僕の「マンダラチャート」


今シーズンの大リーグで、ひょっとしたら歴史を塗り替えるようなとんでもない記録を打ち出すかも知れないということで、日本中の期待と注目が集まっている大谷翔平選手。その大谷選手も実践したという「マンダラチャート」が話題となっています。といってもこれ、以前からあったのですが、9×9の81マスを埋めるという作業がなかなか一苦労で、完成に至らなかったという人も多いのではないでしょうか。(はい、私がその一人です。)

ついこの間、郭公が鳴き始めたな、と思っていたところ、気がついたら秋の虫が合唱をしていました。季節の移り変わりをあまり意識することができぬまま過ごしたこの夏。とりわけ8月は、新型コロナに下北半島の大雨、更には八戸沖で座礁船から油流出と、全く気が休まることなく過ごしていました。事実、いまだ夏季休暇を1日も取得せぬまま、職場と自宅の往復ばかりが続く毎日。ついでに言えば、職場に2度宿泊したっけなあ。
この1か月、ワクチン接種のタイミング(8月中に2度終えることができました)以外はほとんど休みなしでここまでやってきましたが、ようやく、多少の落ち着きを取り戻したといった感じで、明日(9/5)は約1か月ぶりに終日お休みをいただくことに。ああ、起きるまで寝ていられるぜ。

さて、話を戻してマンダラチャート。

コロナ、大雨、座礁船の3重苦(実はそれ以外にもあって5重苦ぐらいになっていた)に忙殺されそうになっていたので、改めて自分を見直す必要があると強く感じ、まずはマンダラチャートの「核」となる9マスを作ってみました。

それにしても…

「忙殺」。言葉にするのは簡単ですが、「心」を「亡」くした挙句「殺」されるって、かなりヤバいですよね。でも、実際にかなり自分を見失っていたことがあったな、とふと思いました。マンダラチャートを作成しながら、今一度、自分を取り戻す必要があると感じた次第です。ちなみに、マンダラチャートを作成するときは、左上のマスを始点に「重要だと思う要素から時計回り」で書いていくことがポイントらしいです。

この後の作業としては、今回作成した中心を取り囲む8つのキーワード、それぞれのキーワードを取り囲む9マスを作成します。

しかし、なんで急にこんなことを始めたんだろうと思いましたが、ある意味明白か。

…父の命日が近いということ、そして、50歳を迎えたということもあり、色々自分を見つめ直そうと思った次第です。世論に揺さぶられてフラフラするのではなく、ちゃんと地に足をつけて歩かなきゃね。

自信 ポジティヴ志向 見聞
職責 全幅の信頼を集める人 人と人との繋がり
自己愛 ありのまま

プリンスが語る平和的革命 「Welcome 2 America」 #prince #w2a


プリンスがこの世を旅立って5年が経過。
依然としてプリンスロスに陥っている人も多数いる中、何と「新譜」が発売されることがアナウンスされた。海賊盤のようなデモテープ起こしや、過去の未発表曲の寄せ集めなどではなく、正真正銘の「新譜」だという。
2010年に制作されながらお蔵入りとなったそのアルバムのタイトルは、「Welcome 2 America」(W2A) 。11年という月日が流れて、突如スポットライトが当てられることとなった。

プリンスが手掛け、この世に公式に発表されていない楽曲の数は数万曲とも言われており、今回のアルバムがほんの氷山の一角に過ぎないのは事実だが、それでも、これまで聞いたこともない作品が発表されたことは、素直に嬉しい。そして、過去のアルバムのリマスター盤に収録された、未発表作品集とはまた異なる趣、当時の世相や心境を強く反映したような楽曲で構成されている点、しかもそれが、今日においてもなお響いてくるということもまた、何とも心をくすぐる。

