日別アーカイブ: 2017-04-08

Get Wild SongMafia / TM Network


Get Wildの次の曲は、Get Wild。その次の曲も、Get Wild。これが延々繰り返されること、35回-

Get Wild(GET WILD)というタイトルの曲ばかり36曲収録された、超マニア向けな1枚。4時間を超える収録時間、4枚組というボリュームで税込3,240円。換算すると、1曲当たり90円(税込)。
ブックレットにはGet Wildの歌詞が掲載されているほか、3人揃ってのインタビュー、作詞した小室みつ子、主題歌となったアニメ「シティハンター」の原作者、北条司へのインタビューなどが掲載されています。(敬称略)

最初にGet Wildが発売されたのは1987年なので、今年で30年。このアルバムはそれを記念したプロダクツなのですが、たかだか1曲で4枚組のアルバムなんか、普通できませんって。(強いてライバルを挙げれば、紅白歌合戦の美川憲一「さそり座の女」ぐらいか?)

裏を返せばこの曲がいわばTM Networkの代名詞的な曲として、懐メロっぽさというか古さを感じさせることなく、時代を超えて長きにわたって演奏され続けて来たということであり、このアルバムに収録された36曲のうち、11曲がカバー曲ということが裏付けるように、いろんな人たちに歌い継がれてきたということになるわけです。

さて、その一方で残り25曲のうちライブバージョンが15曲。変な話だけれど、よくもまあ毎回ライブでこんなにアレンジを変えられるものだ、と…。
前奏で「ん?この曲何だ?」と思っても、「ゲッワーイ」のサンプリング声と、「ジャジャジャジャ!」という音がほんのちょっと流れるだけで会場が沸く、という…。(まあ、全曲「Get Wild」なので、「この曲何だ?」はないんですけど。)

インタビューでも触れられている通り、最初の「Get Wild」からリミックスされ、バブル全盛期に発表された「Get Wild’89」からどんどん派生していくこととなり、こんな「アホ」みたいなアルバムになったという…。

ところが不思議なことに、アルバムを購入してから通勤時に3日続けてこのアルバムを聴いていたんですけど、アレンジは違えど同じ曲が延々ループされているのに、なぜか飽きが来なかったんです。むしろ逆に、次の曲はどんなアレンジがされているんだろう、という楽しみが続いたのであります。感覚麻痺ですよ。

正直言ってこんなアルバム、古くからのTMファンか、よほどのマニアしか購入しないだろうし、一般の方々には全くお勧めできるものではありません。

でも、Get Wildにこだわるのも、いい加減もうこれぐらいでいいんじゃないかな、と思った次第ではありますが、全盛期にGet Wildを聴いて心ときめかせた皆さま、バブル期の感動を呼び覚ますには、3,240円なんて安いものです。だって、1曲90円ですよ!バブル全盛期には考えられないじゃないですか!

しかーし。
このアルバム、残念ながら収録されていないバージョン(これ以外にもまだあるのですよ!)があるので、評価は星4.5とさせていただきます。
さらにおまけ。

なんと、同じ曲名が続き過ぎたためなのか、同じ音源が収録されていたというトラブル!

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えーと…手元にあるのはこのエラー盤ですが、僕、単なる「Get Wild」好きな一ファンで、マニアじゃないからなあ…(笑)。