月別アーカイブ: 2014年8月

今後のための備忘録 – まずは道マラに向けて


人生2度目となるフルマラソン挑戦まであと12日。
7月に痛めた右足の具合はとりあえず何とか快方に向かっているらしく、先日のロング走(37キロ)でも(イッパイイッパイではあったが)無事走り終えることができた。
昨年10月の弘前・白神アップルマラソン、つまりフルマラソン初挑戦の時は、これ以上ないだろうというぐらい用意や準備をしていたが、今回は明らかにその時とは状況が異なっており、大会に臨んだときにどういった結果をもたらすのか、今後のためにもメモしておこうと思う。

・月間走行距離は、5月をピークに極端な横ばい。
7月に痛めた足のこともあって、全然距離が伸びていない。…いや、6月から全く伸びていないのだ。
4月:126.4キロ
5月:161.0キロ
6月:120.3キロ
7月:128.0キロ
8月:101.7キロ(19日現在)
足を痛めたとはいえ、8月なんて37キロのロング走をやってもこれぐらいしか走っていないんだから、野口みづきさんの名言「走った距離は裏切らない」を鵜呑みにするならば、もはや目も当てられない。
ただ、これには僕なりの持論があって、大会まで2週間を切った今となってはそれほど気にしていない。
その持論というのは、「走った距離」の前に実は「目的を持ってしっかりと」という形容詞が隠されているのだということ。もっとも、漫然と走っている人なんていないのだろうけど。ちなみに前回、アップルマラソンの前月は、レースも含めて約190キロ走り込んだ(それでも足りないという人もいたが)。それが今回は半分…嗚呼。

・今年は20キロを超えるランニングが圧倒的に少ない。
大会も練習のうち、と言い聞かせて今年は昨年を凌ぐ数の大会、それもハーフマラソンばかりを走っているのだけど、大会のない普段走りの時に20キロを超えて走ったことが、実は数回しかない。「目的を持って走った」後には中身がついてくるはずだけど、今年はその実感がほとんどない。ま、何とかなるだろうという驕りがあることは、否定できない。かといって今からロング走をやってまた足を痛めてしまうのは、元の木阿弥。この夏、徹底して走り込まなかったことは、後になって絶対に響いてくる、という不安がよぎる…。

・もう一ついうならば、坂道を走る機会も少なかった。
去年は、山に向かって坂道を走るという練習を時々取り入れ、スタミナをつけていたのだけれど、今年はその回数も圧倒的に少ない。まあ、これからのレースに焦点を当てるとするならばまだ大丈夫だが、スタミナ不足を露呈しそうな雰囲気が漂っているわけで…。

・更に、暑さ負け。
北海道マラソンは、北海道でありながら酷暑の中行われる大会として有名である。もともと、そういう暑さ対策を考察するために行われるようになった大会らしいのだが、今年は暑い中をあまり走り込んでいない。いや、走ってはいるものの、すぐにバテてしまうのだ。前述のスタミナ不足なのか、単に意志が弱いだけなのか…。

・一番の敵は、実は自分自身!!
大会1ヶ月前に足を痛めたことは自業自得だし、結果として良い休息が得られた、と考えたいところだけれど、やっぱりこの時期に走り込みできなかったことは、正直悔しい。でも、走れなかった間に何をしたかと考えると、うーん…。
公認コースでサブ3.5(フルマラソンを3時間30分以内にゴールすること)というのは、僕の中で掲げていた今年の目標の一つである。
多分、失敗しなければ得られない何かもあるはず。実際、数多くの大会に出場している方に聞いてみると、自分自身が納得した大会なんて数えるほどでしかない、と。
…なので、ここで思い切り失敗レースをやらかした方がいいのかも知れない。だが、その失敗を恐れて臆病になっているのも事実だ。別に大会が今年で全部終わるワケじゃないのに。
もっと強気になって攻めるべきか、ここは一旦守勢に回るべきか…。それすらも決めかねて迷っている自分こそが、今一番のライバル。

・ということで、実は大会で失速したときの言い訳を列挙しているだけ。
当初、北海道マラソンでの目標もサブ3.5だった。実は今も心の中では、サブ3.5への憧憬、思いが消えていない。
腹は括っているんだよ、ホントは。出るからには、やっぱりサブ3.5狙いたいんだよ、ホントは。でも、それができなかったときにどう言い訳するか、そのことばかり考えているんだよ、ホントは。