ところで、まず最初に思ったことは、なぜこのアルバムがお蔵入りすることになったのか、ということだった。流れからすると、2010年に発表した「20Ten」の次に発売されるかも知れなかったアルバム、ということになるが、プリンスが前作を踏襲した続編的なアルバムを制作することはこれまで一度も見たことがないので、「W2A」も「20Ten」とは全く異なる趣意で制作されたものだろう。ただ、「20Ten」にあったいい意味での軽妙さ(悪い意味でのチープ感)は影を潜め、全く異なる印象を抱く作品だ。
そこで考えたのは、このアルバムが社会的なメッセージをかなり強く打ち出したものとなったため、さまざまな影響(新たな敵を作るかも知れないリスク)を考慮し、お蔵入りにしたのではないか、ということ。あるいは単に、一気に台頭した音楽のデジタル化や、寡占が進む市場や社会に辟易してのことなのかも知れないが、真実は誰にもわからない。(プリンス自身が今は早過ぎると判断した結果、お蔵入りとなった、という説もあるが。)

プリンスは以前からインターネットやGoogle、Apple社などに対する批判を強くしていたが、このアルバムが制作された前後の頃と思しきインタビューでは、批判と皮肉を一層強めている。そして、この頃の音楽市場にうんざりしたプリンスは、レコーディングをしばらく自粛することにした、とも語っている。実際、「20Ten」の次にアルバムが発表されるまで、4年の月日を要することとなった。デジタル化に迎合し始めたレコード会社や音楽業界に対して、とことん嫌気が差したのかもしれない。

そういえば「20Ten」も当初は、レコード会社を通じたものではなく、紙媒体である新聞の付録として世に放たれたんだっけ。(ライブツアーの宣伝に一役買ったのも事実だが。)

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JAM & LEWIS VOLUME ONE #jamandlewis #おすすめアルバム 



今は昔。

80年代から90年代にかけて、名うてのプロデューサーがしのぎを削る時期があった。

歴史を紐解くと、80年代前半にマイケル・ジャクソンのプロデュースや「We Are The World」を手掛けたことで知られるクインシー・ジョーンズ、80年代中盤はいわゆるユーロビートの牽引役となったPWLレーベルのストック・エイトキン・ウォーターマン、そして音楽市場における栄枯盛衰の典型的なカテゴリーとも言えるニュージャックスウィングの火付け役となったテディ・ライリー、猫も杓子も大物も小物もみんなが縋ったベイビーフェイス、そして、裏稼業の如く別名義でのプロデュースにより、密かにヒット曲を出し続けていたプリンスなどなど。

今回紹介するジャム& ルイスも、80年代前半、プリンスによって手掛けられたバンド、ザ・タイムの一員として参加していたジミー・ジャムとテリー・ルイスの二人によるプロデュースコンビ。
プリンスの傘下で活動していた時期はそれほど長くはなく、自らのレーベルを立ち上げてプロデュース業に力を入れていた頃、ザ・タイムの公演に参加することができず、バンドを解雇となった話はプリンスファンの間では既知の事実。その後プリンスは映画「パープル・レイン」の大ヒットにより、名実ともにトップミュージシャンとなるが、ジャム&ルイスはこの映画に出演していない。
がしかし、ジャネット・ジャクソンのアルバム「コントロール」を全面プロデュース、大ヒットを収めたことで「時の人」となり、続く「リズムネイション1814」でもヒットを記録、他のミュージシャンのプロデュースを手掛けることとなった。

個人的に一番驚いたのはジョージ・マイケルのアルバム「FAITH」に収録されていた「Monkey」が、5曲目のシングルとして発表された時だった。アルバムの中では、猿の鳴き声から始まるそれほど派手さのない楽曲だったのが、シングルではジャム&ルイスによる大胆なアレンジが施され、ダンサブルかつキャッチーなサウンドに生まれ変わっていたのだ。

ジャム&ルイスも参加したザ・タイムが1990年に発表したアルバム「Pandemonium」は、プリンスのレーベルである「ペイズリーパーク」レーベルから世に出された。かなりジャム&ルイスの色が濃いと感じられるこの作品ではあるが、プリンスとジャム&ルイスが交わることは、結局その後なかったようだ。

ジャム&ルイスの活動としては、90年代後半になると活況を見ることはなくなったが、1999年には宇多田ヒカルの楽曲を手掛けたほか、2007年に発表されたチャカ・カーンのアルバム「FUNK THIS」を全面プロデュース、第50回グラミー賞では最優秀R&Bアルバムを受賞するなど、地道に存在感を示していた。

さて、前置きがだいぶ長くなってしまったが、そんなジャム&ルイスが先日初めてアルバムを発表した。

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