月別アーカイブ: 2015年10月

チャレンジヒルクライムランニング岩木山 - 今年は観光ラン、名付けてジョグクライム


昨年9月に初めて走った時が74分。今年は79分。5分遅延となったのは、撮影に夢中になっていたから。
今年のチャレンジヒルクライムランニング岩木山は、紅葉の見頃とバッチリでした。
そもそも自動車専用道路の津軽岩木スカイラインを、自分の足で走ることができるというだけでも、楽しいじゃないですか。ワクワクしませんか。オレだけですか。いや、そんなことないと思います。
他で行われる大会の日程とバッティングしたため、昨年より参加者は減ってしまいましたが、それでも男女合わせて約70名がエントリー、朝5時前に嶽温泉に集合しました。もう、これだけでも十分ドMだと思いますが…。
ちなみに私、早朝3時40分に起床。こんな早起き、釣りに行く時ぐらいですぞ…って、最近は全然行ってないけどさ。

4時過ぎに自宅を出発し、津軽岩木スカイライン横の駐車場を目指します。まだ夜明け前、外は真っ暗。しかも、何せ岩木山に向かっているので車両の数も少なく…と思ったら意外と多い。なんて事はない、皆さん同じところを目指している同志だった、というだけの話。

4時50分頃に受付を済ませ、ゼッケンナンバーを装着。5時からの選手ミーティングで、一戸実行委員長から注意事項が伝えられ、5時25分にバイクの選手が「移動」を開始、そして、我々ラン部門にエントリーしていた皆さんも5時30分に嶽温泉郷から「移動」を開始しました。約1.2kキロ先にある津軽岩木スカイラインのゲートを通過し、本戦がスタート。昨年はこの1.2キロでアホみたいなスピードで突っ込んでしまったため、今年は最初からペースを落として移動開始。クラブのメンバーの方々と談笑しながら右折、いよいよゲートをくぐります。

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高低差約800メートル、距離にして10キロと言っていますが、実際はもうちょっと長い。平均斜度8.1%、最大斜度11.8%。うちらはいったい何のために山を登るんだ?…いやだって、その山は岩木山だからさ…。

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4つ目のカーブを超えて(というかこの手前の3つのカーブがどこなのか怪しいんだけど)、残りカーブ数は65。料金所でも止まらず、無銭で自動車専用有料道路に侵入ですよ。これだけでワクワクしませんか。
周囲は紅葉がだいぶ進んでいて、赤色黄色緑色、それに空色と雲の色、さらに日の出で染まり始めたオレンジ色で、景色を見ているだけでも全然飽きません。もっとも、ペースも全然上がらないんですけどね。

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いや、今日はもう最初から飛ばさないって決めていたんです。今年の最終レースはあと28日後、ここでケガしたら元も子もないし、実際大腿部とふくらはぎに張りを感じていたし、だから無理しない、って。代わりに、普段は自動車でしか通ることのない道を、自分の脚で思い切り楽しませてもらおう、と。
あ!と思った光景は立ち止まってスマホで撮影し、苦しくなったら当たり前に歩き、ホントにヤバいと思ったら競技をやめよう、それぐらい軽い気持ちで臨んでいました。

この大会、実は自転車がメインでして、ランニングの大会は後発的にできたもの。ところが今年は、6月に自転車の大会が行われる予定だったのですが、大荒れの天候に見舞われ、ゴール地点である8合目の仮設テントもぶっ飛ばされそうになる、という状況になり、やむを得ず大会当日に中止にした、という経緯があります。だからきっと実行委員会の皆さんやボランティアスタッフの皆さんは、今日の大会は是が非でも成功させたい、という思いがきっと強かったと思うのです。

それが、もうキャンバスにでも描いたような星空と、わずかながらうっすらと雲が広がる晴天を拝むことができたというだけでも感激…日頃の行いとかそういうことじゃなくて、本当に今日は良かったですね!と終わった後にスタッフの方皆さんと握手したいぐらいの気持ちでした。

さて、レースに戻りまして…いや、もうレースじゃないですね。最近マラソンとピクニックを掛け合わせたマラニック、という言葉がありますが、僕の場合、ジョギングとヒルクライムを掛け合わせたジョグクライム。…全然ひねりも何も効いてねえし。
まあ、そのジョグクライムをしながら、69のカーブを一つずつ一つずつ、それはそれは丁寧に進んでいきました。(…というか、単にゆっくり走っていただけですが)
津軽岩木スカイラインのカーブには、今いくつ目のカーブという表示があります。何を思ったのか私、自分の年齢と同じ番号のカーブの前で足を止めて写真を撮っていました。すいません、酸素が足りなかったようで、無意識のうちにでした。

