日別アーカイブ: 2021-07-11

物欲と断捨離の狭間で


50歳を迎えたあたりから、自分の「今後」を考える機会が多くなったような気がする。

その中にあって最近特に気になっていることが、「自分の所有物」に関してだ。

家人らからは「お前はとにかくモノが多い」と言われるぐらい、色んなモノが周りにある。

読み終えた書籍、着ることのなくなった衣類、二度と聴かないであろうCD、同じく二度と観ることがないと思われるDVD、型落ちしたバッグ、更には出場したマラソン大会のTシャツ、履き潰したランニングシューズ、何でそんなの買った?一体いつ使うんだ?といったガジェットの数々…。

恐らく一つ一つリストアップすればキリがないぐらいの物、モノ、もの。

幼い頃、決して満足にモノを買い与えて貰えなかった反動、というわけではないが、自分の稼ぎが得られるようになってからは、自分の思うままに色んなものを買い続けていた、そんな気がする。

人間の三大欲求とは、「睡眠欲」「食欲」「性欲」。これに「集団欲」「排泄欲」が加わった三大欲求もあると言われているが、「物欲」もその中に加えてもいいんじゃないかと思ってしまう。

しかし考えてみると、これまで購入した数々の商品によって僕自身の欲求(物欲)は満たされても、そしてそれが僕自身にとって何らかの価値があるものであっても、家人にとっては何の変哲もない普遍的なもの。価値すらも感じられないであろう、所詮は「余計なもの」なのだ。

なので、仮に僕がこの世を去ってしまうと、これらの物は単なる「邪魔なもの」や「ゴミ」扱いをされることは必至。

ここ最近も、何を思ったのか急にアナログ熱に魘されることとなり、Princeをはじめとするさまざまなアーティストのアナログ盤を買い始めている。がしかし、思えばこれも単なる僕の蒐集癖によるもので、それを手に入れたことによって得られる満足感(優越感)を求めているだけなのかも知れない。

既に収まり切れなくなったCD、レコード。プラケースを外し、ビニールケースに入れ替えたものも数々。

さて、少々話が脱線したので元に戻そう。

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