日別アーカイブ: 2017-03-01

東日本大震災復興フォーラム in 東京


東日本大震災の発生から間もなく6年が経とうとしています。
被災各県の復旧・復興の歩みはそれぞれに違っていて、中にはまだスタートラインにすら立てていない人たちが数多くいると言われています。
そんな中でこういう宣伝をするのはちょっと心苦しいのですが、何卒お許し下さい。

3月3日13時30分から、東京国際フォーラムのステージイベント【ホールB7】において、東北地方の被災4県合同による「東日本大震災復興フォーラム in 東京」が開催されます。
この日は東京都が主催する「東京から元気を届けよう!復興応援2017」も開催される予定となっており、こちらは11時30分から開催されます。(事前エントリーが必要でしたが、席に余裕があるとのこと、当日も受付するそうです。)


ウェブサイトはこちら。

11時から17時までは、地上広場において物販・飲食コーナーが設けられるほか、ホールB7のサブステージにおいて、写真パネル展や各県の復興状況などを展示する情報発信ブースが設けられることとなっており、こちらはエントリーにかかわらず入場することができます。

さて、震災から間もなく6年という中、震災に対する記憶が風化しつつあるということは言うまでもなく、復興が順調に進んでいる地域では、防災に対する心構えが希薄になりつつあるのではないかという懸念を抱いています。実際、ここ最近は新聞などで報じられる機会がだいぶ増えてきましたが、平時は震災関連の記事があまり掲載されていない方が多くなりました。

「青森県も地震の被害を受けたのですか?」

昨年の復興フォーラムの会場で、何度か聞かれた質問です。

はい。青森県も被災県の一つです。

確かに被災3県と言われる岩手、宮城、福島の各県と比較すれば全然大したことがないのですが、太平洋沿岸の4市町には津波が押し寄せ、死者3名、行方不明者1名の他、家屋の倒壊や負傷者が多数発生しました。

そんな状況の中、被害の範囲が狭かったからと言われればそれまでですが、インフラなどはいち早く復旧を遂げ、八戸港も太平洋沿岸地域で被災した港の中では一番最初に復旧、この他避難道路や津波避難施設等の施設整備も順調に進んでいますし、県内各市町村では防災対策に向けた取組も着々と進んでいます。

そうそう、こんな発言をした人がいたことも思い出しました。

「青森県は、もう震災から復興したんでしょう?復興宣言しても、いいんじゃないですか?」

県外から青森県への避難者は未だ400人を数え、県外では依然として復旧・復興が道半ばであり、帰還するのが難しいという現実を印象づける内容となっています。

そんな方々の目の前で、「青森県はもう震災から復興しました。復興宣言します。」と言えますか?
僕だったらそんなこと、口が裂けても言えないけどな…。

ということで、どうしても被害が甚大だった3県に目が向けられる中、実は本県含め他県でも被害が大きかった、ということだけは改めてこの場でお伝えしておきたいと思います。

さて、話を戻して震災復興フォーラム。
青森県からも地上広場の出店ブースにおいて県産品の販売や観光PRを行っているほか、当日は私も、ホールB7のサブステージで青森県のブースの運営を行っている予定です。

昨年、「青森県も地震の被害を受けたのですか?」と聞かれ、青森県の復興への取組に関するものをほとんど何も持ち合わせていなかったという反省を踏まえ、今回は自ら手がけた「東日本大震災からの創造的復興への道のり」を持参し、青森県の「今」をお伝えしたいと思っています。

全くもって余談なのですが、本日(3月1日付け)の地方紙3紙(東奥、デーリー、陸奥)に掲載した県の広報に東日本大震災記録誌についての紹介を掲載しました。青森県HPのトップページには、震災から6年を迎えるに当たってのバナー(アイキャッチ)を設置しました。ちなみにこのバナーは、東日本大震災記録誌にリンクされています。
そして、青森県における震災からの復旧・復興の取組をまとめたPDFを、同じく県ホームページにて公開しました。(持参するのは、このページに掲載されている下段のものです。)

もしよろしければ、合わせてこちらもご覧下さい。

皆さまのご来場、心からお待ち申し上げます。