Monthly Archives: 6月 2023

5月の自己研鑽(3)~あっという間の8日間~

5月14日。
日曜日のこの日は特に予定が入っていなかったので、入校初日に知った高円寺の「気象神社」に足を運び、その足で渋谷に行こうと決めていた。

9時過ぎに吉祥寺へ移動を開始し、中央線で高円寺へ。
気象神社は、南口を出てすぐの場所にある。

氷川神社本殿の隣に小さな祠がある。

気象神社は氷川神社の境内の中にこぢんまりと建立されており、社務所も二つの神社のそれを兼ねているらしい。拝礼を済ませ、職場用の御札と自分用の御守を購入。

神社を後にしたその足で今度は北口へ。高円寺といえばライブハウス「JIROKICHI」がある場所。どういう雰囲気なのかこの目で外観だけでも見てみたいと思い、向かってみた。神社を出て中央線の高架をくぐると、すぐの場所に看板が見えた。こちらも駅から至近距離だった。
先客が一人おり、同じように写真を撮っていた。ある意味ここも「聖地」みたいなものだ。

知る人ぞ知るライブハウス。

さて、ものの30分もしないうちに高円寺での用事が済んでしまった。間もなく11時。朝食も軽めだったので、早めの昼食とすることにした。
前日の夜、吉祥寺駅からバス停に向かう途中、「ここのつけ麺が美味い」というのを聞いていたことを思い出した。
ということで吉祥寺駅南口「つけ麺 えん寺」へ。

吉祥寺駅南口至近にあり。

こ、混んでる!まだ開店直後、11時を過ぎたばかりなのに、行列ができている。まあそれでも6~7人だし、昼にはまだ早いから、ここで待つことにしよう。
約15分後、席に案内された。
程なく運ばれてきたそれは、女性客が多いのも頷ける、大変優しい味でございました。ごちそうさまでした。

ベジポタつけ麺一択。オプションで煮卵をつけた。

井の頭線に乗車し、席に座るなりドッと睡魔が襲ってきた。目が覚めた時には、既に渋谷駅に入線していた。
次の目的地は、渋谷のタワーレコード。山下達郎がラジオで宣伝していた、「CITY POP UP STORE」を覗きに行った。

御夫妻の直筆サイン入りポスター。

レコード・カセットで再販されるジャケット群

一通り眺め、せっかくなのでTシャツを購入し、渋谷界隈を少しだけ歩いたあと、15時過ぎに寮へ戻った。
まだ少し時間があるので、今度こそ自主学習をしなければ。机に向かってテキストを開く。
…しかし、どうやら10分も経たぬうちに、机の上にひれ伏していたようだ。

夕方からは、班員の懇談を更に深めるべく、消防大学校近くの店へ。

この界隈のお店は、大学校に入校している学生が利用する店舗が多く、色々お店側も配慮してくれる。この日訪れたお店も、当初は席だけの予約であったが、急遽2時間飲み放題のコースに変更してくれた。我々6人は毎日顔を合わせ、ほとんど毎晩呑んでいるので、話題も尽きるのかと思えばそんなことはなく、それぞれの仕事のことはもちろん、生活している地域の自慢やこれまでの体験など、話題に事欠くことは一度もなかった。

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5月の自己研鑽(2)~恥はかき捨て~

5月13日。
土日とはいえこの間も寮生活は続く。当初目論んでいた20日からの講座に向けた事前学習は、この時点で30分も確保されていない。この週末で一気に取り戻そう…と思ったら、外出に誘われた。

聞くと、靖国神社~防衛省~浅草~吉祥寺を訪問するという。浅草は、週末の外出届を事前に提出する必要があったため、「視察」と称して取りあえず自分が記載していた場所。もちろん何か目的があるわけではなく、外出する口実として記載しただけだった。

靖国神社は、10日前に日本武道館へやって来た際に前を素通り。防衛省(市ヶ谷台ツアー)は、5年前に訪問済み。

とはいえ、このまま外出せず寮に籠っているのも何だかなあと思い、一緒に繰り出すことにした。
外はあいにくの雨模様。それでも4人の漢は、二日酔いの頭をもたげながらも、意気揚々と九段下を目指した。

週末とはいえ、自己研鑽、学習に励むのだ。

雨の靖国神社

靖国神社への参拝の後、隣接する「遊就館」では、近代日本を取り巻く歴史を改めて確認。歴史は最も苦手とする分野の一つではあったが、ちょっとだけその流れを垣間見ることができた。というか自分、近代史を全然知らないということを痛感する羽目に。
思うところも色々あったけれど、それは心にとどめ置くことにする。
【歴史学ポイント +3】

雨の東京駅

東京駅界隈にどうしても足を運びたかったので、市ヶ谷台ツアーはキャンセルすることとし、3人とは昼食を一緒に取ってから別れた。JPタワー(KITTE)で展示されている東京大学の科学・文化遺産を集めた常設展(インターメディアテク)にこの機会を利用して訪れたかったのだ。

巨大な地球儀。

ガラスケースの中には、ワニの剥製。

単なる興味本位でしかなかったが、骨格標本をはじめとする数々の展示物を目の当たりにし、テンションが上がる。

水族館では見ることができません。

か、カメ!!

