日別アーカイブ: 2016-05-11

キャッシュバックキャンペーン

通院5日目。まだ痛みは残っていますが、当時の痛みと比較したら今は1~2程度といった感じ。ぼちぼち闘いも佳境に差し掛かっているような気がしています。憩室炎って、絶食点滴で1か月以上入院、ということもざらにあるようなので、僕の場合はまだこれでも軽症なのかも。いっそのこと、痛みの元から根こそぎ腹の中をほじくり返して引っこ抜きたいのですが、そんなことをしたら当時の痛みと比較して1千万ぐらいになりそうなので、やめておきます。そう、今は我慢ガマン。ちなみに点滴の際に看護師さんから「食事制限とかされてます?別に好きなもの食べて飲んでもいいんですよ。ガマンはむしろストレスですからね。」と言われました。どうやら額や頬に大きく「ストレスの塊」と滲み出ていたようです。

じぶんのことだよ昨日夕方、病院の待合室での光景。どうやらトッチャ二人が久しぶりに再会したらしく。
A:「んろぉ!ズンブ久しぶりでネガ。」(あら!随分久しぶりじゃないですか。)
B:「ろろろろろ、どしちゃばー?」(おやおや、どうしていました?)
A:「んー、まんずな。ながなが銭ンコ回んねくて、タンダデネクテラジャ。変わりネクテラガ。」(ええ、ぼちぼちってところですかね。商売の方はなかなかお金が回らなくて、大変でした。お変わりありませんか。)
B:「んー、まんずな。(会計を済ませ)ヘバ、マンダロ!」(ええ、おかげさまで。それでは、また!)

…AさんBさんに聞きたい。んー、まんずな。じゃなくて二人とも、何かお変わりあったから病院に来ているんですよね?(笑)


今年の7月、初めて十和田湖畔でハーフマラソン大会が行われます。どうせなら参加してみようかな、と公式サイトを覗いてみたら、何と5月9日で定員に達したためエントリー受付終了となっていました。僕は結局エントリーできませんでしたが、定員が足りず四苦八苦するよりは良かったのかな。
面白いなあと思ったのが、受付時間が何と朝の7時15分までとなっていること。これだと、遠方からの人は宿泊しなければ参加が難しいと思います。もう一つは、7時30分から船(恐らく遊覧船)で出発地点まで移動し、その移動の船内で開会式が行われること。田沢湖マラソンでも10キロのスタート地点まで船で移動していましたが、十和田湖でも、遊覧観光という一つのコンテンツをここで示すという観点からも面白い取組だなあ、と思いました。田沢湖でやれるなら、十和田湖でもやればいいのに…とずーっと思っていましたが、願いが通じたような気分です(まあでも、コースは決して楽ではないと思いますが…。)

最近はマラソン大会が乱立しているような状況で、季節問わず毎週どこかで何らかの大会が行われているといっても過言ではないと思います。
もはやランニングが一つの市民権を得ている中、これからの大会は何らかの特徴がないと参加者を募り、維持していくことが難しいのではないかと思います。
大きく分類するなら、次の二つ。

・記録重視型のレース(日本陸連公認であることが望ましい)
・記録より地元売り込み型の大会(でも、記録もそこそこ狙えるのが望ましい)

大会も千差万別であれば、ランナーも千差万別。ストイックに記録を狙うエリートランナーもいれば、走ることはともかく、その地域の雰囲気や観光を楽しみたい、というファンランナーもいることでしょう。
ただ最近残念なのは、ランナーが「もてなし慣れ」してしまっているというか、「ランナーなんだからもてなされて当たり前」、「エイドも充実していて当然」みたいな風潮が、まん延しているような気がするのです。

また、ここ最近はエントリー代の高騰が問題視されることがあります。エントリー代が1万円を超える大会も増えてきましたし、北海道は函館で今年初めて行われるフルマラソンの大会も、それまでのハーフマラソンの時と比べて急にエントリー代が高くなったと嘆く声がありました。僕が昨年走ったさいたま国際マラソンも、今年のエントリー代は約1.5倍になるらしいです。さいたま国際はこれ以外にコースの変更とか制限時間の緩和とか、何となく魅力が一気に薄れてしまった感があります。

大会を運営する中で、一番経費を要するのが警備だと言われています。
そこで、マラソン大会でのこんなキャンペーンを考えてみました。

キャッシュバックキャンペーン。

ゴールまでの制限時間3時間30分の大会であれば、制限時間6時間の大会より少なくとも2時間半は警備の時間は短くなるはずです。ということは、警備に係る経費は安く済むの、かな?(あ、でも終日契約で時間契約ではないのか。)
ゴールする時間が早ければ早いほど警備代はかからないという前提で、参加エントリー代が安くなる、つまり、最初は一律で頂くエントリー代を、ゴールタイム毎に区分けしてキャッシュバックするという仕組みです。例えばゴールタイムが2時間30分以内であれば3,000円キャッシュバック、3時間以内であれば2,000円、4時間以内であれば1,000円、それ以降はゼロ、といった感じです(もっと細分化してもいいかも知れませんが。)
ただし、遅れてゴールする方たちにもそれなりのメリットはあります。
エイドに置かれる給水や補食が、時間の経過とともに豪華になっていく、というものです。最初は水とスポーツドリンクのみ、時間が経つとともに飴、梅干し、バナナ、ドライフルーツ、軽食、地元の名物、しまいにはアルコールと豪華になっていくのです。早くゴールするエリートランナーの皆さんは、こういうエイドの恩恵を授かることはない(というか、最低限のもの以外はあまり必要としない)一方で、ゆっくり走る人達は色んなものを口にすることができるわ警備もちゃんとしてもらっているわで、それ相応の対価を払っているんだから仕方がない、という風潮に…ならないか。(笑)

まあ、僕がここ数年参加している夏の某マラソンでは、先頭が駆け抜けてからかなり遅れて給水所にたどり着いたら水がなかったとか、手渡されたスポンジが乾いていた、という笑うに笑えない事態も起きていました。

個人的には、ゆっくり走る人にこそ給水や補食といったエイドがしっかりしていなければならないのではないかと考えます。まあ、NAHAマラソンは、沿道が私設エイドだらけなのでその心配はありませんが。
ただ、ゆっくり走るということはスタッフや関係者の拘束時間もそれだけ長くなるということになるので、それ相応の対価は支払おうね、というだけのことなのですけど。ちなみにこのキャンペーンの一番のネックは、採算が取れるかどうか、実際にやってみないとわからない、というところでしょうか。って、そんなの誰がやるんでしょう…。

いやあ…さすがにぼちぼち走りたくなってきました。開腹しなくとも快復するまでもう少しです。頑張ります。