3年前のことだと記憶しているのですが、早朝独りで岩木山方面へ向かい、ランニングの練習(当時はコソ練と言っていた)を終えて帰宅する途中、最後の長い橋を上ると、たくさんの自転車の列が連なっていました。
そこにいたのは、同学年のIさん。「おお!帰るところ?ちょっとちょっと!」と呼ばれ、何事かと思ったら、これから始まる「岩木山一周ファンライドのスターター」をやってくれ、とのこと。
急遽スタートの板を持ち、信号が青になると同時に板を掲げる、というお手伝いをしました。100人ほどもいたのでしょうか、小学生から比較的年配の方々まで、幅広い世代の方々に手を振りながら見送った記憶があります。
しかし、2年前はスタートに間に合わず、昨年度はスタート地点へも行けず…。
今年も看板は見かけていたのですが、行けるかどうかわからない(朝ではなくお昼の時間にランの練習に取り組む可能性が高かった)ため、ひとまず様子見を決め込んでいたところに、Hさんからメッセージが。
「今年もスタート地点に顔を出しますか。もし、可能でしたら、スタート地点とかの写真を撮っていただければ。」とのこと。
Hさんからのお願いを断るはずもなく、二つ返事でOK。
この方が知る人ぞ知る、Hさん。
以前写真展への出展を勧めてくださったのもこの方。写真の腕前はプロ級だし、最近はその写真もふんだんに掲載されたブログがとても面白いです。
>>> FEROKIE BLOG
岩木山や弘前を舞台にした自転車やランニングのイベントはとても活発で、それを仕掛ける人がちゃんといて、それをサポートする周囲の人たちもいて、かといって全員がプロのイベント集団ではないのが凄いと思うのであります。
(仕掛ける人、その1)
僕は自転車はまったくやらないのでド素人の端くれなんですけど、自転車を乗る人の中にはランニングに取り組む人もいますし、その逆も然り。デュアスロンやトライアスロンといった競技に出場する人もいますしね。
かといって僕みたいにランニングしかやらない人が自転車のイベントのお手伝いに行った時に、その場で浮いてしまうかというとそんなこともなく、ちゃんと受け入れてくれます。
さて、今まではスタート地点や途中で「いってらっしゃーい!」と手を振り見送るところ、今回は開会式から拝見させていただきました。
正直、自転車に乗る方が100人近くも集まると、圧巻。それを引っ張る皆さんも格好いいし、そこに置かれている一つ一つの物すら格好いい。
スタート前のオリエンテーション、Iさんの注意に笑ってしまいました。
「熊が出たら、チャリで走って逃げてください。猿が出たら、吠えてください。」
(仕掛ける人、その2)
オリエンテーションが終わり、スタート地点へ小走りで移動します。何せ自転車には乗らない人なので、自分の脚で走るしかないし。
岩木山一周でトータル70キロぐらい、早い人はお昼前後にゴールするそうですが、そもそもタイムトライアルではなくファンライドなので、差し迫った緊張感もそんなにありません。
午前7時過ぎから城西大橋手前を続々とスタートする皆さんを見送り。カメラを向けながら手を振ると手を振って応えてくれるし、サムアップするとそれにも応えてくれる…些細なことなんでしょうけれど何だか嬉しくて、一応全員撮影した…つもりです。でも写っていなかった方、ごめんなさい。ということで本日のお役目終了。せっかくこちらも元気を頂いたので、来週に向けて最後の調整。道中、岩木小学校6年生のお山参詣と会いました。
秋が近づいてきたなあ…。
今日は1時間10分で16km走ってきました。No AppleのTシャツを着て一人練習すると、いろんな人から声を掛けて頂いてホントありがたかったです。
いよいよ来週は北海道マラソン。ここから1週間で、疲労抜きと痛み抜き。まあ、気張らず気負わず気にせずで頑張ります。