12月19日にユニコーンのデビュー25周年を記念したベスト盤2作品が同時発売されました。
「Quarter Century Single Best」
「Quarter Century Live Best」
元々これらのCDは10月25日に発売されたユニコーンのデビュー25周年記念BOX「Quarter Century Box」に収録されていたものですが、今回、通常盤としてバラ売りされています。
受け売りになりますがこのCD、マスターテープの原音に近い音で再生可能な高音質CD「Blu-Spec CD2」仕様とのことで、これまで収録されていた音源が一体何だったの?というぐらい、劇的に音質が改善されているようです。
思えば色んな問題を惹起することとなったCCCDに始まり、さまざまな仕様のCDがこの世には出ていますが、このCDは(も?)通常のデッキで再生可能だそうです。
さて、ソニー・レコードの作品がiTunesから発売されるようになり、物凄く購買意欲が高められている一方で、何で旧作でしかもリマスターされているわけでもないのに、ソニーの作品だけこんなに高価なんだろう、という疑念や躊躇も拭い切れていないわけですが、今回僕は、高音質CDには手を出さずにiTunesからアルバムを購入しました。ちなみに1作品あたり2800円でした。
で、実際その音を耳にしてみますと、これまでのCDに文字通り「コンパクト」に収まっていた数々の音源が、急に音の広がりを持ったといいましょうか、これは新たに録り直ししたんだろうか?と思ってしまうぐらい、素晴らしく音質が改善さることが素人の耳でもすぐにわかりました。1センチ四方の四角形が、30センチ四方の四角形に広がったぐらいに、衝撃的…あ、ちょっとこれは大げさかな。
Single Bestでは、直近までのシングルをはじめ、今回アルバム初収録となる「ヒゲとボイン(EXTENDED mix)」や「黒い炎 (EXTENDED mix)」、更には解散後の企画シングルとして発売された「雪が降る町”more bell mix”」など全29曲が収録され、マニアはもちろんのこと、マニアじゃなくとも充分楽しめる内容に仕上がっています。
一方、Live Bestでは1989年から2011年までのライブ音源から、レアな音源を含む選りすぐりの音源が30曲収録されています。
僕は手持ちのiPodにこの二つの作品をぶち込み、敢えてシャッフルして聴いてみました。
とにかくですね、この音質は本当に凄いです。
ライブ音源もシングルも、ごちゃ混ぜになっても全く違和感がないし、音が新鮮です!聴いていてとても楽しくなります!
これまでも何度となく発表されている「ユニコーンのベスト」ということで、正直購入に至るまでは結構躊躇しましたが、このベストアルバム2作品だけでも購入して大正解でした。
ユニコーンがデビュー25周年。記念のベスト盤が、凄い。
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