月別アーカイブ: 2021年1月

令和3年1月29日、50歳になってしまった。

「ようやく」というか「遂に」というか、50歳の誕生日を迎えた。

ここ数年は、「年齢なんて単なる数字」「誕生日はただの日付」と嘯いてきたが、実際に40代から50代へと突入したという現実を目の当たりにすると、何だか居心地の悪さのようなものすら覚えてしまう。

今も気持ちだけは青少年、マジメにふざけた日々を過ごしていることを考えると、自分が50歳になったということ自体が不思議でならないのだ。

50歳。オッサン全盛期というよりも、後期高齢者ならぬ後期オッサンの部類になってしまったような気分。急に老け込むつもりもないのだが、自分が50歳になるなんて、ホントに想像できなかった。

…さて、1年前はまだ新型コロナウイルス感染症が蔓延する前の段階で、「最後の40代を目一杯楽しませてもらいますか」と宣言したが、その直後からの感染拡大はご存知のとおり。
更に、僕自身の職場でのポジションが変わったということもあり、同じ職場にいながらにして、職場環境も生活環境もガラリと変わることとなった。
とはいえ生活環境が変わったのは僕に限ったことではなく、皆さんも色々と苦慮しながら、感染症対策に取り組んでいるという現在進行形。果たしてこの長いトンネルを抜けるのは、いつになることやら、といったところだ。

50歳を迎えると、何が変わるのだろうか。

まず、何ができるのかということを考えた時に真っ先に思い浮かんだのは、JR東日本が提供する「大人の休日倶楽部」に入会できる、ということぐらいだった。まあ、その他にも探せば色々あるのかも知れないが、それはまたこの先の楽しみに取っておこう。(ちなみに現時点で「大人の休日倶楽部」に入会する予定はない。もう少し今の状況が落ち着いたら考えます。)

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【ご報告】ホームタンクから灯油漏出の件

金曜日の朝、何の前触れもなく突然自宅のストーブが緊急停止した。何度点火してもスイッチが入らない。
故障か?と思いつつも、出勤の時間となっていたため、その後の確認を母に任せた。
メールを送ると、母から「ホームタンクが空っぽだった。」との返信があった。
え?12月中旬に満タンにしたホームタンクが、1か月ちょっとで空っぽに?
ざっと計算しても1日10リットル?それは絶対あり得ない!
しかし母は「今年は厳冬だったでしょ。あなたが仕事で不在の間も年末年始も、ずっと暖房は使ってたんだし。」と取り合わない。
半信半疑ではあったが、その言葉を一旦引き取ることとし、取りあえず至急ホームタンクへの給油をお願いしておいた。
その日の夜帰宅すると、ストーブは何事もなかったかのように稼働していたが、不安は拭えなかった。

土曜日の朝。新聞を取りがてら何気なくホームタンクを見て、異変に気付いた。
昨日満タンにしたはずのホームタンクのメモリが、既に4分の3まで減っているのだ。
やっぱりおかしい!何かが起きている!

何だ?まさか、灯油が漏れているのか?と、雪の塊で死角になってたホームタンクの下を覗き込むと、なんとタンクの下に据え付けられているレバーが、雪に押されて半開きとなり、そこから灯油がタラタラと漏出していた。数日前に降った雨と一緒に小屋の屋根から落ちた雪の塊が、ちょうどレバーの上に乗ってしまったらしい。
ざっと計算しても、漏れ出たのは100リットルどころの量ではない。

一気に顔から血の気が引いていくのがわかった。
これは、大変なことになった。

うちの北側約100メートル先には、川が流れている。
県内各地では、毎年のように川へ油(重油や灯油)が流れ込む事故が発生し、その都度消防が出動、オイルフェンスなどを張っていることを知っている。
危機管理という部局にいる立場の人間として、絶対にやってはならないことをやってしまった、と思った。
幸いにして、消防には昔からの仲間であるFがいる。まずはFに電話をして、対応を相談しよう、うん、そうしよう。

…しかし、2度電話を試みるも、彼は電話口に現れなかった。
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2021年、開幕しました。

順風満帆とは言えない中での2021年が始まった。遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。

毎年このブログで年始の挨拶を兼ねた意気込み、目標のようなものを掲げてきたが、今年はそんな気分にもなれない。
仕事納めが終わった年末年始も、29日、30日と出番。更に年が明けた1月1日も出番となった。

(大晦日、皿盛りを2台作成。今年は持参する家が減った。)

年末年始を過ごした気分になった時といえば、今年は作らないと思っていた例年の皿盛りを31日に一気呵成で作り上げたこと、思いのほかその日の夜の紅白歌合戦が面白かったこと、そして、無観客で開催されるはずだった箱根駅伝の沿道の人々に辟易しながら、復路最終10区での大逆転劇に胸が熱くなったこと。
…あれ?それなりに充実していたのかな。

年末は「数年に一度」と言われる寒波に見舞われ、雪かきにも追われることとなった。これぐらいの雪が普通なのかなと思っていたが、例年の寒気と比べると格段に冷え込み具合が違っていた。弘前市内ですら朝方のマイナス6~7度は当たり前、時にはマイナス8度を下回ることもあったが、その分、降り積もる雪は軽く、雪かきで腰を痛めるという最悪の事態にならなかったのは幸いだった。
余談ではあるが、元日の出勤帰り、猛吹雪に見舞われる中、青森から出発した電車が二つ先の駅から動けなくなり、80分も遅れて弘前に到着したのは誤算だったけれど。

(仕事納めの日に食べた焼肉弁当。)

ところで昨年の今頃は、一年後に日本いや世界がこんな状況になっているなんて、誰にも想像できなかったことだろう。一寸先は闇どころか、個人的には一寸先の闇がずーっと続いているような感じだ。

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