月別アーカイブ: 2017年6月

忘れた頃に突然やってきた通知 – 走ろうにっぽんプロジェクト


今日は短めに。というか、これぐらいの長さがブログにはちょうどいいのでしょうか。これで原稿用紙換算で約4枚分…。


”一昨年、全国の素晴らしいランニングコースを再発見しようという「走ろうにっぽん」プロジェクトに、ランニングコースをご投稿くださいましてありがとうございました。選考の結果「走ろうにっぽん」青森県の候補25コースのひとつとして、掲載させていただくことになりました。
ついてはひとつお願いなのですが、コースマップをおこす関係で、簡単なマップをいただけないでしょうか?”

(一財)アールビーズスポーツ財団が主催する「走ろうにっぽん」は、ランニングコースという観点から日本の魅力を再発見するプロジェクトで、投稿してもらったランニングコースから、都道府県別の10撰を投票で決めていくというものです。既に47都道府県のうち、半分以上の都道府県でコースが選定され、そこから10撰が選ばれています。

そして何と今回、僕が提案した内容が、青森県の25候補に選ばれたのだそうな。
ちなみに僕が提案したのは、以下の内容でした。メールを見て思い出しましたが、一昨年前の話ということで、提案したことすらすっかり忘れていました。

●コース名 「弘前城・弘前公園」コース
説明:外周約3.3キロ。適度なアップダウンもあり、練習コースには最適。
途中道幅が狭くなるところもありますが、弘前公園内もランニングすることができますので、縦横無尽にコースを組み立てることが可能です。

…え?と思われた仲間の方も多いことでしょう。そう、正直言って僕じゃなくとも弘前市内でランニングに取り組んでいる人であれば、皆さん誰でも知っている公園の外周コース。1周3.3キロで信号に引っかかることもほとんどなく、適度なアップダウンがあることから、多くの皆さんがジョギングにランニングにと楽しんでいるようです。
ただ、この約3.3キロのコースだと、青森県の10撰には選ばれるのかも知れないけれど、地元民としては何だかありきたり過ぎて面白みがありません。
事実、先方からも今回、こういうリクエストがありました。

*弘前城と、弘前公園内を組み合わせたコースをご提案いただけないでしょうか?
距離:3km~10km程度

弘前城と、弘前公園内を組み合わせる!捉えようによってはとてつもなく壮大かつ難解なコースになりそうな感じ。7月8日(土)に放映されるNHK総合の「ブラタモリ」も真っ青の内容です。…いや、そういうことじゃないんだな。

ちなみに、事前に僕が提案した弘前公園の外周コース、恐らく僕だけではなく多くの方がこのコースを紹介したのかも知れません。それもあって、組み合わせたルートをリクエストされたのではないかと勝手に推測しているところです。

そこで今回は、時々僕が練習で走っているルートを紹介することにしました。
その名も、「弘前公園・弘前城を目一杯楽しむコース」
全長約8キロ(ルートラボでは7.9キロ)のコースで、有料区域である本丸エリアも駆け抜けるルートなので、走る時間帯が限られる、といってもいいかも知れません。かといって、先日開催され、このブログでも紹介した「弘前城リレーマラソン」のコースを付け足しただけ、というのともちょっと違うものです。

近日中(おそらく来月中)に、このルートを含む青森県内の25のルートが掲載され、投票が始まることと思います。
ルートが長過ぎて(ゴチャゴチャし過ぎて)敬遠される可能性は否定できませんが、もしも10撰に選ばれたらちょっと嬉しいかも!

10撰に選ばれると、その中からロケイニングイベントも開催されるようです。
ちなみに僕が紹介したコースがどういうものなのかは、まだ応募中の段階なので、敢えて公表しないでおこうと思います。(どうしても知りたい!という方は個別にお知らせください…いるわけないか。笑)

あわよくば、10撰に選ばれますように!

(今回設定したコースから眺めることができる、弘前公園のさくら。)

走ろうにっぽんFacebookページ


予想外の顛末 – 第22回平川市たけのこマラソン


(今日の画像は、弘前公園ランニングクラブの仲間が撮影してくれたものを皆さんの承諾を得て使わせていただいてます。佐々木さん、成田さん、吉田さん、ありがとう!)

多分、レース当日に記事を投稿するのは初めてですかね。勢いに任せた殴り書きみたいな感じになってしまったかも知れません。


2年ぶりとなる「平川市たけのこマラソン」への参戦。今回で4回目となりますが、エントリーするまでは毎回のように「今年は10キロでいいや..」と思っているのに、エントリー終了時にはハーフをぽちっとしているという不思議な魔物の棲む大会。
前回の投稿でもお伝えしたとおり、コースの大半は上りか下りといった感じ、平坦なところはスタート・ゴールの数百メートルぐらいしかありません。stravaでの記録を見たら、8キロ通過時に標高差が0mになっているので「おっ!」と思ったのですが、なんてことはない、上って7.5キロで折り返して下ったので、標高差が±0になっていた、というだけの話でした。ちなみにこの前後は、1キロで88mのアップダウンがあったようです。それぐらい、アップダウンが凄いコースなのです。
山登りと山下りの練習、と割り切れば大したことはない…と言いたいところですが、さすがに割り切ることもできず…。
ちなみにこのコース、これまでの自己記録は1時間40分。なのでまあ、それを切れれば御の字だけれど、別に切れなくてもいいや、とかなり楽観的にレースに臨むこととなりました。よってレースの前夜も断酒することなく、普段以上に飲み過ぎたというオチ。

