そういえば今日は期末手当の日だった。以前であれば茶封筒に入った明細を、ドキドキしながら覗き込んだものだが、最近ではオンライン上で自分の明細を確認できるようになり、以前のように紙媒体での明細が欲しい人は、各自画面を印刷するようになっている。
ログインした途端に金額が目に飛び込んでくるので、封筒を開ける時のドキドキ感はすっかり薄れてしまった。
時代はIT化。電子決裁(決済ではない)なるものの導入も徐々に進められており、休暇や時間外勤務の届出は、全てオンラインで行うようになった。
なので、隣の人、向かいの人がいつの間にやらいなくなったと思ったら、「ああ、○○さんは午後から休暇だよ」なんてこともしばしば。上司に休暇の伺いを立て、決裁になりさえすれば、誰に宣言することなく休むことができる、というわけだ。
この先、オンライン化が進めば進むほど、ますます職場内の会話が減っていきそうな予感。