日別アーカイブ: 2004-06-11

無意味な体力と精神力の消耗


今週は、僕の関連する業務の会計検査が行われていた。会計検査というのは、国からもらった補助金や交付金が適正に支出されているかを検査するというもの。
実は、僕の業務も検査対象業務にはなっていたんだけど、他県の状況を見る限り、殆ど実績はなく、まず大丈夫だろうとタカをくくっていた。そしていよいよ検査最終日を明日に迎えるという昨日、滞りなく終了するはずのところに一本の電話。イヤな予感が的中。明日、僕の担当する業務の状況を検査員が聞きたくなったという。別にやましいところがあるわけではないので、気にとめる必要はなかったのだが、4月に着任して2ヶ月ちょっとの状況での会計検査受検を目の前にして、一体何を聞かれるんだろう、果たしてうまく説明することができるだろうか…という不安が頭の中をグルグル駆けめぐった。昨日は結局午後からこの準備作業に追われることとなり、終業のチャイムが鳴ったことにも気づかないくらい没頭していた(今の職場に来てこんなに没頭したのは初めて)。
まぁ、なるようになるさ。
開き直るしかない、と思いつつも、帰りの電車の中では一人想定問答。
今朝も、目が覚めた途端に想定問答を開始(ちなみに朝5時過ぎに目が覚めた)。
電車の中でも想定問答を繰り返しながら、職場へ。
9時には受検会場入りしなければならなかったため、朝の挨拶もそこそこに、そそくさと職場を後にした。
会場には、月曜日から木曜日の間に検査官から指摘された事項(いわば宿題)に対する回答を持った事務所の人たちでごった返していた。9時過ぎに担当官が会場入り、程なく検査が始まった。様子を見ると、5つのテーブルにそれぞれ担当官が座り、厳しい視線を送りながら質問している。実は、僕にとっては初の会計検査なのだ。ふと見ると、1つのテーブルの検査が終了した。時計を見ると、9時30分。僕の担当官の席は、一向に動く気配がない。
10時過ぎ。僕の前となる二組目が受検開始。
長い。待つのがこれほど辛いとは、思いもしなかった。
10時30分。終わりか?と思わせておいて「あ、それから…」で延長。10時40分にようやく二組目が終わった。
このペースだと、30分以上の受検は覚悟しなければならないようだ。
周りを見ると、殆どのテーブルの検査は終了している。
緊張が走る。自己紹介もそこそこに、説明を始めた。
検査官から質問が出される。それに答える。自分でいうのも変だが、いざ席に着いてみると、思った以上に冷静に対応している。
一方、受験前で緊張している僕に、「何か(トラブルが)あったら誰に連絡すればいいんだ?」などと不謹慎な発言をした上司は、僕の背後で石のように固まっている。
何度かやりとりがあり、しばし沈黙。
この時間がある意味一番辛い。
「そうですか。わかりました。わざわざありがとうございました。」
何と、あっさり10分で終了。昨日午後からの緊張感が、一気に解けた…。と同時に、ドッと疲れが出た。