大澤誉志幸が弘前市大町にあるRobbin’s Nestにやってくる、というのを知ったのは、半月ほど前、Facebookである方がリンクをシェアしたことがきっかけだった。
あの大澤誉志幸が、弘前にやってくる!!家から自転車で10分の、Robbin’s Nestにやってくる!
実のところ彼のライブを観たのは、2003年に大阪で行われた「LIVE EPIC 25」(エピックレコードジャパンの創立25周年を記念したイベントで、レーベルに所属していた歴代アーティストが出演した。)が最初で最後。(しかもその時も4曲ぐらいしかやらなかった。)
ちょうど80年代中頃から後半にかけての多感な時期に彼の音楽を聴き、そしてここ数年再び彼の音楽を通勤のお供にしている僕としては、これはもう、絶対に外せないライブだと思った。
いてもたってもいられなくなり、会場であるRobbin’s Nestに即電話を入れて、チケットを確保した。
9月2日。
仕事の方は1時間だけ休みを頂き、帰路に就く。一旦自宅に戻り、Robbin’s Nestには18時30分過ぎに到着した。
玄関の前で名前を告げ、4500円(チケット代4000円と1ドリンク代500円)を支払い、中へと進む。
店を訪れるのは今回が初めてなのだが、一度だけ中を覗いたとき、そんなに広くないという印象があったため、どこか別の会場でもあるのだろうか、と思ったのだが…。
中に入ると、テーブルが取り払われ、背もたれのない丸椅子が、30個ぐらい置かれていただろうか。ステージの上にはギターが2本とベースが1本、そしてマイクが置かれている。「そんなに広くない」と思ったまさにこの場所が、ライブ会場だった。
受付の際に「前の方から詰めてお座りくださいね」と言われたことを思い出した。
まだ会場にやってきた人の数はまばらで、正面ど真ん中の最前列が空いている。
さすがにそこに座る勇気はなく(というか、そこに座るとステージ全体が見えないかな、と。ついでに言えば、最近老眼気味だし。笑)、最前列の椅子は後で来るであろう他の方に譲ることにして、2列目の真正面の席を確保した(…が、結局その席に人が座ることはなかったので、僕の席は事実上の最前列、ということになった)。
手の届きそうなところに置かれた譜面台。
ドリンクのチケットをレーベンブロイに交換し、独りで喉を潤す。周りを見渡したところ、今のところ知り合いの方は誰も来ていないようだ。
19時を過ぎた頃には、徐々に人が増えてきた。男女比は半々ぐらいだが、年齢層はバラバラといった感じ。レーベンブロイを飲み干していた僕は、知り合いを一人見つけ、2杯目のギネスに突入。
(奥に見える椅子と譜面台、そしてベースが、ステージとの距離感を物語っています。)
開演時間の19時30分前には、他の知り合いの方のお顔ももちらほらと見えるようになり、僕の前にある特等席を除いては、ほぼ椅子が埋まっていた…。
↓↓↓↓↓【注意】以下ネタバレあり!!
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