月別アーカイブ: 2019年12月

帳尻の合う人生を目指して【2019年、ありがとうございました】

2019年も残りわずか。総じてみると今年もあまりいい年とは言えなかった。

というよりも、ここ数年ずっと同じことを言っているような気がするが、今年はいい年だった、と思えた年が過去にどれぐらいあったかを考えてみると、物心ついてから半分以上は「いい年」ではなかったと思う。

一例を挙げるならば、人生の節目ともいうべき結婚をした平成8年は、結婚した直後から単身赴任を余儀なくされたし、市議会議員だった父親の辞職騒ぎもあったし、精神的にかなり参っていた時期で、ジェットコースターにでも乗せられているような大変な年だった。だから、端から見れば結婚そのものは「めでたい話」なのかも知れないけれど、この年は総じて見ると決していい年ではなかった。

50代までのカウントダウンが始まる中、ここ数年は僕自身も身の回りでいろんなことが起こり、大きな転機を迎えている。家族にもいろんなことがあった。この先いつかやってくるであろうと思っていた「介護生活」が少し現実味を帯びていることを実感せずにはいられない、そんな一年でもあった。

人間にとって何が幸福であり、何が幸せなのかは、人それぞれで持っている尺度や指標が異なることだろう。だから、自分にとって他の人が羨ましいと思っても、その人にとっては不幸せなことだってあり得る。

(偏屈っぷりに磨きがかかった。)

心がどれだけ豊かか。これは、人間の幸せを示す大きな指標の一つだと思う。心が貧相だと、幸せを吸着する力がどんどん弱くなっていく。裏を返せば、心が豊かであれば、どんどん幸せが近づいてくるし、些細なことですら幸せと感じることだろう。

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「打算」ではなく「逆算」 ~2019年のランを振り返る

2019年は年男。昨年度の不本意を払拭すべく、今年こそ張り切ってランニングに取り組むぞ。…という思いは見事に空回りし、結局この一年も何だか不本意な年となってしまった。他人事のように今年を振り返ってみようと思う。

まず1月に出場した「勝田全国マラソン」は、練習の延長と位置付けて出場したとはいえ、伯父一家がわざわざ応援に来てくれたにもかかわらず、2年前の前回より20分も遅くゴールし、サブ3.5すらできないという惨めな結果に。(3:33:22)

この頃はちょっと心身のバランスに変調を来していたらしく、更に冬ということで練習が疎かになる中、仕事とランニングの両立がなかなかうまく行かず、レースに向けた調整もできないまま春を迎えた。ちなみに冬期間の月間走行距離を見ると、1月は勝田でのフルマラソンがあったにもかかわらず172.1km(練習のみだと150km以下)、2月になるとわずか54.4km、3月も93.5kmと、100kmにすら届かず。

練習不足は結果として如実に現れ、2019年最初のレースとなった4月下旬の「イーハトーブ花巻ハーフマラソン」では、とうとう90分切りをできずにゴール。(1:30:07)
この時も伯父夫婦と叔母が応援に駆けつけてくれたのに、結果を出すことができなかった。

更に、大型連休の期間中には、弛みきった体つきを指摘される始末。
心身の変調は顔にも身体にも露骨に出るようで…どうもすいませんね、ハイ。

一部コースが変更となった5月の「仙台国際ハーフマラソン」では、辛うじて90分を切ることができたものの、本調子には遠く及ばない状態。(1:29:06)

そりゃそうです。この頃は、昨年より体重が3キロ増えていたんだから。

6月、毎年楽しみにしている平川市の「たけのこマラソン」。
それまで出場していたハーフではなく敢えて10kmに種目変更するも、順調に距離を重ねることができたのは7kmまで。残り3kmでグダグダっぷりを発揮し、入賞を取りこぼしてしまった。
…あれ?もしかして自分、10kmの走り方すらわからなくなっている感じかも?(44:01)

しかしこの年齢になると、一度狂った歯車を元に戻すのはなかなか至難の業だということも痛感させられた。少しでも早く調子を取り戻さなければならないという焦りも重なった結果、たけのこマラソンの直後に昨年とほぼ同じ部位(アキレス腱)を痛めるという悪循環に陥ってしまった。

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無印良品の福袋2020 #福袋2020 #無印良品 【(3)紳士・M】

前回まではこちらから
(1)ステーショナリー
(2)羽織る毛布

さて、ここまで総額6000円分で、15000円ほどの無印良品アイテムを手に入れたわけだが、最後に紹介する福袋は「紳士・M」3000円。

個人的には、これだけ当たってくれるだけでも本望、と思っていた本命だった。だから、今年の運は全てここで使い果たしてしまったな、といった感じ。ところで、これまで二つの箱の開梱にお付き合いいただいた読者の方で、お気づきのかたもおられることだろう。品物のタイトルには【ネット限定】の文字が一つだけ。そして何よりも、黒字で書かれている。(これまでの二つは赤字だった。)

期待しても、いいですか?