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ところが、このあたりから徐々に道が険しくなっていきます。上るにつれて辛くなる…何か人生みたいです。

一旦離れたO先生が背後からやってくるのに気が付いたので何枚か写真を撮り、さらに中学時代の同級生だったSの写真も撮り、そして眼下に広がる光景を撮り、そんなことを繰り返しているうちに、気づいたらゴールが近づいていました。

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赤く色づいた山。こんなの見たら、足を止めちゃいますって…。

この頃になると、流石に走り続けるのも辛いため、人目がなくなった時点で走るのをやめて歩き、人の気配を感じた時に走り出す…そんな姑息なことを繰り返していました。ホントすいません。

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世界自然遺産の白神山地もクッキリ。

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あっ!岩木山の影が映っている!

ようやく69個目のカーブ。先着していた仲間たちが待っています。今日は遅くて、いや今日も遅くてごめんね!ナンバーコールをするスタッフ、旗を振るスタッフ、タイム計測をするスタッフ、みーんな知っている方ばかり。本当に頭の下がる思いで、今日はゴールした後の一礼は、コースだけじゃなくてスタッフの皆さんに対して、そして寒い中待っていてくれた仲間に対しても心の中で感謝と祝福をしていました。

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看板の向こうにも、岩木山の影。

開催できて、本当に良かったね。天気が良くて、最高だったね!岩木山、ありがとうございます!

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ゴール直後にキャプテンに撮影してもらいました。

皆さん無事に完走し、集合写真を撮影した後、それぞれバスに乗り込んで下山開始。料金所の横を通過すると、開門を待つ他県ナンバーの車がズラリとならんでいました、とさ。岩木山、本当に最高でした!

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陸の果ては、日本海。左手前にも、岩木山の影。

今回は色々重なってこの時期になったようですが、たぶん来年も開催されればまた出るんだろうなあ。ゴールした時には、二度と走るもんか!って思ったんだけどなあ。。。また岩木山に行きたいなあ、って考えてるしなあ。。。
僕、ドMじゃないつもりなんだけどなあ…。
ということで、実行委員会の皆さん出場した選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。岩木山、本当にありがとうございました。

みんな、また来年も行グベシナ!

最後に、今日のランのGPSログ。カラフルですが、赤や黄色の地点が紅葉しているという意味ではありません。

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【あと30日】2015年最終レース、ツアータイトル決定。


今年最終レース、第1回さいたま国際マラソンまであと30日となりました。今回のテーマはズバリ、「頑張らない」でいこうと思います。

当初は、昨年の田沢湖マラソンではじき出したタイムがフロックでなかったことを証明しようと、それ以降、サブ3.5をコンスタントに出すことばかりを念頭に考えていました。しかし、結果は御存知のとおり、あれ以来一度もサブ3.5を出していません。
前半突っ込みすぎて、後半脚が持たずに大失速、という展開を昨年暮れから3度続けたにもかかわらず、僕は全く学習をしていなかったんです。きっと、オ●ニーを覚えた猿と一緒みたいなものです。

そして何よりも、走り終えたあとで「楽しかった!」という思いよりも「何でこんなことまでして走らなきゃならないんだろう?」という思いの方が強くなっていって、正直、走ることに対する楽しさを感じなくなりつつあったのです。

ところが、です…。
先日、走る楽しみを「ハッ!」と思い返すきっかけを与えたもらったんです。…そう、例のペースセッターを務めたときに。もう、これぞまさに目からウロコ、ハッとしてGOOD!だったんですよ。

以前にもお話ししたとおり4時間30分という時間は、自分でも走ったことのない未知の世界でした。昨年の4時間00分ですら時間を余したのに、大丈夫か?また時間余しちゃうんじゃないか?と思いながらも、実際のところ今年はコース上でほぼ歩くことなくゴールすることができました。(補給やトイレは除きます。)
あ…いや、昨年が無計画だったということではないんですよ、あれはあれで作戦だったので。

そして何より、一緒に走っている方々がそれぞれの目標に向かって一生懸命に走る姿を目の当たりにして、そうだよ、自分にはこの気概が欠けていたんだよ、と思い出しながら、本当に胸を熱くしたのであります。しかも、走り終えたあとに寄せられた感謝の声。今まで走って、誰かに厭みを言われることはあっても、感謝の言葉を言われるなんてこと、一度もなかったワケですから。

