僕にとって8年目となる2015年のランニングがスタートした。
一昨年、昨年とフルマラソンに足を踏み入れての3年目は、4月から散々たる結果に見舞われることとなった。2015年の第一戦となった4月26日の「イーハトーブ花巻ハーフマラソン」は、昨年のハーフマラソンで自己ベストを更新したコース。今年も虎視眈々とベスト更新を狙うも、オーバーワークが祟り、当日も左脚に違和感を覚えながらレースに臨んだ結果、12キロ過ぎで左脚の違和感が現実のものとなり、轟沈(結果は1時間37分25秒)。前半は完全に自己ベストのペースだっただけに、もう少し慎重に走ればよかったと思った。
結局故障を抱えることとなり、しばらく練習もできない状況となったが、大会から10日後に身内に不幸があったため、結果として5月10日に予定していた「八戸うみねこマラソン」はDNSとなった。
2月頃から続いた疲れは、結局ここでリセットされたような感じだった。社会に出てから、ゴールデンウィークを挟んだとはいえ初めての10連休。心身共にボロボロの状態ではあったし、仏事ということで決して楽ではなかったが、結果的にこの期間の休息そして休足は、いい方向に向かったのだと信じたい。
でも、次戦となる31日の「走れメロスマラソン(五所川原市)」は、無理をしない程度に走らなければならないと考えている。
思い返すと昨年の「走れメロスマラソン」は、微熱を抱えたままでの21.1キロだった。強い向かい風に苛まれながらも、1時間35分台でゴールしたことは、まあまあの結果だったといってもいいのだろう。
しかしこの頃から、それまで同じようなペースで走っていた仲間達にどんどん水をあけられることとなり、今日に至っている。
理由は簡単だ。
仲間達は努力をし、僕はその努力を怠った。これに尽きる。
昨年はどこか慢心していたところがあって(多分それは一昨年に初めてフルマラソンを完走したということに安住していたからなんだと思う)、フルマラソンもハーフマラソンも一応自己ベストは更新したけれど、劇的に更新したというわけではなかった。
しかし、焦りはない。他人は他人、自分は自分。誰かと勝負をしようと思ってランニングを続けているわけではない。むしろ戦うべきは、そういう己の中にある慢心や驕りなのだ。そう思ってこの間の日曜日、長めの距離(24キロ)を走ってみたが、朝9時過ぎから気温が25度を超えるという悪条件の中で身体も慣れておらず、17キロ前後から熱中症に似た症状に陥り、帰宅後はトイレで嘔吐を繰り返すという羽目になった。家族からは相当呆れられたが、これも自業自得、むしろ暑さ対策をどうすべきか、いい勉強になったんだとポジティブに考えるようにした。かなりアホである。
さて、今年の日曜日も夏から秋に向けて徐々に大会で埋まり始めた。
5月31日 走れメロスマラソン(五所川原市)★
6月28日 たけのこマラソン(平川市)★
7月5日 AOMORIマラソン(青森市)10
8月2日 日本海メロンマラソン(男鹿市)★
8月30日 北海道マラソン(札幌市)
11月15日 さいたま国際マラソン(さいたま市)
以下予定
9月20日 田沢湖マラソン(仙北市)
9月27日 つがる地球村一周マラソン(つがる市)10
10月4日 弘前・白神アップルマラソン
基本的にハーフマラソン(★)や10キロマラソン(10)は練習の一環。初めて開催される「さいたま国際マラソン」は制限時間が4時間以内。時間に追われる緊張感を味わってみたいな、と。12月のNAHAマラソンは、今年は回避。代わりといっては何だけど、願わくば2月の別府大分毎日マラソンへ行きたいな….。
そうそう、今週末は雨らしいが、恵みの雨になると期待したい。
風のように走ることは無理だが、せめて風邪をひかないようにしたい。
舞うように走ることは無理だが、自惚れに埋没するような走りはしたくない。
こんな無様なヘタレランナーになることだけは、もう二度とゴメンだ。
ああ、でも隊長からまだ了承をもらっていなかったんだった…。