金曜日そして土曜日の時点では、日曜日の天気が「曇り」の予報、最高気温も23度だということで、まあ、会場は山間の碇ヶ関だし、そんなに暑くなることもないのかな、と考えていました。でも、こういう機会でもなければ着用することがないかな、と思い、弘前公園RCで別注したランニングシャツに初めて袖を通してみることにしました。…あ、袖はないのか。

大会当日。予定よりも遅れて7時10分過ぎに自宅を出発。
遠くに見える大鰐、そして碇ヶ関の山々には霧が立ち込めていましたが、近づくにつれて徐々に霧が晴れ、雲が広がっていたはずの上空には青空が目立ってきました。ううむ、暑くなりそうな予感。

8時前に会場に到着し、弘前公園RCのテントが置かれた場所へ。そう、この開放感と澄んだ空気。あー、帰ってきた!って感じ。…これから地獄みたいなコースに挑むのに。
弘前公園RCのメンバーも続々と集まり始め、気が付いたら結構な人数に膨れ上がっていました。前日の朝練の時点で確認した時はそんなに参加者がいないという認識でしたが、この大会の怖さを知っている皆さんが逆に朝練を回避した、ということなのでしょう。きっと。

スタートの15分前、9時15分になってもスタート地点には人影がまばら。「そろそろ、行った方がいいような気が…」
何となくスタート地点に向かったら、それを合図にしたかのように続々と方々から選手の皆さんが集まってきました。
しかし、この時点で既に暑い!これは下手をするとぶっ倒れるんじゃ…。
往復2キロのアップの時点でかなり発汗していたのに、昨晩のビールが更なる汗となって怒涛の如く流れ落ちてきます。なんだか独りだけ既にレースを終えた人みたいな感じ。
あー、脱水に陥らなきゃいいなあ、脚が攣らなきゃいいなあ、まあいいや、最悪の場合DNF(途中リタイヤ)でも。
頭に浮かんでくるのは、そんなネガティブなことばかり。

(まるでやる気のないこの表情)

よく聞こえない拡声器が「スタート1分前」を告げました。さあ、行くか…。
9時30分、いよいよスタート。
勢いよく飛び出したところですぐに上り坂があるため、失速するのは目に見えていました。
まあ、最初の折り返しまで辛抱すれば、あとは何とでもなるか。
さて、ではこのレースの高低図をご覧ください。(画像はstravaから)

ドMドSの集いというのが、お分かりいただけるでしょうか。
上り基調の最初の1キロを4分15秒で通過した後は、5分台まで一気にペースダウン。その後1キロほど続く下りで一気にペースが上がり、4キロ地点から再び7キロ過ぎまで上り基調に。行きが上りということは帰りは下り、5分半まで落ちたペースが、下りで一気に3分台に。
ところがここで調子に乗ったせいで、下りが終わり、再び上りとなった12.5キロから、ガクンとペースが落ち、ついに歩く羽目に。嗚呼…。
再び走り始め、上りが終わった13.4キロから14キロまでは、一気に60メートル下ります。以前ここで足が攣った悪夢が蘇ります。
実はレース前の一つの課題として、いつもブレーキ気味となる下りをいかに走るかということを据えていたので、恐る恐るながら果敢に下り坂を走ります。
しかしこのコース、下りがあると上りがあるという。
水を口にするも足りないのか、せっかくのランシャツは汗で完全に重くなっていました。結局17キロ前後で再びダラダラ歩く羽目となり、ようやく残り3キロ地点でこの姿。もはや脳がアホになりかけています。

(このガッツポーズは何を意味しているのか…)

しかしここまでくればあとは下り、一気呵成にペースアップ。
するとその姿を見ていたバサマが僕を見ながら一言。

「んろー、すっかど機関車だばな!」(訳:うわー、すっかり機関車みたいだね!)
「んだべー!?」(訳:そうでしょう?)

ゲラゲラとけたたましい笑い声を背後にしながら、いよいよ右手下にゴールが見えてきました。あと1キロ、もう少し!

