日別アーカイブ: 2009-06-09

今日は宵宮

そういえば今日は、うちから5件ほど隣のお寺の宵宮でした。
僕が小学生の頃はそれなりに規模が大きく、露店が敷地内だけでは収まらず、向こう数軒先まで店が連なっていたのですが、最近ではすっかりこぢんまりとしてしまい、帰り道にちらっと寄ってみたのですが、人もまばらで、何だかちょっぴり寂しい宵宮となっていました。

弘前市では、宵宮のことを「ヨミヤ」といいます。早いところは、5月から始まります。
まちなか情報センターによると、本日、新寺町の「エンマ様」が宵宮となっておりますが、「エンマ様」ではなく「エンマバサマ」が正しい呼称ではないかと、町内の者として勝手に考えております。
弘前市内では、これからほぼ毎日「ヨミヤ」が続きます。このうち、市内最大となる「ヨミヤ」は、8月3日の最勝院・八坂神社です。…あ、ねぷたの時期と重なってるし。
ただ、これほど行われている「ヨミヤ」のうち、実際に足を運んだことがあるのは5つ程度でしょうか…。

ちなみに、今日以降の宵宮(弘前市内のみ)は次のとおり。

6月9日(火) 稲荷神社 (和徳町、南富田、南大町)、エンマバサマ(新寺町)
10日(水) 七面様(独狐)
11日(木) 金山神社(富田)
14日(日) 護穀神社(住吉町)
15日(月) 神明宮(小人町)、竜泉寺(新町)
19日(金) 十一面観音(新寺町)→露店が2~3しかない。
20日(土) 鬼神社(鬼沢)
21日(日) 鬼神社大祭(鬼沢)
24日(水) 天満宮(西茂森、浜の町)
30日(火) 胸肩神社(品川町)
7月2日(木) 神明宮 (小比内)
7日(火) 淡島神社(高崎)、熊野神社(薬師堂)、富岳神社(境関)
9日(木) 稲荷神社(大清水)、富田稲荷神社(富田)
10日(金) 松木平神社(松木平)
11日(土) 大山神社(中野)
13日(月) 和徳熊野宮(松ヶ枝)、熊野宮(浜の町、福村)、三岳神社(三岳町)
14日(火) 八幡宮(石川、清水森)、熊野奥照宮(田町)
15日(水) 大沢神楽(大沢)、榎神社(元寺町)
18日(土) 貴船神社(取上)
20日(月) 高野山・法光院(城東)
27日(月) 広野神社 宵宮(小沢)
28日(火) 広野神社 大祭(小沢)
30日(木) 賀田夏祭り(岩木町賀田)、稲荷神社(新寺町、紺屋町)
31日(金) 賀田夏祭り(岩木町賀田)、八幡宮(八幡町)
8月2日(日) 乳井神社 宵宮(乳井)
3日(月) 乳井神社 大祭(乳井)、最勝院・八坂神社(銅屋町)
4日(火) 熊野宮(茜町)
12日(水) 茂森門前(茂森町)→お盆時期に合わせた出店。13日も同じ。
13日(木) 茂森門前(茂森町)、愛宕神社(岩木町駒越、岩木町植田)
17日(月) 清水観音(桜庭)、小栗山神社(小栗山)
18日(火) 高杉加茂神社(高杉)
21日(金) 石川送り盆(石川)
29日(土) 大石神社(大森)
9月18日(金) 岩木山神社 宵宮(百沢)
19日(土) 岩木山神社 大祭(百沢)
10月7日(水) 赤倉神社(種市)
10日(土) 稲荷神社(五代)

出典:弘前市まちなか情報センター

ちなみにこれ以外にも夜店祭りが行われたり、今月20日には、ここ数年毎年のイベントとして定着しつつある「古都ひろさき花火の集い」が開催されます。

困った500円硬貨

先日、青森駅の自動券売機で特急券を購入した際、お釣りとして見慣れぬ硬貨が出てきた。

一瞬偽造硬貨か!?と思ったら、ちゃんと「日本国五百円」の文字。そりゃそうだわ、JRの自動券売機から出てきたお釣りが偽造硬貨だったら、ちょっとした騒ぎになるよな。
で、家に帰って調べたら、僕の財布に収まったこの500円玉は、ちょうど去年の今頃発行された「日本ブラジル交流年及び日本人ブラジル移住100周年記念貨幣」だという。

しかもこの硬貨、発行直前になって著作権の問題で図柄の差し替えがあったりと、発行に至るまでに紆余曲折のあった、ちょっといわく付きの硬貨であるらしい。

この類の硬貨は普段当たり前に見慣れている500円硬貨とは明らかに違うため、正直お店で使うのも憚られる。まず間違いなく懐疑の目で見られ、「いや、これはあの、その、日本とブラジルの交流が始まって、えと、その、去年6月に発行された記念硬貨なんです」と説明しなければならないことだろう。ああ、ややこしい!!
そういえばあの2,000円札も、最初の頃は見慣れず使いにくい札だと思い、財布に収まったら、できるだけすぐ使うようにしていたが、あちらの方は普通に流通しているはずなのに、ここ数年僕の財布に収まった記憶がない。いったいどこに行ってしまったのだろうか。

それはともかく、何故自動券売機のお釣りからこんな硬貨が出てきたのだろう。誰かが投入した、ということなのだろうか。未だ試してはいないのだけれど、恐らくこの硬貨を同じ自動券売機に投入しても、ひょっとしたら通常の硬貨は認識せずに戻ってくるのではないのだろうか(ただ、重さも大きさもほぼ一緒らしいので、意外と大丈夫かも)。

もはや誰かの手から、自動券売機という雑多な中をくぐり抜けてきたこの硬貨を大事に保管したところで、その価値はおそらく永遠に500円のままだろう。
正直言って、一刻も早くこの硬貨を自分の手元からなくしたいのだが、なかなかそのきっかけがなく、ある意味財布の肥やしのようになっている。

まあでも折角なので、特急で帰宅しなければならない機会があったら、是非この硬貨で特急券を購入してみようと思う。