人生2度目となるフルマラソン挑戦まであと12日。
7月に痛めた右足の具合はとりあえず何とか快方に向かっているらしく、先日のロング走(37キロ)でも(イッパイイッパイではあったが)無事走り終えることができた。
昨年10月の弘前・白神アップルマラソン、つまりフルマラソン初挑戦の時は、これ以上ないだろうというぐらい用意や準備をしていたが、今回は明らかにその時とは状況が異なっており、大会に臨んだときにどういった結果をもたらすのか、今後のためにもメモしておこうと思う。
・月間走行距離は、5月をピークに極端な横ばい。
7月に痛めた足のこともあって、全然距離が伸びていない。…いや、6月から全く伸びていないのだ。
4月:126.4キロ
5月:161.0キロ
6月:120.3キロ
7月:128.0キロ
8月:101.7キロ(19日現在)
足を痛めたとはいえ、8月なんて37キロのロング走をやってもこれぐらいしか走っていないんだから、野口みづきさんの名言「走った距離は裏切らない」を鵜呑みにするならば、もはや目も当てられない。
ただ、これには僕なりの持論があって、大会まで2週間を切った今となってはそれほど気にしていない。
その持論というのは、「走った距離」の前に実は「目的を持ってしっかりと」という形容詞が隠されているのだということ。もっとも、漫然と走っている人なんていないのだろうけど。ちなみに前回、アップルマラソンの前月は、レースも含めて約190キロ走り込んだ(それでも足りないという人もいたが)。それが今回は半分…嗚呼。
・今年は20キロを超えるランニングが圧倒的に少ない。
大会も練習のうち、と言い聞かせて今年は昨年を凌ぐ数の大会、それもハーフマラソンばかりを走っているのだけど、大会のない普段走りの時に20キロを超えて走ったことが、実は数回しかない。「目的を持って走った」後には中身がついてくるはずだけど、今年はその実感がほとんどない。ま、何とかなるだろうという驕りがあることは、否定できない。かといって今からロング走をやってまた足を痛めてしまうのは、元の木阿弥。この夏、徹底して走り込まなかったことは、後になって絶対に響いてくる、という不安がよぎる…。
・もう一ついうならば、坂道を走る機会も少なかった。
去年は、山に向かって坂道を走るという練習を時々取り入れ、スタミナをつけていたのだけれど、今年はその回数も圧倒的に少ない。まあ、これからのレースに焦点を当てるとするならばまだ大丈夫だが、スタミナ不足を露呈しそうな雰囲気が漂っているわけで…。
・更に、暑さ負け。
北海道マラソンは、北海道でありながら酷暑の中行われる大会として有名である。もともと、そういう暑さ対策を考察するために行われるようになった大会らしいのだが、今年は暑い中をあまり走り込んでいない。いや、走ってはいるものの、すぐにバテてしまうのだ。前述のスタミナ不足なのか、単に意志が弱いだけなのか…。
・一番の敵は、実は自分自身!!
大会1ヶ月前に足を痛めたことは自業自得だし、結果として良い休息が得られた、と考えたいところだけれど、やっぱりこの時期に走り込みできなかったことは、正直悔しい。でも、走れなかった間に何をしたかと考えると、うーん…。
公認コースでサブ3.5(フルマラソンを3時間30分以内にゴールすること)というのは、僕の中で掲げていた今年の目標の一つである。
多分、失敗しなければ得られない何かもあるはず。実際、数多くの大会に出場している方に聞いてみると、自分自身が納得した大会なんて数えるほどでしかない、と。
…なので、ここで思い切り失敗レースをやらかした方がいいのかも知れない。だが、その失敗を恐れて臆病になっているのも事実だ。別に大会が今年で全部終わるワケじゃないのに。
もっと強気になって攻めるべきか、ここは一旦守勢に回るべきか…。それすらも決めかねて迷っている自分こそが、今一番のライバル。
・ということで、実は大会で失速したときの言い訳を列挙しているだけ。
当初、北海道マラソンでの目標もサブ3.5だった。実は今も心の中では、サブ3.5への憧憬、思いが消えていない。
腹は括っているんだよ、ホントは。出るからには、やっぱりサブ3.5狙いたいんだよ、ホントは。でも、それができなかったときにどう言い訳するか、そのことばかり考えているんだよ、ホントは。
失敗したっていいじゃないか 人間だもの
こんな私ですがあと12日、頑張って調整に努めたいと思います。無理はしませんが、せめて今やれることは精一杯やろうと思いますので、よろしくお願いします。
…あ、実はもう一つ目標がありましてね。眉間にしわ寄せ目くじら立てるのではなく、これぐらい笑ってゴールすることです。