何人に追い抜かれ、何人を追い抜いたかは全く分かりません。時計も一切見ていなかったので、どれぐらいのタイムでゴールに近づいているのかもわかりません。

もはや疲労困憊ではありましたが、仲間の声援に手を振りながら、ゴール!
手許の時計を見て、ビックリしました。
1時間33分台!?えっ?何とこれまでの持ちタイムを、7分も縮めたことに。
…冷静に考えると、二度歩いたことで逆に心拍を落ち着かせることができたのかも知れません。

しかしゴールした後は干からびたように大半の水分が身体から抜けたような感じ。水をがぶ飲みし、記録証の受け取りへ。公私ともに色々世話になっているS君がいたことを知ってたので、「帰ってきたぞ!」と言わんばかりの表情で向かい、記録証を発行してもらうと…。S君がビックリしたような顔で、「すげえ!やったな!」と一言発したので何事かと記録証を見たら、何と第5位の文字。昨年10月のきみまち二ツ井マラソンでの6位入賞以来、人生2度目の種目別入賞!

棚から牡丹餅ですよ、これ。我々のカテゴリーでエントリーしていたのは80名近く、実際どれぐらいの人数が走っていたのはわかりませんが、何だか申し訳なくもあり…。

まあでも、結果は結果なので、素直にありがとう、と受け取らせていただきます。
しかし毎回言っていますが、次のたけのこマラソンは10キロ以下のエントリーにしようと思います!ちなみにstrava(Nike+)の結果では、この日上り下りを繰り返した結果、600m近く上っていたみたいです。ホントかよ!


クセになる大会


ハーフマラソンに首…ではなく脚を突っ込んでから6年目。フルマラソンだと走歴5年目に突入。
毎年出場するレースはほぼ毎年固定されつつあり、その中に走ったり走らなかったり、というレースが時々挟まってきます。

出場する以上は…と意気込むのも大切ですが、毎回毎回本気を出しては、相当な労力を要してしまいます。しかもそれは、大会に出場する前段階、つまり練習の段階からのことになってしまうので、かなり綿密な計画を立てて臨むことになります。

ご存じかも知れませんが僕は、石橋を叩いて叩いて叩きまくってから渡るタイプ。まあ、叩きすぎて怪我をしたこともたくさんありましたが…。
大会のたびに石橋を叩いているのも疲れるだけ。力を抜いて大会そのものを楽しむ、ということも時には必要だと僕は考えています。

年間のスケジュールを考えた時、春から初夏の積み上げ、盛夏から秋の本格シーズン、秋から初冬のクールダウン、真冬の試行錯誤と、4つに区切って大会を選別しているのですが、もしも他県で生活していたならば、このスケジュールもガラリと変わっていたことでしょう。もっとも今年は4月に職場の異動があり、秋以降の動向が全く不透明である(つまり、安易に大会のエントリーをすることができない)ため、いつもより少し早めにピークまで仕上げなければならないかな、とか考えたり…。初年度でペースを掴むってホント難しいんです、この業界(笑)。

本気を出す、いわゆる「勝負レース」と位置づける大会がある一方で、力を抜く、大会を楽しむ、つまり「ファンラン」という点でうってつけなのが、25日(日)に開催される「平川市たけのこマラソン」。毎年出場を楽しみにしている大会の一つです。実は今年が第22回なんだそうで!
コースの半分以上が上りか下りというこの大会、僕は「ドMとドSの集い」と勝手に銘打っています。

スタート直後から約7キロにわたって延々と続く上り基調、更には折り返した後の下りと、これだけでも十分過ぎるぐらいお腹いっぱいなのですが、その後も2度3度と繰り返される上り下りに、全身が悲鳴を上げるか脳がアホになるかというギリギリの状態まで追い込まれます。道中、声援を送る観客はほとんどおらず(畑仕事のついでに声援を送るお年寄りぐらいでしょうか)、鳥のさえずりと風の音が声援代わり。もう一つの励みは、コースの最高地点へ向かう間、そしてそこを折り返した後、たくさんの仲間とすれ違えること。

ヒーヒー言いながら走り終わった直後は本当に苦しくて、もうこんなコース二度と走るか!と思ってしまうのですが、なぜかまた走りたくなるという、ホントに不思議な大会です。しかし、今年こそ10キロにエントリーするつもりだったのに、間違えてハーフにエントリーしてしまったという…。

昨年はエントリーしたにも関わらず、熊本への支援活動が決まったため、出場することができませんでした。
よって、今年は2年ぶりの出場となります。この2年間で山の形状が変わるはずもなく、道が整備されたという噂も聞いていないので(橋が整備されたんでしたっけ?)、相変わらず泣かせる、いや笑わざるを得ないコースが待ち受けていることでしょう。それが楽しみでもあり、不安でもあり。

実は私、この大会の前後で、必ずと言っていいほど脚のどこかを故障します。2年前は、大会の前日アキレス腱に注射を打って走りました。しかし、それぐらいしてでも出たい、と思わせる何かがあります。ちっとも楽ではないけれど、あー、走るって何か面白いなあ、ということを実感できる大会…といえば大げさかも知れませんが、今年も「途中で歩くことなく最後まで完走する」ということを目標にしたいと思います。

どうやら天気もそれなりみたいですし、タイムは度外視、上り下りの練習の延長と捉えながら、慎重かつ大胆に楽しみます!