失敗したっていいじゃないか 人間だもの

こんな私ですがあと12日、頑張って調整に努めたいと思います。無理はしませんが、せめて今やれることは精一杯やろうと思いますので、よろしくお願いします。

…あ、実はもう一つ目標がありましてね。眉間にしわ寄せ目くじら立てるのではなく、これぐらい笑ってゴールすることです。

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弘前のことを、ねぷたのことを嫌いにならないで。


8月5日。青森駅を出発し、弘前駅に19時10分過ぎに到着した電車から降りると、ちょうど駅前での弘前ねぷたの運行が始まっていた。小雨が混じる中、観客の数は思ったほどではなく、これは6日に観客が殺到するな…と思いながら、ねぷたを横目に家路を急いだ。

この日のねぷたの運行台数は60台を超えていたという。恐らく最後のねぷたが出発するのは、21時を軽く過ぎてしまうのではないだろうか。

ところが家に戻った直後の20時過ぎから、雨脚が強くなってきた。
いやいや、これは運行するのが大変だな、と。

そんな中、20時30分頃、透明シートを被せた近隣町内会の運行と思しきねぷたが、戻りの囃子を奏でながらゆっくりと家の前を通り過ぎた。

その後、いつもあちらこちらから聞こえて来るはずのねぷたの囃子の音が全く聞こえていないことに気づくまで、それほど時間はかからなかった。
雨のせいで中断したのだろうか。それとも、また何かトラブルでも発生したのだろうか…あるいは、途中で中止?まさかな…。

ところがその「まさか」が起きていたとは。
「何か」のトラブルが、まつりの根幹を揺るがすぐらい大変な事態だということを知ったのは、0時近くになってからだった。誰かがFacebookに投稿していたニュースソースを目の当たりにして、僕は独りで動揺を隠すことができなかった。
…ねぷたが倒れた?ねぷたの下敷きになって、人が亡くなった?

弘前市民のひとりとして、かなり動揺していることが自分でもわかった。結局僕はその後、眠りにつくことができなくなった。
(以下の記事は第二報)

ねぷた内で頭挟まれ男性死亡

弘前署や弘前消防本部などによると、5日午後8時半ごろ、弘前ねぷたまつりの出発地点の手前にあたる、弘前市北瓦ケ町付近の弘前郵便局前交差点で、運行準備中のねぷた本体の内部で、40代男性がねぷたの昇降装置に挟まれ、頭部外傷で死亡しているのが見つかった。大型扇ねぷたの昇降時に頭部を挟まれたとみられる。同署は男性の身元を確認するとともに、昇降中の事故とみられることから、業務上過失致死の疑いでも捜査を進める。まつり本部は午後9時1分、同日のまつりを打ち切った。(2014年08月06日01時04分 Web東奥)

僕が記憶している限りでは、弘前ねぷたまつりの運行中に亡くなる人が出たというのは聞いたことがない。どちらかといえば、弘前ねぷたは「静」のイメージがあり、むしろ事故など起こるはずがない、という印象を持っていたのだが…。
一方、この事故を踏まえ、残り2日間のまつりを中止することが決まった。もちろんこれも、雨天中止以外を除いては、今まで記憶がなく、実際初めてのことだそうだ。

関係者にしてみれば、苦渋の決断なのだろうが、致し方ないことと思う。まずは責任を押しつけ合うことなく、今後の安全確保に向けてしっかりと対策を検討する必要があるだろう。

弘前ねぷた6、7日中止

弘前ねぷたまつりで5日夜に死亡事故が起きたことを受け、弘前市など主催4団体は6日午前、同日と7日(最終日)のまつりを中止することを決めた。(2014年08月06日09時33分 Web東奥)

僕が最後にねぷたに参加したのは高校3年の時。つまり、相当期間ねぷたまつりに参加していないが、今回の事故は、これまで何となく避けてきた弘前ねぷたそのものに対する喫緊の課題を突きつけられたような気がしてならない。

もはやこれは、他人事ではないと思った。
観る側も運行する側も運営する側も、弘前市が全国に誇るまつり全体の問題として捉えなければならない。
今年の弘前ねぷたまつりは、初日から運行中のトラブルがちょこちょこと発生しており、中には、今回の事故が起こってしまった団体同様、油圧系統のトラブルを起こした団体もあったようだ。


