日別アーカイブ: 2009-11-06

佐野元春90’sリマスターBOX 詳報


先般お伝えした佐野元春の90年代リマスターボックスの詳報が公開されていた。

が、しかし。

これほど食指の動かない佐野元春作品も、ないかも知れない。

■90年代リマスターBOX、MWSで11/25より予約開始

先日第一報をお伝えした、90年代作品デジタルリマスターBOXの詳細が決定した。「MOTOHARU SANO 1990 – 1999 ORIGINAL ALBUM REMASTERED」と名付けられた今回の完全生産限定セットは、最新のデジタルリマスタリング技術+Blu-spec方式CDで提供。6作品のCDに加えて160Pを超える豪華ブックレットが収められる。価格は15,000円(税込)。販売方法はMWSストアでの予約販売(プレオーダー)方式となり、プレオーダー開始日は2009年11月25日(木)。そしてお手元への発送は2009年12月21日(火)から順次開始となる。

90年代のオリジナル6作品、『タイム・アウト!』『スウィート 16』『サークル』『フルーツ』『THE BARN』『Stones and Eggs』を1BOXに収めた今回のボックスセットは、マスターテープに記録された原音により忠実なサウンドを奏でるよう最新のデジタルリマスタリング技術が施され、ディスクも高音質CDとして評価されているBlu-spec方式を採用。皆さんがお使いのCDプレーヤーで最良のサウンドを得られる仕様となっている。

アルバム単体ごとの販売は来年春を予定されているが、今回はボックスセットならではの特別仕様となっており、CDパッケージはすべて見開きタイプの紙ダブルジャケットで統一。さらに6作品のオリジナルブックレットを一冊にまとめ、あらたにテキストを加えた160Pを超える豪華ブックレットが収められる。

現在、元春の90年代オリジナル6作品は廃盤となっており、ネットでのダウンロード販売もされていない。このため新旧のリスナーは音源を入手できず、音楽文化の観点から見ても大きな損失といえる状態が続いていた。それだけに今回の90年代リマスターBOX発売は、すべての音楽リスナーにとって嬉しい知らせであると同時に、旧作の廃盤化が続いている昨今において大変意義深いことであろう。

MWSでは今一度90年代作品を再評価するために、新たなガイドともなる元春の作品解説インタビューをはじめ、さまざまなコンテンツを用意して、90年代リマスターボックスを多面的に紹介していきます。お楽しみに!

■「Motoharu Sano Original Album Re-mastered 1990―1999」特設ページ
【Go URL】—> http://www.moto.co.jp/remaster/90s/

品番を見ると、ディスク数が6枚になっているので、結局「The Circle」のリミックスEPやシングルのカップリング曲については同梱されることなく、今のままだとこのまま闇に葬られてしまうようだ。
他にも例えば何か貴重なDVDや音源がコンパイルされる様子もない。
6CDのブックレットを、何と一冊にまとめてしまうという強引さもいかがなものか。
一つの作品としての個性はないのか、個性は!
とまぁ、難癖をつければきりがないほど出てくるぞ、これは。

バカヤロー!リマスターした上でBlu-spec盤が一枚あたり2,500円で手に入るんだ。つべこべ文句言うんじゃねぇ、なんてことになると、ファンはますます買わなくなるよ、間違いなく。

限定編集盤が発売されるたびに価格が少しずつ高くなっていることは気になっていたけど、いくら何でもこれはないって。元春のファンが求めているのは、こんな中途半端なBOXじゃないってことを、Sonyは全然わかってないね。年末商戦に乗っかった商売だよ、これじゃ。

もっとも僕は、今回の作品について元春が嬉々としてゴーサインを出したとは思っていない。

一つの作品を深く掘り下げ、日の当たらなかったところにも日を当てる。その上で、当時の作品を再評価する。今まで出してきたアニバーサリー盤って、そういうことじゃなかったの?佐野元春アーカイブって、そういう主旨じゃなかったの?
別にBlu-spec盤じゃなくても、いいです。普通のリマスター盤で、いいです。僕、そんなに耳が肥えてるわけじゃないし。

やはりここは、来春に予定しているという単体の販売開始を、期待しないで待つしかないか…。