日別アーカイブ: 2004-10-29

今週の「どんだんず」


今日は、物凄くローカルなお話をしたいと思います。まず、題名の「どんだんず」という言葉は、ビートルズとかドリフターズの類ではなく、「どうなってるの?」といった意味の津軽弁です。
かれこれ20年も前になるのですが、「SAY! MUSIC FELLOW!」という地元AMのラジオ番組がありました。「今週のどんだんず」というのは、その番組の人気コーナーで、金曜の深夜0時頃にもかかわらず、聴視率が6%を超えるというお化け番組だったといいます。
ちなみにこの番組では、まだブレイクする前の岡村靖幸や渡辺美里、そして地元出身の小比類巻かほるをプッシュしたり、最新の洋楽情報を提供していました。ちょうど私が中学生の頃でしたので、今思えば、洋楽にどっぷりハマる礎となったといっても過言ではありません。タワーレコード渋谷店店長お勧めの輸入盤の紹介コーナーもあり、そのレコード(CD)をプレゼントするということで、僕も幾度となく葉書職人に徹し、いくつかの作品をゲットしたこともあります(一時期懸賞にもハマったのも、この番組が原因でした)。しまいには、よほど葉書を投稿していたのか、高校一年の時には、大晦日の特番に(録音ではありますが)電話でクイズ回答者として出演させられたこともあるという、いろんな思い出が詰まった番組なのです(嗚呼、恥ずかしい)。
そんな「音楽番組」から生まれた名物コーナー。地元ではこの「どんだんず」という言葉は、ごくごく当たり前に使われていました。イヤ、今思えばこのラジオの影響だったのかも知れません。いわば流行語みたいな感じ。週明けの学級は「どんだんず聴いた?」という話題で持ちきりだったというのも、誇張した表現ではないと思います。
さて、このコーナーがどういう内容かといいますと、どこにでもありがちな話題を、津軽弁で面白おかしく綴り(もちろんネタは、全て津軽弁で葉書に書かれている)、締めで「どんだんず〜!」と絶叫するもの。恥ずかしながら私も何枚(何十枚?)か投稿し、何度かネタがOAされたことがあります。その週のネタで一番面白かったものに与えられる「今週のどんだんず賞」を貰ったこともあるのです。
しかしながら、時代の流れと共に番組は終了し、新番組が始まったのですが、この「今週のどんだんず」だけはしばらくそのまま残っていました。
私もそれなりに年を重ね、深夜番組を聴くこともなくなり、今やごく普通の平凡な給料取りとなりました。
ところが、見つけてしまったのです。
ローソンのレジ横に並ぶCD。何とそこには「今週のどんだんず」の字が躍っているではありませんか。
ウラ面を見ると、過去の作品から厳選したものを約70分に渡って収録しているというのです。それも、ローソン限定販売。
懐かしい…。
気が付くと僕は、そのCDを手に2,100円を払っていました。
急いで家に帰り、早速MDに録音、今朝の電車で途中まで聴いてきました(電車に乗っているのは35分だから、全ては聞くことができないのです)。とにかく、懐かしさと嬉しさがこみ上げると共に、笑いをこらえるのが大変で、何度咳払いをしたことか…。
恐らく、津軽弁を知らない方、とりわけ青森県以外の方には何の食指も動かないCDでしょう。というか、青森県以外では購入できないんですね。
地元民よ。
「どんだんず」を知る有志よ。
これを聞いて笑いなさい。青春を思い出しなさい。笑うことがストレス解消になるというのは、ウソではないぞ。
青森県内のローソン各店で発売中。2,100円。

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