日別アーカイブ: 2009-08-30

【ネタばれあり】MISIA 星空のライヴV Just Ballade 青森公演


圧倒的声量。あの小さな体のどこからこれだけの声量が出てくるのか。

18時20分前に会場に到着し、席に着く。2階の奥、後ろには数列しか座席がない。しかし、既に座席はほとんど埋まっている。観客は若い女性が多く、カップルの姿もあちらこちらに見られる。開演のコールが告げられ、場内が暗転。5分ほど経つと、幕の向こうから前奏が流れ始める。
観客からはこれまでに聞いたことのない、物凄い量の拍手が打ち鳴らされている。

そして、幕が上がり、いよいよMISIAがステージに登場…。


(以下、ネタばれあり)


1曲目が始まり、彼女の歌声が会場に響き渡った途端、全身に電流が走ったかのような震えが走る。
「星空のライヴ」を謳っているだけあって、ステージの奥には星のような電飾がちりばめられているが、それ以外は特に凝った、派手なセットがあるわけでもない。

ステージメンバーは6名。一切コンピューターを使わない生演奏によるステージ。ステージ上を右へ左へ所狭しと動き回るMISIA。一気に3曲歌い上げた時点で、MCが始まる。その歌声と、話し声のギャップも凄い。
「ねぷた」と「ねぶた」を使い分けるMISIA、勉強してます。早春、ちょうど桜の季節に弘前を訪れたこと、十和田湖に向かう途中、雪の壁の間から枝木が出ている光景を見て、不思議に思ったこと、その木が実は折れているのではなく、雪の重みでたわんでいること等…。

若干長めのMCの後、11月に発売を予定しているアルバム(ツアータイトルでもある「Just Ballade」という名のアルバムだそうです)からの楽曲を披露する。そして、今回のコンサートで青森が初披露となる「眠れぬ夜は君のせい」。観客からは驚嘆の声と歓声が上がる。

それにしても、曲間の拍手が本当に凄い。コール・アンド・レスポンス、とでも言えばいいのだろうか、MISIAの圧倒的な声量に乗せられ、観客もそれに呼応した拍手を送っているような感じだ。
後半のMCでは、もはや彼女の眼が世界平和といったレベルを超越し、宇宙的なレベルに視線が向けられているのを感じさせる。
会場入り口で手渡された袋には、てっきり今後の他のコンサート案内や、ファンクラブへの入会案内が入っているのかと思いきや、「ホシゾラBOOK」という、パンフレットのような小冊子が入っていることを教えてくれた(まぁ、宣伝的なものもふんだんに含まれていたが)。ツアータイトルが「Just Ballade」だったので、バラードばかりやると思ったら、そういうことではなかったようだ。ああ、勘違い。

MISIA 星空のライヴV Just Ballade
8月28日(金) 青森市文化会館 セットリスト

01. 少しずつ 大切に
02. Stay in my heart
03. MISSING AUTUMN
04. 僕の気持ち
05. 眠れぬ夜は君のせい
06. Angel
07. Call me Love me??
08. 地平線の向こう側へ
09. Everything
10. 唇と唇
11. To Be In Love
12. 星のように

アンコール
13. いつまでも
14. 銀河

1曲1曲に注ぐパワーが半端ではなく、呼吸を整えるためなのか、曲間の間合いも長い。その間も鳴りやまぬ拍手そして歓声。これは今までどこのコンサートに行っても見たことがなかった光景だ。
トレードマークともいえる金色のドレッドヘアを振り乱すMISIA。

中盤の山場(というかこれを聴きたくて来た人も多いはず?)ともいうべき「Everything」が始まると、会場は一転して静寂に包まれる。

本編が終わり、一度幕が閉じられる。
アンコールの拍手は鳴りやまない。やがてステージが明るくなり、再び幕が上がる…と思いきや、幕が上がったのはほんのわずか。
新曲のカップリング曲を少しだけ披露すると、すべて幕が上がる。最後は最新曲「銀河」を歌い上げ、コンサートは終了。歌い終わった後、再度ステージメンバーを紹介し、「また呼んでください!」と笑顔でステージに別れを告げた。
時間にしてほぼ2時間。8時40分には会場の外に出る。空を見上げると、残念ながら星空ではなく、雨が降っていた(しかも大雨警報が出ていたらしい)。
正直僕はMISIAの曲にあまり真剣に耳を傾けたことがなかったが、あの圧倒的声量に包まれてしまうと、聞く側の姿勢も真剣になってしまいそう。

ところで、考えてみると先週の絢香と初音(ただしご存知の通り延期になってしまったけど)と今回のMISIA、女性のアーティストのコンサートそのものが久しぶりで、前の女性アーティストのコンサートって誰だったっけ?と考えても浮かんでこない。それぐらい遠ざかっていたということか…。

それにしても一つ気になったのは、コンサートの間、トイレに行きたくなったのか、曲が終わると席を外す人の姿が非常に多いように思えた。アップテンポな楽曲があまりなく、いわゆる会場総立ち、ということがなかったので、余計に目についたのかもしれない。