だから、4時間30分のペースセッターとしての役割を終えたあとは、何か一抹の寂しさすら感じたぐらいだし、走ることへの楽しみというか、やりがいを取り戻したような感じでした。

先日、うちのクラブのキャプテンがこんな言葉を教えてくれました。
「納得できるレースは10回中1回あるかないかである。」

これまでフルマラソンは8回走りましたけど、真の意味で納得できたレースは1度、それも、生まれて初めて走った2年前のフルマラソン(弘前・白神アップルマラソン)のみ。

あの時は、初めてのフルマラソンということで自分の走力もよくわからないまま周到に準備を重ね、でも最後は自分を信じ切って走りきったし(42.195キロで一度も歩かなかった)、笑ってゴールできたのって、あの時だけなんですよね…。その後の大会は、あわよくば3時間30分…というタイムばっかり気にしてしまって、心の底から楽しんでいなかったんです、結局。自分の走力を控え目に見越したうえで計画的に走れば、きっとちゃんと走れるはずなのに、自分に対して走力に見合わない過剰な計画を組んでいたんですね。

それが、先日のアップルマラソンで、久しぶりにゴールしたあとに気持ち良い感覚が蘇ったというか、今までにはない達成感に満ちあふれたというか…。

ということで僕、決めました。さいたま国際は、狙いません。
そして、皆さんに感謝しながら走りたいと思います。
いつも一緒に走ってくれてありがとう、色々支えてくれてありがとう、声援送ってくれて、ありがとう、って。
2年後に向けて、今年は足固めに充てることにします。

そして2年後には、驚異の46歳を目指します。
皆さんを「あっ!」と言わせるような46歳のオッサンを目指します。
安心してください。「ギャフン」とは言わせませんから。というかそもそも、「ギャフン」なんて言った人、見たことありませんから。

もともとこの大会、出場条件がサブ4ランナーに制限されていますので、恐らくスタート直後から高速レースが展開されることでしょう。多分、そこがキモ。そこで、いかに自分を見失うことなくペースをコントロールするか。
特に今年の大会では、自分をコントロール(制御)するという心構えを、号砲とともにスタート地点に落としてしまうということが続いていたので、今一度原点に立ち返ろうと思います。だから今回は、色んな方々に感謝しながら、楽しく笑ってゴールすることだけを目標にしてみたいと思います。

…でもこれ、なかなかの難題かもよ(ニヤリ)。

さて、秋田県田沢湖から始まった秋のジャパンツアーも既に佳境ということで、最後のツアータイトル発表です。

「ジャパンツアー2015秋・最終公演 ~あわてない、あせらない、あきらめない…でもがんばらない~」
公演まであと30日!乞う御期待。

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実は小さなアップダウンが連続する難コース。なかなからしいです。

※今更説明もあれですが、ここでのジャパンツアーっていうのは別にコンサートとかライブとかじゃなくて、国内遠征するマラソン大会のことです。


【ネタバレあり】佐野元春&ザ・コヨーテ・バンド 2015サマー・ツアー@青森クォーター


弘前・白神アップルマラソンから2日後の10月6日。サマー・ツアーというには季節外れというか、完全にオータム・ツアーだよね、といった感じのクラブサーキット。約1年ぶりとなる佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンドのライブが青森市内で行われた。
フルマラソン完走直後とはいえ、脚の疲労も特になく、体調も悪くない。何やらペースセッターを務めた自分自身へのご褒美みたいな感じだ。

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開演30分前、開場時間に合わせて会場の青森クォーターに足を運ぶと、既に長蛇の列。
とはいえ入場は整理券の番号順となるため、別に慌てていく必要もないのだ。入り口の横ではグッズが販売されているが、どういうわけか足を向けようとする人は皆無。いや、多分終演後に購入しよう、という人が多いのだろう。だって、オールスタンディングでグッズを手にしていたら、ちょっと邪魔だし。
…しかし寒い。もはやサマーを語る季節ではないな。

やがて18時30分から順次会場入りがはじまる。前回は僅かだったAの番号(ファンクラブなどの優先枠?)の人が、今回は結構いる感じ。
僕の整理番号はBの55番。促されるままに会場に入ると、既に5列ほどの人の塊ができていた。前列の人の背があまり高くない、左寄りに場所を確保。
今回は7月に発表されたアルバム「Blood Moon」を引っさげてのツアー、当然このアルバムからの演奏曲が増えることだろう。

実は今回のツアーは3部形式になっていて、パート1が東京・大阪ビルボードでの3か月連続公演。そしてパート2が今回のクラブサーキットである「2015サマー・ツアー」となっていて、今後パート3のホールツアーへと続く、という流れになっているらしい。