亡父は自称「ねぷたバカ」だった。8月1日から7日まで、毎日毎日どこかの団体に顔を出し、ねぷたの運行に参加していた(正しくは、ただ酒を煽っていただけだったのかも知れないが)。

「青森のねぶたは、のたばったガニ。弘前のねぷたは、金太郎飴。」

そう言って笑っていた父。僕にとって「弘前ねぷたまつり」は、父のことを強烈に思い出す時期でもある。

やがて金太郎飴は多種多様化し、運行団体もどんどん増えていった。
気がつくと、運行規模に合わないぐらい大型化されたねぷたや運行団体の多種多様化が進むとともに、駅前に集中する運行台数、年を追う毎に無法地帯と化した場所取り、運行前の過度な飲酒、目に余るぐらいの衣装、そして、団体間での小競り合い…。

きっと亡父も、今回のこの事故に心を痛めていたことだろう。

もちろん今回の事故を予見できた人などいるはずがない。
しかし、いつか起こりうる事故が今回、とうとう起こるべくして起こったのかも知れない。
これを機に、ねぷた運行のあり方が問われることになるだろうし、ここぞとばかりの批判合戦も繰り広げられることも考えられる。

正直、ねぷたの運行やまつりの運営などに携わる方々、そして、今回事故を起こした団体や亡くなられた方のご家族の心中を察すると、胸が張り裂けそうなぐらい苦しくなる。

だが、来年以降の安全な運行に向けて、今こそ関係者が一丸となって、なぜこのようなことが起きてしまったか、しっかりと検証と分析を行い、祭り全体のルールを明確化しなければならない。
「教訓」の一言で済ませるには、あまりに事態が重すぎるのだ。

今朝の弘前市は、激しい雨が降り続いていた。弘前市全体が、号泣しているようだった。
まつりの後の静寂ほど侘びしさを感じるものはない。

その静寂が、いつもより2日も早くやってくるなんて、誰も想像していなかったことだ。

僕はねぷたに関しては前述のとおり既に20年以上も参加していないし、弘前ねぷたの運行こそ、「餅は餅屋」の世界だと考えている。大体にして、今のねぷた運行に係る内情は全くといっていいほどわからないので、ああだこうだと口を挟む立場にはない。

でも…弘前市民の誰もが、ねぷたまつりをやめて欲しいなんて思っていないはずなんです。津軽の、弘前の短い夏の夜空を焦がす風物詩なんだって、みんなわかっているんです。でも、やるからには何らかのルールを決めなければ、今後もこういったことが起こりうるんです。

喜怒哀楽。
人間の持つ4つの感情。楽しい時には喜びが伴い、喜びは楽しみをもたらす。
一方で、哀しい時には怒りが伴い、怒りは哀しみをもたらす。

だからこそ関係者の皆さまにおかれましては、どうか感情的にならず、責任を押しつけ合うことなく、努めて冷静に今後の方針についてご検討くださるよう、一市民として心からお願い申し上げます。

亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。


これまでで一番過酷な大会を見てきました。


8月3日(日)。

7月に痛めた右足が劇的に回復傾向にあったものの、ここでまた焦って走り出して悪化させても意味がないので、エントリーしていた秋田県男鹿市の「日本海メロンマラソン」のハーフには出場せず、参加賞であるメロン2玉を頂きに行きつつ、クラブの他のメンバーの応援に回ることにしました。

まあ、何でこの時期にマラソン大会があるんだ?と思ったのですが、メロンが収穫される時期だからなのですね。マラソンは二の次。まずは地元で収穫されたメロンを1個でも多く売り捌く。そんな感じでしょうか。なので、参加料は3,000円でしたが、結果としてはメロンの代金を払ったような、そんな気分になりました。

大会当日、弘前公園ランニングクラブからはハーフに9名、10キロに1名が参加、僕を含め2名がDNS(Do Not Start)となりました。

この日はかなり離れた場所にあるはずの台風の影響もあってか、朝から南寄りの風が吹いていて、気温がどんどん上がっているのがわかりました。ハーフマラソンのスタート時刻である8時10分を目前にして、ちょっと走っただけでも汗が滴り落ちるような状況でしたので、恐らく既に30度近くまで気温が上がっていたのではないでしょうか。
余談ではありますが実はこの日、秋田地方気象台が、秋田県内で35度以上の気温が予想されるとして「高温注意情報」を早朝に出していました。…ということは、実は運動なんかしたらダメな環境だったのでは。

