日別アーカイブ: 2016-06-19

I, MANABU MIYAHARA / 宮原学


かつて、CBSソニー傘下でおニャン子クラブやとんねるずですっかり名を馳せた後藤次利が創設した、FITZBEATレーベル。のちのKi/oonレーベルの前身となるこのレーベルに所属していた主なアーティストは、レベッカ、聖飢魔IIなど。そしてその中に、宮原学というオトコあり。
レベッカの活動休止後、メンバーであった小田原豊や高橋教之、サポートメンバーだった是永巧一、そしてスタジオワークを中心として活躍していた柴田俊文とともに、同じレーベル仲間ということで「Baby’s Breath」を結成。
「Baby’s Breath」 については「男版レベッカ」を期待したわけではないけれど、ハードな感中にもポップな曲がアルバム2作を発表後、解散。
その後Char主催のEDOYA Recordsなど移籍を繰り返したあと、しばらく見ないなあ…と思っていたら2014年に15年ぶりとなるソロ名義でのオリジナルアルバムを発表。そして今年デビュー30周年を迎えるにあたり、約1年5か月ぶりとなる新作を発表。

タイトルは、「I, MANABU MIYAHARA」。
なんて言えばいいんでしょう…「オレ、宮原学。」みたいな感じ?
前作同様盟友である小田原豊と柴田俊文が全面的にバックアップ。更に30周年ということで、ゲストミュージシャンに織田哲郎、うじきつよし、北島健二(FENCE OF DEFENCE)といった錚々たる顔ぶれを従えてのフルアルバム。

前作は15年ぶりということで少々身構えて聴いてしまったけれど、今回は何の先入観もなく聴き始めたところ、さすが30年のキャリアは凄いなあ、と思ってしまうぐらいの快作。全11曲58分、このアルバムだけでしばらくヘヴィローテーションしてても大丈夫そうなぐらい、かなり僕のツボにはまった感じ。
これはもう、ブルースですよ。バーボンじゃなくて日本酒ロック。ただ、何でかタイトルが全部英語表記で、「THYOBI-HIGE」なんていう何かふざけたようなタイトルの曲が収録されていたりもするんだけど(どうせ標記するなら「CHOBI-HIGE」なんじゃねえか?とか。)、昔からの気心知れた仲間や先輩らとともに演奏しているのが、きっと楽しいんだろうなあ、と感じてしまう。ゲストの中に誰かいないなあ、と思ったら、佐橋佳幸さんのクレジットがないみたいで。

思った以上の短いインターバルでのアルバム発表だったので、少々面食らってしまったのも事実。しかし、それ以上にゲスト参加している皆さんとの掛け合いが実に良い感じで、安堵感に包まれたのも、事実。

前作は言わば久しぶりの登場ということで、助走的な意味合いを持つ作品。今作は、その前作の助走で勢いづいた、「らしさ」を随所にちりばめた作品。
何か原点回帰したような感じで、個人的には凄く嬉しいのでございます。

で、皆さんにお願い。デビュー30周年ということで、既に廃盤となっているアルバムの再発売を是非ともお願いしたい!ということで手始めに、Baby’s Breathの名盤2作の再発のため、力を貸してください。
■復刻希望タイトルは「Baby’s Breath」と「Baby’s Breath 2」
■アーティスト名はともに「Baby’s Breath」で。
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