日別アーカイブ: 2009-03-09

シルクヱビス

気がついたらヱビスビールもどんどん増殖していき、定番だったゴールドの他、黒、グリーン、赤(の琥珀は期間限定なので店頭から姿を消しつつある)と色を並べ、今度は白いヱビスビールが期間限定で登場した。
小泉今日子があぐらをかきながら美味そうに飲む、「シルクヱビス」である。
ヱビスといえば何かいいことがあったときに自分へのご褒美として購入することが多いのだが、昨日買い物の際に店頭に並んでいるのを発見、別にいいことがあったわけでもないのに、新しいビールということで早速一本購入し試飲してみた(あ、断酒はもはや名ばかりの状態に…)。

アルコール度数は5.5%。小麦麦芽を原材料として使っているのが特徴らしい。
プルタブを空け、ゆっくりと中身をグラスに注いでみる。
ギネスビールのようなきめ細やかな泡を期待していたのだが、さほどたいした泡ではなかった。
それよりも一番衝撃を受けたのは、口に入れた時だった。ホップの香りが口に広がった後に飲み込んでみると、に喉に引っかかる「あの感覚」が全くないのだ。
ビール党としては、あの引っかかりがあってこそビール!という思いがあっただけに、まろやかな喉ごしといえば聞こえはいいだろうが、何だか気の抜けたビールを飲んでいるような錯覚に陥った。
味は悪くはないのだが…。うーん、何か微妙(苦笑)。

裏を返せばこのビールは、あの喉ごしというか引っかかりが苦手な人にはうってつけなのかもしれないが、「これ、ビールです」と言われると「え?これが?」という思いに駆られるかも知れない。

うーん、そもそもこのビールは女性がターゲットなのかもね。
缶の色はビールっぽさを感じさせない白だし、CMキャラクターは小泉今日子だし。

個人的には、あともう口にしなくてもいいビールとなってしまった…。