8月から始まったサマー・ツアーは、今回の青森を含めて3公演を残すのみ。平日の夜ということで、昨年行われた時より若干観客が少ない感じだが、それでも開演前には会場がいっぱいになった。ざっと見たところでは、同年代よりちょっと上の年齢層の方々が多いようだ。恐らく80年代から90年代前半にかけて彼の背中を追い続けた人達だろう。後ろに並んだ男性陣は、久しぶりのライブ(というかクォーター自体が初めて)らしく、かなり興奮している感じ。しかし、その興奮が若干のアルコールのせいであることも、程なく知ることとなった。…というのも、どれだけ興奮しているのかわからないんだけど、正直言ってまあ、うるさいうるさい。いざライブが始まると最初からずーっと後ろで唄いっぱなしで(それも歌詞を間違えて)、悪いんだけどさ、俺、あんたの歌声聞きたくてお金払っているんじゃないんだ、ということでついに我慢ならなくなって思わずキッと一瞥したら、ちょっと静かになったという。

まあでも、そんな感じで楽しいライブがスタートしたわけですよ、午後7時過ぎに。
演奏曲は予想通り新しいアルバムからの曲が中心となり、終わってみると結局、アルバムから演奏されなかった曲は1曲だけ。あとは定番のナンバー、久しぶりのナンバー織り交ぜての約2時間、アンコール含めて19曲を演奏。

このバンドとツアーにやってくるのは今回が3度目。青森では3度とも同じ「ハコ」でのライブということで、最初はどこかお互いまだ遠慮がちというか、メンバーが元春に凄く気を遣っている感が見えていたんだけど、2度目のライブではそれが微塵も感じられなくなり、3度目の今回は、更に円熟というかパワーアップした感じ。このバンドと一緒にあとどれぐらい演奏するのかはわからないが、もしも今回のアルバムがコヨーテ・バンド名義の3部作最終章ということになれば、今回のライブがこのメンバーでの最後になってしまうかも知れないなあ、なんてことをふと思い浮かべながら、しっかりとメンバーの演奏を楽しませてもらった。

佐野元春 & THE COYOTE BAND名義の楽曲は、新しいアルバム以外ではあまり演奏されなかったけれど、恐らく今後定番にしていくつもりなんだろうな、という前作の楽曲もいくつか披露。結構好きな選曲だった。

本人曰く「10月なのにサマー・ツアー。ツアータイトルを間違えたね。」といって笑いを誘ったり、盛り上がる観客を見ながら嬉しそうに「青森、凄いね!」と笑顔を浮かべたりと、終始ご機嫌。

実際、オーディエンスは僕も含め年齢を感じさせない盛り上がりで、2時間があっという間だった。
後日、他の公演でのセットリストを見てみると、終盤は毎回構成が変わっているみたいな感じ。
まあ、このツアーも残すところ1公演のようだけれど、青森でのセットリストは以下のとおりでありました。

【以下ネタバレ】

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「誰かが君のドアを叩いている」までの演奏曲は、大体どの公演も一緒らしい(ただし、「国のための準備」が演奏されたり、「月と専制君主」が演奏されたり)。異様に盛り上がる様子を見て演奏曲を変更したのかどうかは定かではないけれど、「今日のセットリストには入れる予定はなかったんだけど…」と前置きしたうえで演奏された本編最後の「サムデイ」の他、「悲しきレイディオ」は前回の公演でも演奏した定番曲。一方、他の公演では演奏されていた「Young Bloods」が演奏されなかったり、場所によっては「Blood Moon」のボーナストラックであった「あつさのせい」が演奏されたところもあったようで。

しかし、ライブハウスというキャパの中でこれだけ演奏してくれるだけでもありがたい話で、実際もう、目の前に本人がいるんだから興奮しないわけがないのだ。
ということで、「あの曲が聴きたかった、演奏して欲しかった。」という気持ちは誰にでも絶対にあると思うけれど、これが今のベストパフォーマンスということで、彼らの演奏を生で、それも至近距離で観ることができたことが、ただただ幸福至極でございました、ハイ。

アルバム「Blood Moon」を聴いたときに、かなりライブを意識したアルバムなのかな、と思ったけれど、今回収録曲をかなり演奏してくれたということからも、その印象が決して間違いではなかったことを証明してもらえたような気分。しかしまあ、わざわざこのサーキットツアーに青森を組み込んでくれたということは、ここ最近の青森の反応を結構気に入って貰えているということかな?パート3のホールツアーは無理だとしても、それ以降のライブに淡い期待を寄せようっと。