日別アーカイブ: 2014-03-26

「横綱鶴竜」誕生に、「待った」?


相撲協会、北の湖理事長を再選【2014/3/24 17:20 日本経済新聞】

1月30日に公益財団法人へ移行した日本相撲協会は24日、東京・両国国技館で、新法人で初めての評議員会と理事会を開き、北の湖親方(元横綱)が旧法人に引き続き理事長に選ばれた。

評議員会は池坊保子元文科副大臣ら相撲協会外部の4人と親方経験者3人の構成で、この日は6人が出席。1月末の協会選挙で当選した10人の親方の理事候補について審議し、北の湖親方や貴乃花親方(元横綱)、八角親方(元横綱北勝海)ら10人全員を選任した。直後の理事会で北の湖親方が互選により理事長に就いた。

評議員会では外部理事3人と監事2人も選任した。各理事、その他の親方の職務は4月3日の理事会で決定する。

鶴竜が第71代横綱に昇進 相撲協会が正式決定【2014/3/26 7:21 日本経済新聞】

日本相撲協会は26日午前、大阪市浪速区のボディメーカーコロシアムで大相撲夏場所(5月11日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、東大関鶴竜(28)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋=の第71代横綱昇進を正式に決める。新横綱の誕生は2012年秋場所後の日馬富士以来で1年半ぶり。

相撲協会は理事会後に鶴竜の元へ鶴竜の元へ使者を派遣し、昇進を伝達する。

鶴竜は23日終了の春場所で、2場所連続となる14勝1敗の好成績を挙げて初優勝。24日の横綱審議委員会で全会一致により横綱へ推薦された。
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(横綱への昇進が決まった大関・鶴竜)

モンゴル出身で4人目、外国出身としては6人目の横綱。夏場所は白鵬、日馬富士と合わせてモンゴル勢3人が最高位に座る。

26日の理事会では、3代続けてモンゴル人横綱が誕生するという現状を踏まえ、外部理事から名称変更に係る緊急動議が提起され、現在の「日本相撲協会」から「世界相撲協会」への名称変更に向けた議論も行われたが、出席した理事の中からは「この際もう、モンゴル相撲で、いんじゃね?」といった意見や「世界を名乗るには協会の器があまりにも小さすぎ。役員の図体は大きいのに」と蚊の鳴くような小声で呟く理事が現れるなど異論が相次ぎ、結論は持ち越しとなった。

一方、日本相撲協会を所管する内閣府公益認定等委員会では「理事会が評議員会と同日に開催されていること、その理事会からわずか2日間という間隔で臨時理事会が開催されていることを鑑みると、評議員会や理事会が法令に則った適正な手続きを経て開催されたものなのか、甚だ疑問が残る。理事の任期も「2年間」という解釈は、完全な誤り。「待ったなし」で開催した理事会が、無効と「うっちゃられる」可能性も否定しない」と相撲用語を意味もなく交えて苦言を呈しており、北の湖理事長の再任や大関鶴竜の横綱昇進に「待った」を掛ける構えだ。