全く「the BADDEST」なのですが、中身がJanet Jacksonの「Rhythm Nation 1814」だったのです(その後、現物も見せてもらいました)。なぜこの時すぐにJanetと気づかなかったのかと言えば、まだこの時点でJanetの国内盤が発売されていなかったから。つまり、プレスの行程で何らかの手違い(?)があり、とんでもないCDが紛れ込んでしまった、ということなのです。単なる珍盤なのか、それとも貴重盤なのか…二人で悩んだ挙げ句、結局D君はこのCDを記念に取っておくことにしました。ところがその後、彼は他のアーティスト(外人女性ですが、名前は忘れました)のCDを購入したら、中身が男性カントリー歌手のアルバムだったという「被害」に見舞われました。90年代に入るか入らないかの頃の話、今も彼はこの2枚のCDを大事に持っているということなのですが、誰かこの「珍盤騒動」が身近であった、という情報をお持ちでないでしょうか。私は残念ながらこのような「珍盤」を持っていないのですが、もしご存じの方がおられましたら、情報提供お待ちしています。