日別アーカイブ: 2009-07-08

妻の誕生日


今日は妻の誕生日だった。
いよいよ不惑のフォーティまであと1年を迎えた。いわゆる、アラフォー。
この年齢になると、何かお祝いをするというのも恥ずかしさを覚えたのか、妻の方から「今年はホントに何もしなくてもいい。お願いだからやめて。」というお達しが出された。とはいえ何もしないというのも寂しいものだと思っていたら、母がいろいろと準備をしていた…。

考えてみると妻と出会って約20年が経つわけで、妻と出会った頃のことを何となく思い出していた。

…付き合い始めた頃、彼女の母親(つまり今の義母)がバイト先に迎えに来るということで狼狽し、挨拶しながら自転車ごとチェーンに突っ込んだこと…。
初めて家にやってきた妻を見て、父が「どこの馬の骨だ?」と呟き、僕が激高したこと。まぁ、父の照れ隠しだということは分かっていたし、どうもうちの家族は素直に言葉に表すことが苦手だということを悟ったのも、この頃だった。もっとも、当の本人が骨になってしまったわけだが…(ここ、笑ってもいいところです)。

結婚していきなり単身赴任、しかも妻は僕の実家で父母と妹と同居することになり、周囲からは「こんなできた嫁はいない!」とべた褒めされる一方で、週末帰宅する僕の居場所はどんどんなくなり、ついには、プチ改装した自宅の中でシックハウス症候群と思しき症状を発症したこと。

考えてみるとお互い照れ屋なのか何なのかはわからないが、改まって感謝の言葉を伝えたこともないし、好きだとか愛してるなんてとてもじゃないが聞いたことも言ったこともない。

まぁ、この何となく持ちつ持たれつの関係が、長続きしている秘訣なのだろう。
よく、伴侶を「空気のような存在だ」と揶揄する人がいるが、今となっては何となくそれもわかるような気がする。もっとも、空気という存在までにはお互いまだまだ達していないけどね。

小っ恥ずかしいので本人を目の前にしては絶対言えないけれど、ありがとう、そしてこれからもよろしく、の言葉を妻に捧げます。

誕生日おめでとう。半年後に追い付くので、先を走っていてください。