…まあ、そんなことを知らない選手の方々は、非常に狭いスタート地点にぎゅうぎゅう詰めになりながら、いよいよ8時10分の号砲とともにスタートしていきました。記録はともかく、とにかく無事に帰ってくることを祈るばかり…イヤ、ホントにそれぐらいの暑さだったのです。
続いて8時35分、10キロ女子と一部男子の部がスタート。

DNSとなった二人は、とりあえずゴール付近まで移動し、そこで皆さんが帰ってくるのを待つことにしました。

9時近くになって、更に日差しが強くなります。黙っていても汗が出てくるような状況でしたので、走っている皆さんがどれほど辛いかと考えると、その場で涼んでいることすら申し訳ないと思い始めていました。

9時10分頃には一応「広報」係ですので、ハーフのスタート地点まで移動し、クラブのメンバーが帰ってくるのを待つことにしました。

程なく、ゲストランナーの川内優輝選手が予想通りハーフマラソンの先頭で通過。やがて9時20分頃に、10キロを走ったKさんが姿を現し、その後ハーフを走り終えた皆さんが続々と帰還を果たし、クラブのメンバーは全員ぶっ倒れることなく無事に完走しました。いや、救急車が数回往来するぐらいでしたので、ドMのレベルを超えてますよ、この大会。

…で、前述のとおり僕は走らずにただ応援しているだけだったのですが、走り終えた方々の話や僕自身が見聞きした内容を整理すると、果たしてこの大会、どうなんだろう…と思ってしまったわけです。以下、ざっと気づいたネガティヴな点。

・そもそもマラソンありきではなく、メロンの収穫販売に合わせた結果としてこの時期に行う大会だと割り切った方がよい。だから、メロンが嫌いな人は参加する必要なし。
・ちなみに、相当数のエリートランナーも走っており、レベルはそれなりに高い。裏を返せば、レベルの高い方々が鍛錬を兼ねて走りにやってきている、と考えた方がいいのかも。
・駐車場の場所がわかりにくい。僕らは幸いにして受付のある体育館のすぐそばに停めることができましたが、駐車場があちこちに分散していて、ホント危ない。
・もう一つ、スタート地点の場所がわかりにくいですね。何となく線が引かれてあって、何となくここです、みたいな。
・そのスタート地点、道幅がホント狭い。皆さんよく接触もせず転ばないで走るな、と思いました。
・ゴール手前500メートル付近の道幅はもっと狭い。その幅、2メートルもありません!しかも右側には無蓋の側溝が!これに5キロのファンランの方と、10キロやハーフのエリートランナーが一緒になっちゃうものだから、接触しそうになる姿を何度も目撃しました。
・一番酷いと思ったのが、ペアマラソンの出発と5キロ10キロハーフの戻りの時間が重なったため、既にゴールした人や応援の人たちの通行するところがなく、やむなく前述の2メートルもないという戻りのコースに入ってくるというありよう。スタートが終わるまで、歩行者を一旦止めたらいいじゃないですか!!
・スタッフの連携が今ひとつ。というか、スタッフの絶対数が足りていない。ランナーの誘導すらちゃんとできていなかったし、救急車が入ってきたときの誘導なんて、目も当てられませんでした。
・給水所の間隔が長い、らしい…。ついでに言えば、水しかなかったとのこと。スポンジだけじゃなくて、スポドリも置きましょうよ…。
・まあ、元々の距離が短いようで、ハーフだと500メートルぐらい?10キロでも200メートル短いらしく..。その分で勘弁してね♪ってがwww
・参加賞としてメロンを受け取っているのに、入賞者への副賞は高級メロンwww どんだけメロン食わせるんですかwww
・ところで、あのゴールでずっと流れていた曲…なかなかしつこいですw
大会のテーマ曲らしいのですが、田沢湖マラソンでも同じような感じでずーっと流れているんですよね。秋田県以外の他の地域ではあまり耳にした記憶がないのですが…。

とまあ、色んな細かい点が気になって仕方がなかったのですが、ちょっとあの状況の中で走るというのは尋常な人がやることではないですね。来年、どうしよっかなあ…。