日別アーカイブ: 2009-03-06

早いもので半年


昨年9月に父が急逝してから、早いもので明日で半年を迎えます。

今でも「あの日」のことや、それ以降のいろんな場面がフラッシュバックのように蘇ってきたり、突如言いようのない哀しみに打ちひしがれたり…。

我が家では、一家の大黒柱を現実に失ってしまった今、残された細い木が身を寄せ合ってその代わりを務めるしかない、というのが現状です。母も妻もそして妹も、気丈に振る舞ってはいますが、私同様に深い悲しみの中にいることに変わりはありません。誰も口にはしませんが、それぞれが未だに心に負った傷を隠しながら、日々を過ごしているというのが正直なところでしょう。

仕事を終えて帰宅後、父の遺影の前にビールを供え、無言の語らいをすることが日課となりました。
生前、お互い積極的に話をすることはありませんでしたが、私が公僕の端くれとなり、父が市議を務めるようになってからは、情報提供やお互いの意見をぶつけ合うということもよくありました。

父の居なくなった今は、こちらが一方的にその日の報告をし、困った時には父にアドバイスを求めます。しかし、当然父からは何の言葉も返ってはきません。ただ、同じ写真なのに日々表情を変えているように見える父の遺影そのものが、僕に何かを伝えているのだと勝手に思いこんでいます。

悲しみは決して癒えませんが、一つ言えることは、父が居なくなってからちょっとだけ忍耐強くなったような気がします。

他人からすれば決して褒められるものではないかも知れません。しかし、父の生き様は、本当に素晴らしかった。父の生前は決して口にすることはありませんでしたが、父は私にとって本当に誇りでした。今でもこのことだけは、胸を張って言うことができます。父よ、本当にありがとう。

父に伝えたいことは山ほどあります。
その中でも特に伝えたかったことが一つ。

願わくは、父が最期に振り絞ったその力を、生きる力に変えてほしかった。