自分としては、日記感覚でこのブログを投稿するようにしているつもりだったが、ここ数年はその感覚が損なわれ、投稿の間隔もかなり空くようになってしまった。
先月は、5月の出来事を一気にまとめ、何度かに分けて投稿したまでは良かったが、その後が全く続かなかった。決して書く気が失せたとか、面倒くさかったわけではない。それだけ自分自身のことで物思いに耽る余裕がなかったのかも知れない。
自分の思考を整理し、自分なりの言葉で文章にまとめ、推敲するという一連の流れ。
気がついたら20年以上もこんなことを続けているので、一つのライフワークみたいなものにもなっていたのが、それを疎かにしてしまうことで、自分が退化しているような気もしてきた。
自分自身にとってこういう作業が、今後どういう形で役立つのかは全くわからないけれど、頭が回るまでは投稿を続けて行きたいと思っている。
さて、ただでさえ堅苦しいとか長いとか言われているのに、冒頭から堅苦しさに輪をかけてしまった。
振り返ると、何が何でも月に一度、どういう形でもいいので休暇を取ることにしていたのに、6月は久し振りに1日も休暇を取ることができなかった。余裕ができる時期だったはずなのに、余裕がなかった。20年ぶりとなる知事の交代等もあって何だかバタバタしていたことは事実だし、それが余裕を損ねる要因の一つとなっていたことは事実。
それでも昨年は、大型連休明けから県内各地で相次いで発生した林野火災にずっと対応していたこと、更に2年続けて大雨による災害が発生し、実は夏季休暇をほとんど取得することができなかったことを考えれば、今年度はまだ楽な方かも知れない。
とはいえ、先日の大雨では秋田県境と接する日本海沿岸の深浦町で被害が出て、対策本部まで立ち上がる事態となった。秋田県内で起きている被害を見れば、かすり傷みたいなものだが、何はともあれ、まずは今回の大雨で被災された地域の皆様方に対し、心から御見舞い申し上げます。
梅雨明け間近、もはや西日本だけではなく東北地方も最大限の警戒が必要なことは、周知の事実となった。今回のことに関する行政側の対応については、色々思うところもあるのだが、まあ、地域によってさまざまな事情もあることだろうから、ここでぶちまけるのは差し控えることにしよう。
しかしここ数年は、今回の大雨も然りで予期せぬ事態や災害等への対応に追われることばかりが続き、特筆すべきようなトピックスに遭遇する機会が本当に減っている。
いわば「ネタ探し」に腐心しているというのも事実だが、そのためには、自ら行動しないと情報も得られないということを強く感じている。本当は、あちらこちらに足を運び、自分で見て聞いてそして体感することをしたいのだけれど、それすらもままならないのは、この先もしばらく続くのだろうか。
もうすぐ8月を迎え、二人の母が誕生日を迎えるということ、そして実はもう今年も半分が過ぎていたということを、この投稿を整理しながら気づくあたり、「時の感覚」が本当に損なわれているなあ、といった感じ。弘前市内も「ねぷたまつり」に向けた準備が急ピッチで進んでいるようだ。あちこちから笛や太鼓の囃子の音が聞こえている。季節は夏、もっとテンションが上がっても良いはずなのに。
私事に目を向けると、購入して読んだ本やCD、レコードのこと、再び週末だけ走り始めたこと、断捨離をしようと思ったが結局中途半端に終わっていること、朧気ながら考え始めている「この先」のことなど、ネタにしようと思えば形にできるものはあるのだろうが、なかなか形にしきれていない。
先日、2年ぶりに人間ドックを受けて来た。もっとも危惧していた血圧が、極めて正常の範囲内だったことに少し驚いた。が、昨年と比べると体重が1キロ以上増え、腹囲も1センチ以上増えていた。今年に入りランニングを徐々に再開しているが、誰かが言っていたとおり加齢とともに付着した皮下脂肪が落ちにくくなっているようだ。ついでに言えば、走るペースはとてつもなく遅くなったし、体力も続かなくなった。こうやって自分では気づかないうちに、衰えが始まっていくのだ…いやいやそんなことはない。
病は気から、老化も気から、なのだ。
40代の頃は、昨年の自分に負けないことを密かなモットーとしていた。
50代も半ばに一歩足を踏み入れつつある今日、昨年とは言わずとも、昨日の自分に負けないよう、改めて自分を鼓舞してみようと思う。まだまだ学ぶべきこと、やるべきことはもっともっとたくさんあるのだから。
ということで、何だか経過観察、経過報告の様相を呈しているが、御容赦ください。
ひとまず元気なフリして何とかやってますので。