日別アーカイブ: 2004-09-21

nonvey的久米島ガイド

3泊4日久米島の旅を終え、東京経由で青森に戻り、2日が経ちました。暦の上は3連休が終わったわけですが、私の夏期休暇はあと一日残っているため、本日その消化のために休暇継続中でございます。
最初は21日ころ再登場という話でしたが、携帯からメールを送ることで画像もアップできるように仕込んでいたことを思い出し、こういう形になりました。しかし、3枚のうち醜い写真が2枚(笑)。ご容赦ください。
さて、我々夫婦が旅行に行くと、必ず何かのネタ(土産話)を作って来るんですが、今回は天候にも恵まれ、本当に何事もなく旅行を楽しむことができました。そんなわけで、今回はネタはありません。あしからず。
ただ、それではあまりにつまらないので、旅行中に気づいたことなんかをメモ書き程度にまとめてみたいと思います。今後久米島への渡航を考えてみようという方への一助となれば、これ幸い。ただし、拠点を宿泊したホテル周辺(イーフビーチ)と考えておりますので、ご了承ください。
【観光】
ハッキリ言って、久米島は名勝史跡やプレイスポットが多い島とは言えません。中には、無理やり作ったような観光スポットもあります。よって観光は、丸1日あれば、充分に余る可能性アリです。ただ、6月にオープンした「バーデハウス久米島」。ここは、海とはまた違った楽しみを味わうことができますし、長い時間過ごすことができます。ここに入場する際、「会員入会」を求められますが、入っておいて損はなし。もらったカードで、さまざまな恩恵を受けることができます。できることなら、渡航後早い段階でここを訪れることをお勧めします(ただし入場料3,000円(定価)と、ちょっと高めではありますが…)。
あと、白砂でできた無人島「はての浜」に、ただの「観光目的」でやってきた年配のグループがいましたが、最後は服を着たまま海の中へドボン。あれは、いろんな意味で「迷惑」ですので、恥ずかしがらずに水着を着用しましょう。
【移動手段】
私はレンタカーを借りて移動していたのですが、中にはレンタサイクルで島内を走る強者も。ただ、起伏の激しい島ですので、島内一周なんて無謀なことは考えないほうが賢明です。なぜレンタサイクルが強者なのかというと、日中でも25度以上、更に時折スコールのような雨にも見舞われるため。イーフビーチ周辺を回るのでしたら問題はないと思いますが、そこから一歩踏み出すのは、気力体力が必要かと思われます。なお、島内には、バスが走っていますが、民営ではありません。初乗り100円だということのようですが、何と「白バス」です。それと、主要ホテルとバーデハウスの間は無料シャトルバスが運行しています。
ホテルでレンタカーを借りようとしても、ほとんど空きはないようです。ちなみに空港からホテルまでは、私の運転するレンタカーで約20分足らずでした。どこも見学せずに車で島を一周すると、おそらく1時間は要しないと思われます。
【食事】
ホテル周辺には、比較的飲食店が集中しています。島内唯一(!)のコンビニも、ホテルの近くにあります(24時間営業)。ラーメン屋は結局見つけることができませんでしたが、どこの飲食店にも「久米島そば」「ソーキそば」があります。久米島とソーキの違いは、麺の上に乗っている食材に違いがあるらしです。麺はほとんどラーメンと一緒。焼きそばにも同じ麺を使っているらしいです。あ、あと、知ったかぶりで「うん。ここの麺はコシが強くてうまいねぇ」なんて、うん蓄を垂れないように。島内には製麺所が一ヶ所しかないので、どこの麺も一緒らしいです。
【食材】
ゴーヤや豚肉のほか、魚も豊富です。あと、島豆腐と島かまぼこという食材があります。島豆腐はキメが細かく滑らか。島かまぼこは空港売店でも販売されていますが、並んでいるのを見るとあまりおいしそうに見えません。が、食べてみるとこれがまた美味。個人的に気に入ったのは、「海ぶどう」。こちらもあちらこちらの店で見かけることができます。
【交通】
前述したとおり、移動手段はバスかタクシーかレンタカー。ただ、島内は非常にのんびりした雰囲気が漂っていて、車が渋滞することなど、まずありえません。それと、制限速度は30〜40キロ。スピードを出してもせいぜい60キロ程度。これ以上スピードを出して走っている車は、まず間違いなく「わ」ナンバー、つまりレンタカーです。ただ、島内を走る車、方向指示器を出さずに右折左折する人が多いので要注意。中には、方向指示器も付いていない、どう見ても拾ってきたとしか思えないようなバイクも走っているので気をつけましょう。
【匂い】
歩いてみるとわかるのですが、時折悪臭の立ち込める場所があります。久米仙の工場近くは、死にそうなくらいに悪臭が立ち込めていました。あと、道路端。なぜ道路端から悪臭が立ち込めるのかというと、側溝のゴミが相当期間そのままになっているからと思われます。これ、なかなか強烈でした。
【土産】
空港やホテルでは、島の特産品を始め、いろいろな土産が販売されています。ただ、そういうところで購入する前に、近くの店に立ち寄ってみましょう。特に食料品や酒類に関しては、はるかに安価(=正規の価格あるいはそれ以下)で手に入れることができます。ホテルの近くでは農協に併設したスーパーや、町中心部にある店などは要チェックです。
【日焼け】
車で移動している途中でも日焼けします。9月いっぱいは海で遊泳できるようですが、もちろん日焼け対策が必要です。あと、水分補給はこまめに行うべし。
メモ書き程度のつもりが、力いっぱい書いてしまいました。久米島の海は、本当に綺麗でしたよ。島ものんびりした雰囲気。日ごろの喧騒から逃れること請け合い。ぜひ一度渡航してみることをお勧めします。