月別アーカイブ: 2004年6月

舌戦スタート


皆さん。選挙です。17日間に渡る参院選がスタートしました。
我が職場の周辺では、手続きを済ませた候補者たちが一斉に演説を始めたため、賑やか…というより非常にうるさかった。
今回は、今ひとつ争点が定かでないというか、イラク派兵や多国籍軍への参加、年金問題に北朝鮮拉致、さらには憲法改正論など、争点がありすぎて各党攻めあぐねているという感も否めません。
各党の動向をかいつまんでみると…。
【自民党】
相変わらずタレント頼みというか、目玉候補を擁立するという古い手法。中でも、置かれた立場を理解していない神取忍(比例区)は苦戦必至だが、関節技等を駆使して逆転勝利も。党執行部は、神取が当選した場合、馳衆院議員、大仁田参院議員とともに「自民党プロレス」を立ち上げることも視野に入れている。ちなみに大仁田は、無所属で出馬の鈴木宗男と越境タッグを希望している模様。
【民主党】
年金未納問題では、ミイラ取りがミイラになった形の民主党。何せ自民党以上に一枚岩ではないため苦戦も。党公認の候補者からは、前回の「巨泉ショック」を教訓に「当選しても辞めない」という念書を取っているらしい。それでも議席大幅増の際は、イオングループのジャスコが記念セールを予定しているとのこと。
【公明党】
前回は、神崎代表による「そうはいかんざき」によって、どちらかといえば宗教色の強かったイメージの払拭に成功。今回も風変わりなCMを放映し、アピールしている。当初、今回のCMにも登場している片岡知恵蔵扮する遠山の金さんに出馬を打診したが、故人であるため断られたという経緯も。
【共産党】
実は、さりげなく議席漸増を続ける共産党。今回も、自民民主激突の陰で密かに議席増を狙う。CMはなく、ヒマワリの描かれたポスターのみという至ってシンプルな戦略。そのヒマワリ、選挙戦終盤まで花が散らないよう党員が毎日水やりをすることになっているらしい。
【社民党】
党の存亡をかけた戦いになっているため、議席確保よりも、党の存在を宣伝することを目的としている。かつては「おたかさんブーム」で女性候補を多数擁立し大躍進したが、実は昨今の「男女共同参画社会」こそが、女性進出を曖昧にし、党に悪影響を及ぼしていると判断、今回から男女共同参画社会の形成には断固反対の立場を取る。
【みどりの会議】
代表を務める中村敦夫が再当選を狙う。そのキャラクターを生かすため、木枯らし紋次郎での出馬も検討したが、自身が枯れることを恐れ、断念。
【選挙区】
東京選挙区は、拉致被害者家族連絡会の増元照明と元都知事の青島幸男の参戦で混戦。北海道選挙区の鈴木宗男、大阪選挙区の辻元清美は、いずれも苦戦を強いられている模様。状況によっては「収監コンビ」として結託する可能性も。
【比例区】
届け出制党が減ったのが特徴的。また、前回は参院選後に、「巨泉ショック」「田嶋ショック」と呼ばれた辞職、離党があったため、自民党を除いてはタレント候補の擁立に消極的。長嶋一茂や原辰徳、相撲の若貴兄弟や舞の海と名前は浮かんでは消えた。「お笑い」からの候補者も消えた。
今後はお笑いやタレントから議員出馬ではなく、議員からお笑いやタレント進出という流れが生まれるのでは(ハマコーが顕著な例)。
【無党派層】
今回の大躍進間違いなし(=投票率大幅下落と見た)。今後は、「無党派」を語る政党や派閥が登場することが予想される。杉田かおるを筆頭とする「無頼派」の動きにも警戒。
(以上敬称略)
皆さんの一票は非常に重みのあるものです。7月11日、投票所には足を運びましょうね。

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時給2億円


日本のJリーグも、つくづく舐められたモノだと思う。
ヴィッセル神戸が、元トルコ代表イルハンの解雇を決めたそうだ。
イルハンと言えば、日韓W杯での活躍で一躍名をあげ、「トルコの貴公子」として、特に女性ファンを中心に人気のあった選手。
経営難にあえぎ、新たなスポンサーの下で再スタートを切ったヴィッセル神戸がそのイルハンを獲得したのは今年のこと。契約金などを含めると、およそ9億円が支払われたという。恐らく、三顧の礼をもって迎えたかったことだろう。
ところが、なかなか来日しないという騒動に始まり、怪我に次ぐ怪我で、Jリーグのピッチに立ったのはわずか3試合。1試合90分で単純計算すると、何と時給2億円ということになる。野球界でもたまにこういう傍若無人的な振る舞いをする外国人選手がいたが、イルハンの右に出るものはいないだろう。
しかも、挙げ句の果てに無断帰国。Jリーグはもちろん、日本のサッカーファンを愚弄したとしか言いようがない。というか、彼は日本で一体何をしたかったんだろう。金だけもらって、あとは怪我した振りでごまかそうとしていたんだろうか。
真意は知る由もないが、恐らく彼は、別にJリーグでプレーしたいなどと望んでいなかったんだと思う。ヴィッセル側にしてみれば、新生ヴィッセルの起爆剤、いや広告塔として活躍して欲しかったんだろうが、その思惑は見事に外れた。いやはや、何とも高い「買い物」をしたものだ。しかも、補償の効かない「粗悪品」を。
それにしても、「トルコの貴公子」とはよく言ったものだ。もはや彼は、「貴公子」ではなく「金に目のくらんだ暴君」にしか映らないのは僕だけだろうか。