給付金どう使う?青森・西目屋と北海道・西興部で支給始まる
(3月5日12時9分配信 読売新聞)政府が景気対策の目玉と位置づける総額約2兆円の定額給付金の支給が5日、全国自治体のトップを切って青森県西目屋(にしめや)村と北海道西興部(にしおこっぺ)村で始まった。
西目屋村では、正午から役場窓口で支給スタート。一番乗りして午前9時半から待っていた農業山下好恵さん(78)は、夫(84)と2人分の4万円が入ったのし袋を受け取ると、「お刺し身などを買って豪華な食事をしたい。大事に少しずつ使います」と話した。同村では、対象者の約8割にあたる400世帯が4日までに申請を済ませた。関和典村長(42)は、「多くの人が喜んでいる姿が見られてとてもうれしい。年度末でお金の必要な時期なので、消費拡大につながると思う」と、1人ずつのし袋を手渡した。
一方、西興部村では5日朝から、定額給付金の申し込みのため、村民が相次いで村役場を訪れた。同村では、約660世帯のうち、すでに申請を終えた247世帯に対し、正午過ぎに給付金を振り込んだ。
西目屋村は父の生まれ故郷でもあり、自分にとって愛着のある地域の一つでもあります。
全国に先駆け、その西目屋村で定額給付金の支給が始まりました。村長も「日本で最初の支給を目指す」と息巻いていただけに、有言実行でさぞかし鼻高々のことでしょう。(笑)
定額給付金については、ハッキリ言って賛否両論あると思います。
ですが、支給される以上は、それを有効活用すべきであると考えます。
私も当初は定額給付金という考え方そのものに疑問を持っていたところですが、今は私に支給される定額給付金を母に預託し、何らかの形にしてもらうことを母に伝えています。
実は仕事の関係で、現在定額給付金の支給に合わせたいろんな取り組みを検討しており、その中で(全国の取り組みに先駆け)上司にある提案をしたところ、全国各地の同業者やマスコミからは、我も我もで問い合わせが殺到、事実上今の本業は「定額給付金対策」になっているような状態です。
まぁ、恐らく皆さんの地域でも定額給付金の支給に合わせていろんな取り組みがあることでしょう。
以前似たようなもので「地域振興券」というものがありましたが、一つ大きく違うことは、今回は「現ナマ」が渡されるということでしょうか。
実際のところ貯金しようが何をしようが勝手なわけですが、いろいろ知恵を絞っていく中で、誰もが考えつきそうな商品券発行という事業を各地で実施する動きが広がっています(この中で、僕が提案したちょっとしたことが、全国各地に飛び火しつつありますが、皆さんには間接的に作用するものなので、何なのかは言いません)。
ハッキリ言って、本当に消費に回してほしいと思うなら、現金を支給するよりも「定額給付券」を発行した方が良かったような気もするわけですが、実際のところ少しでも支給されるのであれば生活の足しにしたいと思うのが本音なのではないでしょうか。
地元で商品券が発行されるのでしたら、しかもそれがプレミアム付きの商品券であれば、利用しない手はないと思います。だって、使用期間が限られているとはいえ、1~2割分さらにお得な買い物ができるわけですから。というか、地元で商品券が発行されるようでしたら、是非購入してください。そして、それを地元での消費に充ててください。
くれぐれも定額給付金は貯金に回さないように。消費することが、やがて経済効果を生み出すことになるかもしれません。