ということで、最後の一箱も、開梱!(以下ネタバレあり)

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無印良品の福袋2020 #福袋 #福袋2020 #無印良品 【(2)羽織る毛布】

さて、総額がよくわからなかったステーショナリーに続いて登場の福袋は、「羽織る毛布」4000円。名前からして実用性が高そうだが、商品説明からもそれは明らか。

ファブリックス・羽織る毛布 税込4,000円 羽織る毛布、掛ふとんカバーS、スリッパ、タオル、ラグなど

ステーショナリーのように偏りが凄くて使い道に困る、ということは恐らくない…と期待しよう。

おっと。こちらには【ネット限定】のフレーズがタイトルで2つ踊っている。ますます謎は深まるばかりだ。

それではこちらも開梱!(以下ネタバレあり) 続きを読む

無印良品の福袋2020 #福袋2020 #無印良品 【(1)ステーショナリー】

今年初めて、無印良品の福袋のネット抽選に申し込んだ。11月上旬に無印良品から届いたメールを見て、食指が動いたのがきっかけだった。
以前から無印良品の福袋は中身が濃い、という噂を聞いており、一度どんなものか見てみたい、と思ったのだ。そもそも抽選販売だし人気のある福袋だということで、まず当選することはないだろうと考えていたのだが、エントリーの画面を見て、福袋の種類の多さに圧倒された。

    • 婦人 XS・S・M・L・XL 税込 各3,000円 ニット、カットソー、雑貨など
    • 婦人(アウター入り) S・M・L・XL 税込 各5,000円 アウター、ニット、カットソー、雑貨など
    • 紳士 S・M・L・XL 税込 各3,000円 ニット、カットソー、雑貨など
    • 紳士(アウター入り)S・M・L・XL 税込 各5,000円 アウター、ニット、カットソー、雑貨など
    • キッズ 男の子 110・120・130 税込 各3,000円 アウター、ニット、カットソー、シャツ、雑貨など
    • キッズ 女の子 110・120・130 税込 各3,000円 アウター、ニット、カットソー、シャツ、雑貨など
    • ベビー 男の子 80・90・100 税込 各3,000円 アウター、ニット、カットソー、シャツ、雑貨など
    • ベビー 女の子 80・90・100 税込 各3,000円 アウター、ニット、カットソー、シャツ、雑貨など
    • マタニティ M 税込 各3,000円 ニット、カットソー、パンツ、雑貨など
    • ファブリックス・羽織る毛布 税込4,000円 羽織る毛布、掛ふとんカバーS、スリッパ、タオル、ラグなど
    • ファブリックス・毛布/シングル 税込4,000円 毛布S、掛ふとんカバーS、スリッパ、座ぶとんカバー、敷パッドなど
    • ファブリックス・敷パッド/シングル 税込4,000円 敷パッドS、掛ふとんカバーS、スリッパ、クッションカバー、毛布など
    • ファブリックス・カバーセット/シングル 税込4,000円 ベッド用カバーセットS、クッションカバー、タオルなど
    • ファブリックス・ラグ 税込4,000円 ラグ、座ぶとんカバー、スリッパなど
    • ヘルス&ビューティー・ケア/トラベル 税込2,000円 スキンケア用品、トラベル小物、ヘアケア用品など
    • ヘルス&ビューティー・ケア/トラベル(スリッパM) 税込2,000円 スキンケア用品、トラベル小物、ヘアケア用品など
    • ヘルス&ビューティー・トラベル(スリッパL) 税込2,000円 トラベル小物、ヘアケア用品、キャンドルなど
    • ヘルス&ビューティー・ヘアケア 税込2,000円 ヘアケア用品、スキンケア用品、トラベル小物など
    • ステーショナリー 税込2,000円 ペン、ノート、ファイル、小物ケースなど

しかも、複数の福袋に申し込みが可能とのこと。となると、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるかもしれない。かといって、無用な福袋にエントリーする必要はない。慎重に取捨選択しながら、4つにエントリーした。どれか1つ当たればいいや。

抽選日の11月27日(水)。
その日が抽選日であることも忘れていたのだが、昼休みにメールを開くと、無印良品から、エントリーしていた福袋のうち2つが当選したというメールが届いていた。4分の2ということは、打率5割。

当たらないだろうと思っていただけに、素直に驚いた。 更には仕事が終わって再度メールを開くと、もう一通当選メールが届いていた。間違えて何通もメールが届いたのかと…。

何と、3つの福袋が当選するという驚愕の結果。ちなみに当選したのは以下の3つ。
紳士 M(税込3,000円)、ファブリックス・羽織る毛布(税込4,000円)、ステーショナリー(税込2,000円)

計9,000円と相成ったが、全く痛手を感じないのは、福袋のなせる業なのだろう。福袋といえば、福袋に同梱するためだけに作られたと思われるようなチープな素材のものが入っていたり、これ、絶対に身に着けられないよね、という色やデザインのものが入っていたこともあって、しばらく敬遠していたのだが、ここ最近の福袋は、企業イメージの低下に繋がらないよう、おかしなものはあまり同梱しないようになっているようだ。
その中にあって、前述のとおり無印良品の福袋の凄さ、費用対効果が半端ないという情報を得れば得るほど期待感は高まるというもの。

(以下ネタバレあり)
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