Monthly Archives: 6月 2007

高い敷居

タラソテラピー人気、各地で=男性の利用増え、地魚も一役

6月23日11時1分配信 時事通信

海の資源を活用し、美容や健康に役立てようというタラソテラピー(海洋療法)が各地で人気となっている。癒やしブームや健康意識の高まりで、最近は女性だけでなく男性の利用も増えている。
タラソテラピーとは、ギリシャ語で海を表す「タラサ」と「テラピー」(治療、療法)からなる造語。フランス発祥とされ、15年ほど前に日本に上陸。海水を温めたプールで軽く運動したり、海藻ペーストを体に塗って血行を促進させるなど、海の近くでリラックスしながら、健康につなげられるのが特徴だ。

という、ちょっと古い記事なのですが…。
皆さん、タラソテラピー経験したことありますか。
僕はあります。

以前久米島を訪問した際、島にあるタラソテラピーの施設を訪問、一通り身体をほぐした後に、足のマッサージを施してもらったことがあります。
タラソテラピーの施設は、青森県内にも一つだけあるのですが、何せ車で1時間30分ほどの場所にあるため、そこまで行くのがちょっと面倒。というか、多分タラソテラピー以前に、目の前にある日本海での釣りに没頭してしまいそうな気がするのですが…(というか、まだ経営しているのかな「しーうらんど」)。

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土曜日の出来事

体験入隊も8日目。
何せ週末限りの仮隊員であるため、効果が全く見込まれないと思われていたが、うっすらと腹筋が浮いてきた…ような気が。
ちなみにこの日は、隊長のTV出演の影響もあってか、いつも以上に気合いが入り、大量の汗を流した。結果、体重は65.6キロ、体脂肪率15.6%!!!
来た来たっ!!これで今晩は美味い酒が呑める…(ウヒヒ)。

午後になり、妻と買い物に出かける。食材や猫の餌その他を購入し、家へと戻る途中、奇妙な光景に出くわした。うちから400mほど離れたところにある、市内の観光スポットとしても有名な最勝院五重塔の前で、明らかにロケ隊と思しき人たちが作業をしていたのだ。

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うっかり

最近来日したボビービリー隊長。どこに行ってもこの話題が出るということは、みんなそれなりに気になっているんだな、ということがわかる。

しかし、実際購入したという人とは未だお目にかかれず。
ホントに流行っているのか不思議な感じだ。
そんな中、「私、昨日からブートキャンプを始めたんです!」と嬉々としながら話し始めた職場のF嬢。
ふぅーん、と無関心を装っていたが、うっかり「Disc2が大変なんだよねぇ。」と口走ってしまったが最後、体験入隊していることがばれてしまった!

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雨降って地固まる

青森もようやく梅雨入りしたらしい。
昨晩は断続的に雨が降りしきり、心の中も少しだけ晴れた。ほんの少しだけだけれど。

いつもとは違う重い足取りで職場へと向かう。湿気を含んだ空気が、足取りを更に重くする。

僕の職場は南向きに位置しているため、日中は太陽に照らされ、猛烈な暑さになることがある(しかも冷房がないのだ!)。

今朝は、どんよりと雲が立ちこめていたため、日射によって暑くなるということはなさそうだ。代わりに、湿気でこもった職場は、執務の手をどんどん遅くしていく。

それは決して湿気だけのせいではなく、自分のメンタルな弱さも一因しているということは、僕が一番わかっているつもりだ。

ところが。
風雲急を告げたのは、午前11時過ぎのことだった。
上司に呼ばれ、昨日の経緯を一通り説明する。

「わかった。じゃあ、我々の方針として、一つの結論を出そう。」

そして出された結論は、電車の中で悶々とシミュレートしていた通りの内容だった。

この瞬間、全ての重荷から僕は解放された。

雨降って地固まる。

普段は鬱陶しさを覚える梅雨空が、今日は何だか清々しく見えた。

大丈夫だよ。多分。

失意

久しぶりに大々大チョンボをやらかした。

あまりにも情けなく、そして悔しく、職場で初めて泣きそうになった。
全ての慰めが虚しく胸を突き、心の中をグチャグチャに掻き回した。
「気にするな。大丈夫だ!」の言葉は、泣きそうな自分を更に追い詰めた。

全ての原因は自分の愚行に起因するんだということを改めて悟った時、そのことをやんわりと上司から突かれた時、ひょっとして自分にこの仕事は無理なのではないか、そんな思いが去来し、光のような速さで頭の先から全身に「硬直」が駆け巡った。

放心状態での後処理は全て裏目。後処理の為の後処理を余儀なくされた。あとは失笑するより他なかった。

「今日は帰ろう…」

終業時間を過ぎたあとも、全ての結論を未だ見ぬまま、帰路に就いた。

外に出ると、大粒の雨が激しく降りだしていた。
それはまさに、僕の気持ちを代弁するような雨だった。

傘もささずに雨に濡れてみた。

嗚呼。

心のモヤモヤを払拭するには、バケツをひっくり返したくらいの雨が必要らしい。