これは、なかなか見ることができないわ。
【生物学・科学ポイント +5】

…と、一人で展示物を堪能しているところにLINEからメッセージが送られてきた。市ヶ谷台ツアーは、土曜日のため休業、浅草に移動したとのこと。

時刻は15時前。じゃあ、せっかくなのでこちらも切り上げて浅草へ移動しますかね。
秋葉原駅でつくばエクスクレスに乗り換え、一路浅草へと急ぐ。

どうやら先着隊3名は既に飲み始めているらしい。普段の土日はほとんどやらない、外での昼呑み。店に着くなり駆け付け3杯の勢いでビールを飲み始める。まあ、こういう週末があってもいいか。

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5月の自己研鑽(1)~今月2度目の東京~

ここ数年、月日の流れるスピードがどんどん加速度を増しているように感じる。
しかも最近は、ブログに投稿するネタすら思い浮かばないというよりも、文章作成の能力が格段に下がっているような気がして、ちょっと焦りも感じ始めている。 仕事に追われていたというのは単なる言い訳。そもそも自分を労わる時間、自分自身を高める時間を確保していなかった。
自然の摂理に抗うことはできないかも知れないが、もう少し自己研鑽をしなければ、本当に老い耄れになってしまいそうな気がして、怖い。

何をすることもなく漫然と日々を過ごすわけにもいかないということで、52歳になった時に、いくつかやりたいこと、やっておかなければならないことを密かに打ち立てていた。

例えば、人に会う機会を増やそうということで、3月には同じ職種の方々と会う機会に接し、5月には高校の同期会を主催。その前日には、上京のタイミングに合わせて高校時代からの友人とも会った。

更に、消防大学校の実務講習として「危機管理・国民保護コース」を約1週間にわたり受講し、全国各地で同じような仕事に励む方々との繋がりを持つことができた。
そんな連休明け、怒涛の出来事を整理。

5月9日。
いよいよ始まる9泊10日の長期出張。
連休明けでまだ身体も頭も冴えない中、まずは翌日行われる叙勲伝達式の随行員を務めるため、午後から東京行きの新幹線に乗車。
18時過ぎに東京駅に到着、宿泊先の浜松町へと向かう。この日は、昨年10月に来青してくれたTさんと軽く一献設けることにしていた。

六本木駅で待ち合わせてTさん御夫妻と合流、この日の目的地であるHard Rock Cafe東京へ。
敬愛するプリンスが愛用していた黄色のクラウドギターを眺めながら、優雅なひと時を過ごした。

ノンアルコールのストロベリーダイキリまで頂き、至福の時間を過ごした。
その後浜松町に移動してクラフトビールを堪能し、宿に戻ったのは24時近くだった。(Tさん、平日にもかかわらずありがとうございました!)

5月10日。
朝、軽めに酒抜きのジョグを済ませた後、午前中から叙勲伝達式の随行員。15時前に役割を終え、三鷹への移動の合間を縫って、高校時代からの友人である「文画師」Ganiが出展している「いんすぴ展」「KSアーティストクラブ展」「ドラゴンアートフェスタ」を鑑賞しに、汐留~銀座~有楽町を闊歩。

それぞれ異なる作風に触れ、作品の持つ奥深さみたいなものにちょっとだけ接した気分。
しかしホント凄いわ。うちの同期、ホント凄い。

その後、もう一つ用事を済ませ、三鷹市へ移動。中学時代からの知り合いであるMasao氏が足を運び、Facebookで紹介していた「中華そばみたか」で夕食。

これがまた本当に美味かった!ということで明日からの長丁場に備え、この日は早めに休むことにした。

5月11日。
いよいよ消防大学校入校日。今日から18日までの短期間だけれど寮生活が始まる。一体どんな状況が待ち構えているのか、全く予想がつかなかった。
消防大学校へは、実は今回で4度目の入校エントリーとなる。
3年前と2年前は、エントリー直後に人事異動によるレギュラー交代で入校できず。昨年は、入校当日になって家族にコロナ感染が発覚、荷物を引きずって上京するはずが、そのまま帰宅するという憂き目に遭った。
なので、ようやく入校を果たす、ということになる。
もっとも、この3年だけでも危機管理事案への対応を幾つか余儀なくされることとなったので、多少なりともアドバンテージはあるのではないかと意気込んでいた。

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